またもや R140 を南へ戻ること 10分、今日の本命(の看板)が見えてきました。
この辺りにある和銅山では精錬のいらない自然銅がとれて、それが通貨にも使われた土地。
そう、ここは日本の流通貨幣発祥の地なのです。
てなことで、今日の本命スポットは和銅遺跡。
R140 から細い道を東へ入る。
でそこから山側へ遺跡に向かって道を登っていくはずなんだが、なぜか警備員のオッチャンが立っていて足止め。
訊くとこの先は工事中で通行止めだとか…
またですか orz
和銅遺跡まで行きたいんだけどダメ? とメゲずに訊くと、その先が通行止めらしく、折り返してくるなら OK らしい、やたっ! ココがダメだと、今日はいったい何をしにきたのか判らなくなっちまう(^^;
一応確認がとれたのでひと安心、これで採掘跡はちょっと後回しにして、まずは目の前の聖神社からいってみましょ。
まっすぐ伸びる石段を上っていくと白い鳥居とその向こうに紅い社殿、そしてデカイ和同開珎。
ここは和銅元年(西暦708年)和銅の献上を喜ばれた朝廷によって建てられた神社。当時の本殿は隣のちっさな社らしいが、やはり目を惹くのは本殿脇の和同開珎ですね。まぁ普通の神社ですからせいぜい 5分程度で終了、他にも境内には和銅鉱物館なんて名の小屋っぽいものがありますが、あいにく閉まっていて見れない。コッチの方が面白そうなんだけどなぁ。
しゃーない、改めて遺跡へ出発。
進んでいきますが、道は予想以上に狭い。
舗装はされているが道幅 = 車幅な農道でみごと対向車にバッタリ、おかげで坂道をバック、コッチが登りで良かった(^^; そこをクリアするとちょっと開けた畑に出くわし、その脇の申し訳程度のちっちゃい看板に和銅遺跡の文字。へっ! ドコ?
ちなみに 90m 上に駐車場とあるので、不信感イッパイながらものぼると。
道路脇に砂利の路側帯、ここかぁ? こういう時全長の短い車は助かるなぁ、と(笑
結局歩いて看板まで戻ると、森に向かって埋もれしまいそうな一本の寂しい道が続いてる。ちょっと躊躇われるぞーココ、と思いつつも行かずばなるまい。途中、なぜか木々にぶら下がってる川柳を読み読み、
草ヒロのセルボを発見! などと気持ちを励ましながら、薄暗い木立の中を粛々と。あと 130m がいやに遠いなあと心配になった頃に、さっき見たようなデカイものが眼前に。
ふぅ到着、ここが銅の露天掘り跡か。
てっきり穴があいてるもんだと思っていたが、山の斜面だったんですね。木々に覆われていて、看板がないとタダの斜面、正直あまり感慨湧かんなぁ(^^; それよりも清々しいとはいいにくい、この木立から脱出したい気持ちでイッパイ(笑 これで一応目的は達したし、サクサク立ち去りましょう。
う~ん、今日はなんだかイマイチ続きだなぁ… ま、こういう日もあるでしょう(笑
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和銅遺跡
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ふらり | 日記
Posted at
2008/11/07 17:52:01