
昨晩は知人・友人たちと某浜まで
スノーアタックに行って来ました。
気温が下がっていたので雪質がザラメ状、
これは踏み固まらないので条件は悪いのですが
友人に助けてもらったり助けたりと
自分の車の限界を知ることができます。
単独じゃ絶対行きませんがね。

今回のスノーアタックの主宰は実はソーダファクトリー代表。
しばらく走ってませんでしたので楽しそうですなぁ。

さてここで「スノーアタック講座(初級編)」です。
意外に聞かれることが多いのでまぁ、
僕なりの走り方をと。

何事も起こらなければ踏み固まっていない雪の上を走るとこうなります。
このまま進めればなんてこたないのですが、
踏み固まっていないタイヤが通ってきたところはたいていの場合
ザクザクになるのでうまくトラクションがかからない上に
積雪を押している抵抗がかかります。
それに伴い、フロントデフや足回り等も積雪に対して大きな
抵抗になります。

そこを無理して押し切ろうとするとこうなります。
様々な抵抗によって前に転がれなくなったタイヤは次に
車の自重によって下に向かって掘ります。
固まっていない雪はどんどん掘れてタイヤの後ろ側に溜まり
バックできなくなります。
車高の高いクロカン四駆ではめったになりませんが
乗用車ではこの時点で車体そのものが雪に乗っかって
タイヤが浮いた状態になります。
この場合は他の車に引っ張ってもらうか
それが見込めなければひたすらスコップで抵抗になっている
雪を排除するしかありません。

そこで自車のタイヤ跡を踏み固めるイメージで通ってきた轍を
利用することにしましょう。
まずは前進して積雪の部分を踏むのですがこのときは
段差になっているところにアクセルから足を離して
惰性で「当てる」イメージです。
そうするとタイヤがその箇所を掘り下げたり、
タイヤ後部に雪は溜まらないのでバックできます。
それの繰り返しですね。
この方法ならスノーアタックに対して戦闘力の弱い車でも
そこそこ楽しめますが途中から嫌にもなります(笑)
まぁ、一例ですね。

こちらは豪快なパターンで四輪にチェーンを巻く力技。
外径の大きなタイヤだったりそれを回せるギヤ比やパワー、
もちろん積雪路を見切るだけの経験と運転技術は必要ですが
基本は一緒ですね。
(参考:
CROSS-B ふじくん ランクル73)
まだまだ雪遊びができる季節が続きますので
友人などと出かけてぜひご自分の車の限界を知った上で
テクニックを磨いてくださいね!
じゃあ、そういうことで。
Posted at 2014/01/12 16:14:36 | |
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