
石切といわれると、関西出身のヲッサンは東大阪を思い浮かべるが、関東でも大谷石や稲田石など多くの種類を産出してることもあって、地名にも石切がある。
前々から行ってみたいと思ってたそんな今回の訪問地は「石切山脈」と御大層な名前がついていて、てっきり地域の呼び名かと思ってたんだが、道路標示にも表記があるので、勝手につけた名前じゃないんだ… と変なとこで感心 (^^;
とか思ってるうちに到着。
近所には昔訪れた
(旧)石の百年館があったが、そちらは
JR稲田駅脇に移設されていて、元あった場所は緑に還っていた。対する石切山脈は資料館ではなく、自社の採掘施設を見学させてくれる要予約のツアー。マイナーだし、いつでも行けるだろうと思ってたら、全然枠が空いてない。予約したのは 10日前だが、それでも今月は今日の 13:30〜 の1名しか空いてなかった。なにげに人気なんだ。
ちな 1回のツアー人数は、ラウンドするミニバン乗車可能人数 = 最大 6名となっていて、そら枠埋まっちゃうわな。
スタート前に簡単な説明を受け、ヘルメットを装着し、いざ出陣。
今日は操業してるということなので、作業風景や運送のダンプなんかも見れるかも… 期待しながら、殺風景な敷地内をゆっくり進んでいく。
道はついてるもののオフロードだし結構凸凹で、スピードを上げると揺れるどころか喋ってたら舌を噛みそうなぐらい。そんな中でもガイド役のオニーサンは、流暢に説明を続けながらスルスルと運転。ちゃんと揺れるところでは先にお知らせもしてくれて、乗ってて安心 (^^
そこからは、頂上付近からの全容風景、更に奥の現行石切場付近、そして最後には戻って水溜り近くまで降りての見学。そう、水溜り。巷では地図にない湖と言われてるらしいんだが、結構広いし水質も良さげ(湧き水らしい)。もう湖に認定してもイイんじゃない、というほどきれい。周りの切り出された石壁とも相まって、ゲームのアポカリプス風味で、他では見れない風景に結構カンドーできる。
てな感じで、あっという間の 1時間だった。
興味ない人には退屈かもしれないツアーだけど、実は風景以外にもガイドのオニーサンの話 (情報) がなにげに濃くて、そっちのほうが興味深い、と言えるかもしれない。
何度も訪れる、という先じゃないけれど、一度は行ってみてもいいかもね。
■フォトギャラリー
石切山脈 /
前山採石場(地図にない湖) /
奥山採石場
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ふらり | 日記
Posted at
2025/03/02 13:29:06