
欧州各ブランドが熱い期待を寄せる4ドアクーペ。ドイツプレミアム勢のそれを比較した。
BMW 6シリーズ グランクーペ
640i グランクーペ_RHD(AT_3.0)
9点
メルセデス・ベンツ CLSクラス
CLS350 ブルーエフィシェンシー_RHD(AT_3.5)
8点
アウディ A7 スポーツバック
スポーツバック 3.0 TFSI クワトロ_RHD_4WD(AT_3.0)
9点
今が旬の3台の比較だ。
端的に言って、スペックや装備は似ているのだから、好みの問題になってしまうとおもう。
スペック・装備が似ている中で、
あえて甲乙を付けようとして思いつくのは、デザイン(⇒極めて主観的ですね)とコストパフォーマンスだろうか。いずれも、エントリーグレードで比較すれば・・・
BMW:デザインは一番長く、低い。実車は美しいとおもうが、フロントフェイスにしても2ドアの6シリーズの流れを汲んでいて、目新しさがない。一方で、一番価格は高いが、スペックも環境性能(燃費)も一番優れている。
メルセデス:メルセデスファミリーの中で大胆なデザインで、かつ、前モデルを意識しながら新しいデザインをまとっているとおもう。ぎらついたイメージを醸しているが、いかにもなスリーポインテッドスターが私は苦手だ。価格的にはBMWとアウディのちょうど中間(±50万円)だが、2車に比べると性能的には中庸的だ。でも、一番軽いので燃費は良いかもしれない。
アウディ:アウディは内外装含めてデザインの統一性を持たせすぎの嫌いがあるが、実車は存在感があってドイツデザインの美しさを感じる。でも、2車に比較して意表をつかれることがないデザイン。価格は879万円。おなじみの4輪駆動のクワトロで、エンジンもSC過給でトルクがあるから、お得度は高い。売れるカテゴリーはないものの、日本市場におけるアウディの戦略がうかがえる。
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上記の理由から、まったくもって私自身の好みを反映しての採点。ただ、私の愛車のジャガーXJや、マセラティのクワトロポルと比して、ドイツ勢はパッションや個性があまりない3車だとおもう。ブランド力やリセール、商品性を含めて間違いはないけど、このカテゴリーの車なのだから、もっと挑戦をして欲しいと感じる。
◆なので補記(笑) ※いずれもエントリーグレードで
・ジャガーXJ ・・・ 10点
・マセラティクワトロポルテ ・・・ 10点
・ポルシェパナメーラ ・・・ 8点
この文章は
100万人のクルマ選びについて書かれています
Posted at 2012/06/20 21:37:54 | |
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