Vision42のブログ一覧

こんなところに行ってきました。
弁護士と面会、相談。
例の変なバアサンがギャーギャーわめいている件で、
一応こちらも自己防衛としてきちんと対策しておこうと。

保険でカバーできなかった車の損害その他について
民事で損害賠償請求訴訟を起こす事も可能だそうで。
弁護士さんは勝算はあると言っていたけど、
つくづく争いごとは自分の性には合わない気がする。

なんだか物思いに沈んでしまったので、会館の近所にある京都御苑を散歩してみました。
記録用のコンデジで適当に撮影しました。

　
沈んだ気持ちの私を出迎えてくれたのは、桜、桜、桜。。
綺麗すぎて・・・ほとんど泣きそうになりました。

　
遠くには緑の大文字山。近くには純白の枝垂れ桜。圧巻です。

　
何も言う事はありません。何もかもが美しい・・・

　
雀にも癒され・・・
美しいもの、楽しいものに巡り合う事に喜びを見いだしたい。
それが私のやり方だったはず。
わざわざ自分の心を争いの気持ちで満たす必要はないだろう。

結論は出た。明日、弁護士に断りの電話を入れよう。

みんカラお友達のMX5さんにご紹介いただいたドライブレコーダーが、かなり私の理想に近い製品のようである（MX5さん、多謝！）。INBYTE社に電話で問い合わせ、個人的に気になっているポイントをずばり質問してみたところ、納得できる回答をもらえたので、購入を検討しはじめている。

前後2カメラのドライブレコーダー EagleView KBB-003というものだが、どうやら海外製品のOEMらしい。本体やソフト操作画面から判断するとGOST Carpa-120（＄349.99）とほぼ同一と考えて良いだろう。

詳しくは製品ページを見てもらうとして、私が注目した点を挙げる。

■良い点
・常時録画出来る事（これは絶対条件）。
・ファイル間の継ぎ目で空白時間が生じない・・・らしい。（←これ重要ポイントね）
　（メーカーに電話確認済みだが、本当かどうかは使ってみないと分からない。）
・前後２画面同時録画。しかもビューワーソフト上で同時再生可能。
・130万画素CMOSでVGAサイズ、20fpsでの比較的高画質の録画が可能。
・独立したスイッチで音声記録のオン・オフが出来る。
・GPSログをとることができる。
・GPSログと同期させて記録・再生が可能。
・走行速度も継時的に記録される。
・GPS情報に基づいてGoogleマップ上に自車位置を表示させることが出来る。
・常時電源に接続すれば、駐車中に監視カメラとして機能させる事が出来る（これは素晴らしい）。しかも車のバッテリー電圧が降下すると自動的に電源オフとなる安全設計。

一見良い事づくめのように見えるが、当然ながら欠点はある。

■悪い点
・でかい、高い（約５諭吉）。
・赤外線ライトがあるにもかかわらず夜間の車内撮影は真っ暗でほぼ全滅らしい（楽天市場レビューより）。まあ必要のない機能なので別にいいんだけど。
・後方撮影用のリアカメラを設置できない（個人的にはこっちの方が必要なので大きく減点）。
・GPS測位が出来ない状況（イグニッションオン直後、トンネルなど）ではデータが途切れ、測位や時刻情報が目茶苦茶になった動画ファイルが生成される（カーナビのような自律航法システムがないから当然か）。
・GPS信号を受信したとか出来なかったとか、音声ガイダンスの声がいちいちウルサイ（笑）。これは内蔵スピーカーのボリュームを下げれば良い事なのでどうでも良い。
・ビューワーソフトがWinXP, Vistaでしか動かない。Win7は対応予定。Macは永久に未対応だが、Parallels Desktopを使ってMac上でWinXPを走らせている私には問題なし。

他にも探せばアラは見つかるだろうが、現時点では致命的欠陥や大きな不満のないドライブレコーダーといえる。ファイル継ぎ目の空白が生じないというメーカーの説明が本当なら、購入してもよいと考えている。値段については機能を考えれば妥当だと思う。こういうのは保険と同じだからケチると取り返しがつかなくなる。楽天やアマゾンでも買えるが、製造元のダイレクト通販で買った方がアフターも安心な気がする。売価もそんなに大きく違わない。

