
講習4日目。いよいよ最終日。4日は長いッス。( ´△`)アァ-
朝一の話だと午前中練習して午後一で実技試験との事。
オットォ!(・o・ノ)ノ 早く帰れるノカ?
と、ミンナ期待ムンムン。(笑)
昨日までのペースだと午前中だけでも3回は乗車可能。
な、ハズだった。(;^_^A アセアセ・・・
イザ蓋を開けてみると、補巻きの自由降下、補巻きの動力巻上げ、
補巻きの動力巻下げ、ジブの起・伏、フロントフレームの起・伏
なんぞの説明と操作が入ったもんだから各人2回ずつの乗車に
とどまった。
で、昨日までの課題だったケリーバ押下げ装置(スラスト)の
操作ですが本日は難無くクリア。
と、言うのも掘削位置に水を注入して軟化させてあったんで多少操作が遅れてもドリリングバケットが自重で
潜ってくれた為と思う。ナイスフォロー>○○教官
で、実技試験はと言うと、やらかしましたヨ。(>_<;)
旋回前に警笛を鳴らしてから旋回するのですが、警笛ピッの後の旋回がぎこちない。ハテ?
と思っていると、周りからアドバイスが!何と、無意識に両手でボタンを押してしまったらしく旋回ブレーキが
掛かってしまっていたのでした。(T▽T)アハハ!(因みにこの機体は右手側が警笛、左手側が旋回ブレーキ)
自分的にはミスらしいミスはコレ位だったと思う。(⌒^⌒)b
約1時間で7人の実技試験が終了~。これから作業装置の分解(切離し)をしても30分で終わるじゃん!
分解は受講生の希望者1名が教官の指示のもとで行った。
さァ、修了証をオクレ!さあさあ!と期待して居たらそうは問屋がオロサナカッタ。(ドテ
どうやら、最後に実技試験をやると暗くなってしまうから先にやった模様。ちぇ。
最後の課題は何と!4x4インチ、全長約1mの角材を垂直に立て(打込んでいないので脇から押すと倒れる)
ソコに長さ約5m、内径約400mmのパイプを上から吊るして被せると言うモノだった。
モチロン中に立っている角材を倒すとアウチ。(つまり、振れ幅150mm以内に抑えなければならない)
12m3段ブームでそんなサーカスみたいなコト出来るワケ無いジャン!
と、思うが、1人目クリア、2人目クリアと続き、全員一発で出来てしまったヨ、スゲー。
若しかしたらアタシも5t以上のクレーン運転士免許取れるかも?
そんなこんなで、修了証を受取ったのは午後4時半なのでした。ガクッ。
本日の受験者数7名。合格者7名。合格率100%。
~以下実技試験の覚え書き~
機体はKATO KE1200、掘削深さ35m、掘削径700~1,500mm

エンジン回転ローアイドル、ドリリングバケットが地上に降ろされた状態でスタート。
01.機体の油漏れ・水漏れを確認しつつ、周囲の安全確認しつつ機体の周りを一周
02.乗車し、安全レバー解除、乗降遮断装置(兼肘掛)を前に倒し、エンジンスロットルレバーをハイアイドルにする
03.ドリリングバケットを地上2,000mm位まで巻上げ、旋回ロックレバー解除、警笛を一発鳴らし、左180°旋回、旋回ロックレバーをロックする
04.駐車時用のドリリングバケット受け台(木製)を避けられる高さまでドリリングバケットを巻下げる
05.予め埋め込んであるケーシング(掘削ガイド)の中心へ向かって前進(旋回前が正方向なのでレバー操作は後退)
06.地上約100mmまでドリリングバケットを巻下げ、ケーシング中心とドリリングバケット中心が合う位置まで走行操作で微調整(旋回で位置合わせは行わない)
07.地上までドリリングバケットを巻下げ、ペダル操作でドリリングバケットを正転させ、フートスロットルを全開まで踏み込む
08.ドリリングバケットの揺れが収まるまで待ったら、後ろに振り返り、シーブ(滑車)の回転を見ながら50mmほどドリリングバケットを巻下げる
09.ドリリングバケットの半分位の深さまではドリリングバケット+ケリーバの自重で掘削。
巻下げ時はシーブの動きに注意!
シーブがカクンと後ろに倒れるとワイヤロープを緩め過ぎ(巻下げ過ぎ)なので速やかに巻下げを止める事。
巻下げ停止が遅れるとワイヤーロープが遊んでしまってブームを叩くので音でバレる(;^_^A
因みに、そのまま巻下げ続けるとワイヤロープが乱巻きになってしまうので怒られるゾと
10.ドリリングバケットの半分位の深さまで潜ったら、50mmずつの巻下げ操作にスラスタ(ケリーバ押下げ機構)下降操作をプラスする
操作は巻下げ(右手レバー)し、シーブが後ろに倒れたら直ぐに中立に戻し、間髪入れずにスラスタ下降(左手レバー)、シーブが前に倒れたら直ぐに中立に戻す
11.ドリリングバケットが完全に地中に隠れるか、スラスタが下降端に達するかの何れかの深さに達したら正転させたまま試験官の合図を待つ
12.合図を確認し、フートスロットルを戻し、ドリリングバケットを2回転ほど逆転させ、底蓋開閉レバーが外側の位置で回転を停止させる
13.ドリリングバケットの底蓋を開けて排土出来る高さまで巻き上げる
14.作業補助者に底蓋開閉レバーを引いて貰って排土し、ドリリングバケットに付いた泥をスコップで落として貰う(底蓋開閉ラッチ穴を特に念入りに)
15.旋回ロックレバー解除、警笛を一発鳴らし、30°右旋回後、ドリリングバケットの底蓋開閉ラッチが掛かるまで巻下げる
この時も巻下げ過ぎるとワイヤロープが乱巻きになってしまうので怒られるゾと
16.底蓋開閉ラッチが掛かったらすかさず地上2,000mm位まで巻上げる
17.警笛を一発鳴らし、60°右旋回後、旋回ロックレバーをロックする
18.ドリリングバケットを地上100mm位まで巻下げる
19.予め埋め込んであるケーシング(掘削ガイド)の中心へ向かって前進(旋回前が逆方向なのでレバー操作は前進)
20.ケーシング中心とドリリングバケット中心が合う位置まで走行操作で微調整(旋回で位置合わせは行わない)
21.ドリリングバケットを巻下げて地上に下ろす(ケリーバとドリリングバケットを接続しているピンと穴の遊び具合で着地が判る)
この時も巻下げ過ぎるとワイヤロープが乱巻きになってしまうので怒られるゾと
22.エンジンスロットルレバーをローアイドルにし、乗降遮断装置(兼肘掛)を後ろに倒し、安全レバーをロックする
23.降車して終了。(飛び降りたら減点は言うまでも無い)
資格概要
・
車両系建設機械運転者
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