
こうなったらもうランクルをトリエラ仕様にしても
いいんじゃないですかね。
ラブライブ仕様はトヨエースでやりたいことを
やらせてもらったのでなんとなく満足しましたし。
いや、やっぱニャル子さんですね~。
じゃあ、そういうことで。
違う、そうじゃない。

さて、前日の続き。
僕からすると天丼走行クレーンが欲しくなるようなクソ重いヘッドもなんとなく洗いました。

前日に1番しかピストンを抜かなかったので残りの4発も抜き取り。

とりあえず灯油にドブ漬けしてうろかしておきましょう。
うろかしても大したきれいになるわけではありませんが。
本来であれば錆止めが配合された、なんまらきれいになる洗剤もあるのですが
会社に在庫をしていないのとそこそこ高かったような気がするので
今回は・・・今回も昭和スタイルで。

ピストンリングを外してナイロンブラシと真鍮ブラシでスラッジの清掃。
33万キロのわりにキレイですね。これは5000キロほど前に施工した
ニッサン系ケミカル用品の「エンジンリフレッシュ」が効いていたようです。
「エンジンリフレッシュ」お勧めですよ。過走行のアリストとか過走行のインプとかに。

なんとなくキレイになったのでこの日の作業のメインイベントへ。

ピストンの重量測定です。
ランクルには実に様々なエンジンが搭載されていますが僕のランクルに載っているのは
5気筒のクリーンじゃないディーゼルの1PZで排気量は3500cc、5発なので700cc×5となります。
正式にはピストンとコンロッドも切り離して個別に重量を測定し一番重いピストンに
一番軽いコンロッドを組み合わせた上でのピストン&コンロッド測定なのですが
1万回転とか500馬力とかを目標としているわけでもないのでぬるい方法でやることに。
本当に高回転・高出力を狙うのなら軽い部品重い部品を分けずに
完全に個別で重量をそろえる必要があります。
測定の結果です。
1番 1963.7g
2番 1960.4g
3番 1959.0g
4番 1960.9g
5番 1964.3g
と、このようになりました。まぁ、こんなものですね。
なのですべてのピストンのスカート部分を面取りしたうえで
1番と5番だけ1960gまで削り終了です。
正直言ってこの作業、自己満足以外の何ものでもなく効果などは皆無だと思います。
この手のバランス取りが本当に効くのはバイクなどの小排気量多気筒エンジンで
1気筒で軽自動車とかわらないような排気量で低回転大トルクのディーゼルでは
恩恵を受けることはないです。
その昔、自分の4AGをイジってたときにはピストン・コンロッド・バルブなど
重量を全て合わせた上で各部のフリクション低減を施して1万回転まで回していましたが
それも自分のエンジンだがらやったことで工賃が発生する状態でお勧めすることではありません。
普段使いやたまにサーキットに行く程度ではかかった金額ほど馬力が上がるわけでもありませんし
「キレイに上まで吹けるようになった!かもしれない」程度の体感ですし。
とはいえ、やって悪いことでもないと思うのでやっておくことにしました。
効果はほとんど無いといっても楽しみではあります(笑)
じゃあ、そういうことで。
Posted at 2015/07/17 09:08:09 | |
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