みんカラでは少数派だが、すでにこの製品を使っているメンバーもおられるようだ。これからボツボツレビューも増えてくるだろう。

さて人柱購入してレビューするかどうか・・・

万が一の事故に遭遇したときの備えとして（私はすでにその「万が一」に遭遇してしまったが）、最大限の自己防衛の材料として客観的データは重要。今回の事故で私に過失がなかった事を証明してくれたのは、ポータブルナビの走行軌跡表示機能とGPSログ情報だった。（GPSログはナビ本体メモリーにPCから直接アクセスして取り出したが、普通の使用法ではないので万人に推奨は出来ない。）

ドライブレコーダーも有効だと思うが、現時点では映像と同時にGPS情報も記録できるものはごく少数だ。また、常時録画モデルのものでも、ファイルを数分ごとのこま切れで保存するものがほとんどで、ファイルの切れ目で数秒間の空白が生じてしまうという致命的な商品も意外に多い（メーカーはわざわざ致命的欠陥を公表したりしないので、この点だけは購入前に、使用者の感想をネットでしらみつぶしに調べてチェックすべきだ）。

今国内で一番売れているという○○○○miniという商品は、この手の欠陥商品の代表格だ。

こういう商品は絶対に選んではいけない。

たとえ１秒間の空白であっても、その瞬間に肝心の場面が映っていなければ、何の役にも立たないことは明白。商品名とは裏腹に、私はこの商品から決して安心感を得る事は出来ない。事故の確率は万が一。その事故が空白の数秒間に生じてしまう確率はさらに低い。しかし現実には、そのとんでもない低い確率の中で「よりによって」生じてしまうのが事故というものなのだ。

ドライブレコーダーで安心して使えそうなモデルは、私の探した限りではまだ見つからない。しかし日進月歩でモデルチェンジごとに性能は上がっているので、今後もし良いものを発見したら、すぐに購入してインプレをブログで公表したい。

現在のところ手持ちのアイテムで代用品をと考えているが、写真のGPSロケーターが意外に使えそうなので紹介したい。「（株）エンペックス気象計」という聞きなれないメーカーだが、計測器業界では結構有名なメーカーだったりする。このエンペックス製「ポケナビ map21EX」というハンディナビを数年前からアウトドアで使用している。液晶画面に地図表示が出来るのはあくまでオマケで、本来は山中や海上で現在位置のGPSログを記録することに特化したギアである。本体は防塵防滴、氷点下での使用にも耐えるというタフな仕様だ。


衛星捕捉も早く、上空が木々に覆われた森の中でも受信できるという高性能なGPSエンジン（Garmin社製16チャンネル）内蔵。オプションのホルダーを使えば車載も可能。受信性能をさらに上げる超小型外部アンテナも用意されている。以前私はプリメーラワゴンに車載して使っていた。


走行軌跡の表示、このときは２０秒間隔で記録していた。点の密集度合で加減速の状況がよく分かる。


軌跡表示設定画面。距離単位／時間単位の切替えが出来る。距離単位にすれば点の数で移動距離が分かるし、時間単位にすれば加減速の様子が分かる。もちろん１秒単位にすれば瞬間的な運動の変化を細かく測定できる。


わざわざＰＣにログを出力して計算しなくても、この画面で必要な情報は取り出せる。瞬間の時速と最高移動速度まで表示できる。

そう遠くない将来、私が納得できる性能を持ったドラレコが出現するまでは、このポケナビを空からの守護神としてしばらく活用するかな。

今回の事故で、客観的記録の大切さを痛感した。今回はドライブレコーダーも実はちょびっと役に立ったのだが、これもそろそろ旧式。Ｒ３６が来たら新しいドライブレコーダーを装着しようと思っていた。どんなものが良いのか全く分からないので色々調べていたところ、傑作なＨＰを発見した。とにかく文章がオモロすぎ。
まずは「知らんわ、ヴォケ！」の一言に腹を抱えて笑った後、じっくり読んで深〜く考えさせられた。

