
昨日分解したリヤデフの部品が届きましたので
本日は組み付け作業です。
平成2年車の部品が翌日に届くのは
ランクルの美点の一つです。
しかしながら一番欲しかったドアはすでに
生産中止とのこと。
その後のランクル70のドアが使えないこともないと
風の噂で聞きました。
無風の日に。

さて、届いた部品はドライブピニオンシャフトのベアリングが二個二個にーに
ベアリング間に入る塑性スペーサにオイルシールとロックナット、
そして頼んでもいないワッシャーです。
昨日の点検で不具合のあったドライブピニオンのフランジは
優しい後輩がバビッとしたのをくれました。
彼にはお礼にさんまの蒲焼か魚肉ソーセージのどちらかをあげましょう。
両方なんて贅沢はダメですよ。

ドライブピニオンシャフトにベアリングを組み付け塑性スペーサを入れてからフランジを取り付け
自作SST(特殊工具)で固定して締め付けていきます。
トルクをかけることで塑性スペーサが潰れてベアリング間のクリアランスを調整します。

ドライブピニオンを組み付けたのでデフ本体もデフキャリアに組み付けます。
この時にバックラッシュ(ギヤの歯当たり)も調整しますが
今回は規定値内だったので再調整はしません。
見えているモーターはデフロックの心臓部となるスプラインを動かすためのもので
室内でスイッチを入れることによって「ウィーン、ガチン」ってなって
左右のタイヤ回転差が出ないように固定されます。

最後の最後でドライブシャフトを固定するボルトが折れてしまいました。
これもまぁ、よくあることなので他人が作業しているときに折れた場合は
「あ~あるある。折れるよね~」と言って笑ってますが
己の身に同じことが起こるとイラッとします。

折れたボルトも直したので最後の最後の最後で名残惜しいのですが
リヤプロペラシャフトを組みました。FRに逆戻りです。
その他にも下回りの配線修理などもしましたので
これで不具合は無くなって安心して走れますね。
なお、本人が気にしていない不具合は不具合ではありませんので。
じゃあ、そういうことで。
Posted at 2014/10/21 20:18:19 | |
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