飛鳥山三番勝負のラストは、いちばん北側の紙の博物館。
本命が残ったわけですが、さてさて。
■今日の出費:\320
(大人・小人 各1、3巻共通券 /3)/累計 \1,520
他の 2館と比べて小振りな扉をくぐると、そこは建物の割に小振りなエントランスホールと壁を使ったミュージアムショップ、そして模型やパーツなどを展示した資料展示室。
うむむ、まさかコレだけってことは…
受付で入館チケットを渡すと、
「ちょうどこれから紙すき体験がありますが、されますか?」
ときた。よっしゃあ、これですよコレ、料金も入館料コミコミなので安心、即整理券を受け取ってコゾウと二人 1F(というか地下というイメージの)講堂へ。
辿り着くと、折りたたみテーブルの上にズラーッと紙すきの道具たちが並んでる。
と、待つ程のこともなく始まりの時間となり、まずは簡単な解説から。
作業自体は、紙の繊維を水に溶かしたものを透かしの入った型に流し込み、後は水分を 濾す → 押し出す → アイロンで強制乾燥、最後に郵便番号枠のスタンプで完成と、ものの 5分もあれば OK な簡単さ。
そしてこの和紙ハガキ作り体験の元になってる紙が、最近回収が盛んな牛乳パック。
なんでもあのパックに使われている紙は、繊維が長い針葉樹を使用していてこういう和紙制作にはピッタリの高級品なんだとか。前の仕事は紙とは切っても切れない内容でしたが、さすがにこんなパッケージはやったことがなかったので、洋紙とは比べモンにならん…程度しか知らなかったんですが、そうですか、コレなら家庭でも出来そうな雰囲気。
蘊蓄もソコソコに紙作りスタートですが、見た目通りホントにカンタン。
一部機械(プレス)がないと即席制作には辛いところもありますが、天日干しでのんびりとならウチでも出来そうです。体験自体も指導がボランティアのオッチャンたちだからかフランクなもので、2回 3回繰り返しも OK、嫁のお土産ということで計 3枚作らせてもらいました(^^
体験の後は残りの 3~4F の展示を閲覧、 「紙と神」の企画展示も興味深く、本日の最後を飾るに相応しいなかなかナイスな博物館でした(^^
■フォトギャラリー
博物館展示 /
紙すき体験
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Jr とふらり | 日記
Posted at
2009/02/07 18:41:11