
ボルボ240セダン
半年で手放してしまったことを
今も後悔しています。
さて。
早いもので今年も残すところあと1ヶ月。
年齢を重ねるたびに、時が早く過ぎていく気がしてなりません。
1日が、1週間が、1ヶ月が
そして1年が物凄く早く感じます。
うかうかしてると、気づいたらお正月が終わっていそうw
下手すると、もういくつ寝てもお正月がこなくなってしまうのかもww
1年のうちで、12月の1〜2週目位が実は好きです。
「もうすぐクリスマスだね」と言っていられる12月初旬。
なんとなく周りが意味もなくウキウキしていて
それでいて坊主も小忙しく走るほどの、ド年末の師走でもない。
クリスマスが過ぎてしまうと、掃除や仕事納め、年内の支払い・・・
あ〜ゆっくりしたいーと何とか乗り切って、それで
30日や31日なんて酒飲んでボ〜っと孤独のグルメスペシャル見てると
「もう正月来ちゃうよ」と、なんだか悲しくなる。
だから、なんとなく浮かれていて、なんとなくちょとだけ忙しい
12月の今ごろが僕は好きなんです。
今年のクルマのおもひでといえば
20年前に憧れたクルマ、ボクスターをお迎えしたこと。
東京在住のこの子を譲り受け、土砂降りの中央道を
大型トラックに見舞われる盛大な水しぶきに恐怖しながらも
憧れたボクスターのハンドルを握っている。
間違いなくニヤけながら運転していた。
閉じた幌屋根の狭い車内に
ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべたオッサンがハンドル握っている。
誰か見てたら、その気色悪い光景にきっとドン引きですww
乗ってきたクルマにはそれぞれの思い出があるものです。
先日書きましたプジョー306カブリオレは、オープンカーの
楽しさと爽快さと、雨漏りの不快感まで全てが良い思い出となりました。
もう一台、忘れられない思い出のクルマがあります。
ボルボ940GLE
初めてのワゴン車がボルボでした。
この車に乗ると全てがおおらかになりました。
運転感覚は「ぬもぉ〜」とした感じ。全く速く走れませんが
高速道路を走ると、それこそクジラに乗っているような
(当然クジラには乗ったことはありませんが)安心感と安定感。
どこまでも走っていけるような錯覚すら覚えました。
この子の思い出で強烈なものがあります。
長距離移動の仕事から帰って、自宅の車庫に車を入れた時のこと。
なんかエンジンからシューシューと音がするなと思い
ボンネットを開けてラジエターに繋がるアッパーホースを触った瞬間
「ばしゅん!!」
軽快な破裂音とともにラジエターのアッパータンクの根本がはじき割れて
ホースが吹き飛び外れてしまいました。
家に到着して車庫入れして10分も経っていません。
これが出先の知らない場所だったら・・・
これが高速道路の走行中だったら・・・
壊れてしまったのは悲しかったのですが
なぜかこの時は
「ありがとう、ボルボちゃん」
でした。
ただ、この爆発事件を目の当たりにした妻と娘たちは
この日以来ボルボに乗りたがらないばかりか
パパの車は『ボロボ』
と、不名誉な称号を冠せられることとなってしまいました。
中古で購入して3回目の車検を迎えた時に
妻のクルマの買い替え資金の足しにするため売却しましたが
あの「ぬもぉ〜」とした心地良い乗り味は今も忘れられません。
最近はめっきり街で見かけなくなった940ワゴンですが
たまに見かけると、思わず目で追ってしまします。
大切にしてもらえてるかな、うちの子。
Posted at 2023/12/02 16:12:37 | |
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