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散歩がてらに改めて…　と書いてから
（初詣とかでは来てるものの）早 10年(^^;
当時はまさか東京に移るとは想像だにしてなかったし
いつでも行ける = 全然行かない に見事にハマって
結局今回、わざわざ出かける、になっちまった（笑

そうは言いつつ、奈良公園が目的だったワケではなくて、近くに来たから久しぶりに寄ってみるか、という次第。
ただ、もう 16時をまわってるので、そんなにプラプラするわけにはいかず…
これが燈花会の時期なら、迷わず延長戦なんだがね（笑

奈良公園はこれまで東大寺やら二月堂・若草山のある北側方面〜春日大社あたりに行った記憶しか無いんで、まだこの時間でも結構暑いこともあるし、興福寺〜猿沢池界隈といった南側の近場を歩いてみることに。
まずは手近な興福寺ですが、残念ながら国宝館が工事中のため、というか もう拝観時間も終了なのでどっちみち無理 → 今回はスルー。一瞬このまま春日大社までいくか？ ってのがよぎったものの、正直 荷物しょってジャケット来たまま約 30分の道行きは汗だく必須でツラい(^^;
結局当初の予定通り、浮見堂辺りで折り返し、という感じで。

奈良国立博物館の南側を進んで、今は緑が敷き詰められた梅園を抜け、結構急に下る石畳を進むと、鷺池 & 浮見堂に到着。
さっきまでの外国人観光客 & 鹿の群れはすっかりナリをひそめ、ひっそりと静かに佇む空気に、ああ、奈良に来たなあ…　って実感が湧く。同じ古都とはいえ京都はひと気のある雅な明るさがあるが、奈良は純朴な昼下がり〜夕暮れ時が妙に馴染む。
辺りにはほとんど人影もなく、静かな雰囲気を独り占め出来るってのは、東京に住んでみるといかに贅沢かってのがよく判る。まあ東京っちゃ昼間人口が国民の 1/10いるんだから、人が居合わせない空間ってのは難しいわなあ。

しばらく浮見堂で池を眺めながら汗が引くのを待って、ぼちぼち帰路へ。
奈良ホテルを横目に見ながら江戸三を抜け、三条通から猿沢池まで、ノンビリと歩き。
ゆっくり歩いたつもりだったが、風がないのでこの程度を歩くだけで、またもやじんわり汗が。
アカンなー　もうちょっとブラつこうかと思ってましたが、ベタベタして気持ち悪い(^^;
てことで残念ながら、今回も中途半端に終了。まあ 公園貸し切り気分も味わえたし良かったかな。

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