さて、今日の本命はどうかと。
そう、コゾウの本命は公園ですが、ヲッサン的にはココ(笑
■今日の出費:\400(入館料 大人・小人 各1)
ところは 21世紀の森と広場内にある松戸市立博物館。
なんだ、市立の博物館かいな、と侮るなかれ。ここには他ではなかなか見られない展示があるんですぞ(笑
展示スペースは基本 1フロアと、まあよくある地方の市立博物館ペース。
でもって、常設展も旧石器時代から現代へと続く地域を主体とした歴史博物展開。企画展も「シルクロード関係コレクション展示」と銘打たれているが、パキスタンの青銅扉が 1点置かれてるだけ。これのどこが? という内容でしょうが、ポイントは常設展示スペースの最深部、そこには…
団地(^^;
そう、なんだかもう教科書内の言葉になってしまった、高度成長期を支えたモダーンな住宅スペース「団地」の 1/1 の展示でございます。
わずか 2DK の空間に昭和の香りをイッパイ詰め込んだココに足を踏み入れた瞬間、Ar 50 年代の方達ならきっと涙するはず(爆
今なら 2人が座るのもやっとなダイニングテーブルに詰め込まれた 4脚の椅子、キッチン上の戸棚にポツンと置かれている「ハイ・ミー」、狭いリビングの入り口にさりげなく置かれているレースをしかれた黒電話… そうそう、こういう生活空間だったよ。並んでいるものも当時のリアルが並んでいて、そのちょっとした雑然さに生活感も漂う。
ヲッサンは一気にタイムスリップでしたが、横のコゾウはもちろんのことながら、ふーん、ですわな(^^;
そんな中、黒電話をみて、「これ何?」ときやがった。
「電話やがな」
「どうやって使うの?」
「受話器をあげて、このダイヤルを電話番号順にジーコジーコと回すんや」
ジーコ…
「ほら、ストッパーに指があたったら、ダイヤルから手を外すっ!」
はあ、この数十年の技術革新というより、パラダイムシフトが恐ろしい。
誰にでも使えるはずと思っていたダイヤル式につまずく人類が生まれていようとは(爆
とまあ、郷愁に浸る以外にも世代のギャップを実体験出来るレアな展示でしょ。ちなみに一番印象に残ったのは、石けんの TVCM ですって(^^;
■フォトギャラリー
常設展篇 /
団地篇
Posted at 2010/02/27 09:27:00 | |
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Jr とふらり | 日記