「中央道笹子トンネル崩落」のニュース速報を聞いた時には、トンネルが山に押しつぶされた情景をイメージして「まさか高速道路のトンネルが・・・」とビックリ仰天。
高速道路の設計基準やトンネルという構造物の特性から考えると、なまじ土木技術に携っている者だけに「あり得ない」と考えたから。
もっとも、過去を振り返るとこんな悲惨なトンネル崩壊事故もあった。
1996年2月10日土曜日朝8時頃、豊浜トンネル(北海道 国道229号線 古平-余市の中間地点)の上部岩石が大崩落し、トンネルを入口から44mにわたって押しつぶし、20名が亡くなった。
今回は、トンネルの崩落ではなくて、天上板の落下だったものの、9名もの尊い命が奪われた。
ご冥福をお祈りします。
物は適切な点検がされないと老朽劣化を見逃してしまうし、寿命を縮めてしまう。
私たちが日々使っている道路では、橋、擁壁、水路など鉄筋コンクリート構造物が危ない。
無駄な公共事業はいらないけど、生活の安全に必要不可欠なインフラについては、しっかりと管理してもらわないと安心して車も乗れない日が来てしまう。
道路管理者様江
しっかり頼みますよ。
Posted at 2012/12/09 07:01:15 | |
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