ドラレコ導入を考えている人、あるいは私のようにすでに装着している人は多いと思うが、まずはこのサイトを読んでから決めた方が良い。今後さらに良い商品が出てくる可能性はあるが、現時点ではまだまだ発展途上。私はあっさり新ドラレコ導入を諦めた。それよりも手持ちのポータブルナビのＧＰＳログの方がよほど役に立つのだから。

前方だけでなく後方や側面も写せる常時記録型、高解像度のドラレコがあれば理想だが、現時点では
「そんなもんないわ、ヴォケ！」

ちゅーことね(-_-ﾒ)。

（※　一応備忘録として、事故をめぐるやり取りを記録するためのブログである。このブログが役に立つような事態にはならないで欲しいものだが、いざというときに経緯の記録があるのとないのとでは、精神的余裕が相当違うだろう。）

全てのナビに付いている機能かどうかは知らないが、私の使っているポータブルナビ SONY NV-U2 は、走行軌跡を記録・表示させる事が出来る。山中で道に迷ったとき、自分が一度通った道かどうかが分かって便利なので、常時ONで軌跡を表示させている。自車位置から金魚のフンのように点と線がつながっていくので、見た目は煩い感じがする。点は一定秒ごとにプロットされるので、点の密集度合から走行スピードを判定する事が可能なのだ。私はよく山中に出かけるので、ナビ地図に表示されないような細い山道に入り込んだとき、この走行軌跡の表示は「道しるべ」としてとても役に立つ。これが今回の事故でまさか役立ってくれるとは思わなかった。

事故車は保険会社が引き取っていったので、すぐに取り外せるものは外して手許に置いてあった。ポータブルナビはボタン一つで取り外せるし、クレードルや配線も簡単に外せる。これがインダッシュナビだったら、データは車の中。もし電気系統が破損していたらそのデータさえとり出せなかったかもしれない。こんな非常事態に、簡単に取り外せ、データもすぐにメモリースティックやＰＣに格納出来るポータブルナビは、考えようによっては最も安全で信頼出来る目撃者なのかもしれない。

解析は簡単だった。単に画面上に軌跡を拡大表示させて実測しても良いし、データをＰＣに書き出しても良い。要するに単位時間ごとの経緯度変化が分かれば速度はすぐに算出できる。事故現場に至るまでの直線で私のパサート・ヴァリアント2.0Tが出していた速度はほぼ定速で、毎秒5.56mであった。時速に換算すると約20km/hである。、この下り坂の直線の後すぐにかなりきついＲの急勾配傾斜があるので、この直線はよほどの異常者でない限り40km/hですら走行に恐怖を感じるだろう。ほとんどのドライバーは法定制限速度60km/hのこの道路を40km/h以下で走らざるを得ないし、慎重なドライバーなら20km/h程度の徐行運転をしていても不思議ではないのだ。

GPSの測位精度は、プラスマイナス30cm以下の誤差である。地図上の軌跡はきわめて正確にセンターラインの左側、すなわち当然ながら左車線を走行していたことを示していた。これで明確になった。

私の車は20km/hの速度で、10%勾配の下りの直線を一定速度で走行しており、私が事故現場を通りすぎる瞬間に相手が側面から飛び出しセンターラインを越えて衝突してきた。しかも衝突前に私が充分な減速を行って完全停止していた事を示すGPSプロットの密集が事故現場直前で認められた。

＜なんだ、これなら私の過失はゼロじゃないか。＞
すぐに私は保険会社に電話をかけ、こう告げた。
「事故前の私の車の走行スピードが約20km/hであり、衝突直前に完全停止していたことを示すGPSデータ提出の用意があります」

担当者は明らかに緊張した声でこう答えた。
「分かりました。すぐに相手方に伝えます。」
その後相手のバアサンからのリアクションはなく、事実上の完全沈黙。

さてどうなりますやら・・・
Ｒ３６の到着を楽しみにしながら、ゆっくり待ちますかね。