トヨタ博物館
投稿日 : 2007年05月01日
1
かねてより行ってみたかったトヨタ博物館を
訪問して参りました。
ここはトヨタの車だけが並べられているのでは無く
自動車の歴史そのものを学ぶことのできる
とても意義深く重要な施設だと考えます。
入り口を入るとまず出迎えてくれるのは・・・
トヨダAA型乗用車(1936年・日)
トヨタ自動車初の生産型乗用車です。
車名が「トヨダ」と濁るところがポイントです。
ちなみに現存する個体は一台もなく、
これはレプリカだそうです。
2
ベンツ パテント モトールヴァーゲン(1886年・独)
一般的に、ガソリン自動車の第一号と言われている一台です。
子供のころ、自動車の歴史本を読んで覚えました。
ちなみにこれもレプリカです。
3
フォード モデルT(1909年・米)
ご存知T型フォードです。
T型と言うと黒一色なイメージがありますが、
当初、流れ作業生産が導入される以前は
このようにカラーバリエーションが存在しました。
その後、生産効率を上げるために、最も塗料の乾燥時間が
短かった黒一色に統一されたそうです。
ちなみにモデル末期になると商品性向上のために、
再びカラーバリエーションが復活したそうです。
4
T型フォード シャシー
なんとフィットも真っ青のセンタータンクレイアウトです(笑)
ギアボックスは前進2段の遊星歯車式で、
当時としてはかなり運転しやすかったそうです。
極めてシンプルで、自動車の構造を勉強するには
向いているかもしれませんね。
5
ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト(1910年・英)
T型フォードと同時代、T型の正反対の位置に存在した車が
このシルバーゴーストです。
ロールスロイスは当時から絢爛豪華な超高級車でした。
幽霊のように静かでスムーズに走ることから
この名がついたそうな。
6
パッカード トゥエルブ(1939年・米)
F・ルーズヴェルト大統領専用車
戦前の高性能車の代名詞、パッカード。
これはフランクリン・ルーズヴェルト大統領が選んだ一台です。
華やかなスタイルながらも防弾ガラスを装備していました。
7
トヨタ7(1969年・日)
時代は一気に飛びまして、オイルショック以前の
国内モータースポーツの花形、トヨタ7。
日産のR38シリーズと真っ向から戦いました。
本来はここに展示されているのは、幻のターボ7だった
のですが、なぜかこの日はNAの7が展示されていました。
ターボ7はどこへ?
見たかったので実に残念です・・・orz
8
トヨタ博物館は本当に盛りだくさんの内容で
時間の経つのを忘れさせます。
実際、私も4時間ほどいました(^_^;)
車に興味のある方は是非一度足を運ぶことを
オススメします。
トヨタ博物館
愛知県長久手町大字長湫字横道41-100
0561-63-5155
http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html
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