
遅遅として作業を進めております。
牛歩の歩みです。一日半歩です。
まずはルーフの鈑金です。
ここは数年前の競技中に横転した古傷で
当時の僕には直す技術も余裕もなかった個所。
ルーフのサビはこの横転にも一因があるようです。
サビ部分はカットして貼りなおしたので
パテ成形しました。

左フロントのロアフェンダーは無傷なのですが部分的にパイプフェンダー化するので取り外し。

補修予定の左ドアを取り外したところAピラーの根本部分が「あんれまぁ」な状態に。
これ、間違いなくフロントウインドから流れた水が入ってますね。
こういうのをみると兄が言っていた言葉を思い出しますね。
兄は俗にいう「旧車マニア」でして、今は走らせてはいませんが昭和45年車の
いすず 117クーペを保有しています。昔はよく乗せてもらいましたね~。
その頃は一緒にコイン洗車場などへと行ったものですが兄は必ずWAX洗車コースを選択し
不思議に思った16歳の僕は「エンスーといえば固形WAXじゃねぇの?」と聞いたものです。
それに対して兄の答えは
「液体WAXはボデイの隙間の水が流れるところに流れて入るから侮れない」
でした。
そういえば兄、せっかくの高級な液体WAXコースなのに主にウインドウモールやタイヤハウス、
下廻りなどをメインに洗ってましたっけ。
その後、ホコリを飛ばすように全体を流してから拭き取りして固形WAXをかけていました。
パネルの裏で水が溜まってサビの原因になることをわかっていたんですね。
WAXで水の切れが良くなれば悪い結果にはならないことでしょう。さすが兄。
そんな兄も・・・、元気ですよ(笑)

結局、アッパーフェンダーも取り外し。外すとさらに目につくサビ、サビ、サビ。
こちらもサビ処理後に補修しましょう。

外した左ドアは予想以上の状態ですね。噂によるとポン付けできる新品部品はもう
手に入らないとのことですし、あったとしてもドアを買う財力も無し。
何とか補修してみましょう。

サビの部分をほどほどにカット。

カット前に寸法取りをして合わせておいた鉄板を溶接していきます。
という作業を某SNSに載せたところ・・・

友人がストックしていた左ドアをくれました。
友人曰く「処分しようと思っていた物なので持って行ってください♪」とのこと。
それもほぼサビのない極上品です。友人に感謝!

なんか貼ってあるし(笑)
じゃあ、そういうことで。
Posted at 2016/02/04 09:41:23 | |
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