さて、前日は到着が遅く、就寝が12時頃でしたが、日本とは7時間の時差があるため、
日本時間では既に午前7時・・・
徹夜明けで眠いのは眠いのですが、体は起きてしまっていて、何度も夜中に目が覚めてしまい、
十分に睡眠が取れませんでした。
AM8時頃、妻が起きて出かけるぞーとのこと。
妻は低血圧で朝は苦手なのですが、まだJet lagのため、体は日本時間では午後3時。
元気いっぱいです。
ホテルでビュッフェスタイルの朝食をとってからパリ市内に向けて出発しました。
我が家では、妻が大雑把に行くところを決め、私がそこまでの細かいルート等を調べて
連れて行くという暗黙の了解があります。
今回はツアーガイド兼通訳となりました。
本日の目的地は、ズバリ、エッフェル塔(とその周辺)です。
まずは、ホテル最寄りのMarne-la-Vallée Chessy(マルヌ・ラ・ヴァレシェシー)からRERという
高速郊外鉄道に乗ります。
旅行者向けにRERとパリ市内のメトロが乗り放題になるチケットがあり、今回はモビリスという
1日乗り放題の乗車券を購入することにしました。
パリの公共交通機関は、パリ中心部を起点に、ゾーン1からゾーン5まで区分されています。
ディズニーランド・パリがあるMarne-la-Vallée Chessy(マルヌ・ラ・ヴァレシェシー)はゾーン5
になりますので、ゾーン1からゾーン5のチケットを購入しました。
チケットの購入は自動券売機でもできたようですが、使い方がよくわからないので、窓口で購入。
ここも英語で全く問題ありませんでした。
Marne-la-Vallée Chessy(マルヌ・ラ・ヴァレシェシー)からパリ中心部までは、RER A4線で
だいたい40分くらいです。
横浜郊外から東京に行くくらいの感覚でしょうか。
そして、ゾーン1のエリアはだいたい山手線の内側くらいの感覚です。
RERは治安が悪いと聞いていましたが、特にそんなことはなかったとはいえ、
乗車してきたと思ったら、楽器を勝手に演奏して歌を歌いだし、終わると車内を廻って
お金を求める人がいました。
メトロ&RERの路線図とにらめっこして、エッフェル塔へのルートを考えていたところ
シャルル・ド・ゴール・エトワールでRER A4線からメトロ6号線に乗れば乗り換え1回で着けることが
わかったので、とりあえずシャルル・ド・ゴール・エトワールまで行けば良いと思っていました。
しかし、シャルル・ド・ゴール・エトワールの1駅前のオベールという駅で何故か全員降りてしまう。
この駅が終点??
駅にいたスタッフに聞いてみると、「この先工事中で、ここから先はいかないよ。」とのこと・・・
まあ、しょっちゅう鉄道(駅)の工事をしていて動いていない区間があると本では読んでいましたが、
まさかここで大当たりするとは。
日本では運休してまで工事するなんて絶対考えられないし。これもお国柄なのでしょうか。
そんなわけで、私のプランはもろくも崩れ去り、再度練り直し。
メトロを2本乗り継げば、エッフェル塔の最寄りの駅に行けることがわかり、なんとか
エッフェル塔の最寄りの駅にたどり着きました。
そこから歩くこと約10分 ついにエッフェル塔に到着。
高さは324mと東京タワーとほぼ同じですが、これが1889年のパリ万博で建設されたとは
驚きです。日本はまだ明治時代でしたからね。
下から見るとこんな感じ。
エッフェル塔の下は、展望台に登るためのチケットを買うために並んでいる人で
ごった返していました。
インターネットで予約できるんですが、私が予約しようとした時には既に完売していました。
とりあえず、エッフェル塔の前にある芝生の上で一休み。
妻がおもむろにビニールシートを広げ始め、寝転び始めました。
「これで、フランスパンとチーズとワインがあれば、パリっ子気分を味わえるのにな~。」って
そんなパリ市民まわりに誰もいないし。
せっかくだし、第1展望台まで登ろうということになり、チケット購入のため列に並びました。
第1展望台(地上58m)までは、階段で登れるようになっているのです。
待っている間、後ろのインド人のおじさんに話しかけられたりして面白かったです。
オジさん、ビーチサンダルだし・・・
日頃の運動不足で、ヒーヒー言いながら階段を登り、ようやく第1展望台へたどり着きました。
セーヌ川が見えます。
喉が渇いたので、売店でスムージーのようなものを飲みましたが、
これが後で娘に災難を起こすことに。
下を見るとこんな感じ。
しばし景色を堪能し、今度は下り。
場所を変えて、エッフェル塔が綺麗に見えるトロカデロ広場へ移動。歩いてばかりで疲れます。
次の妻のリクエストは、セーヌ川クルーズ。
調べたところクルーズをやっているところは何社かあるが、老舗のバトー・ムッシュに決定。
乗り場まで1km程度だったので、徒歩で移動。
乗場に到着すると既に大勢の人が乗船待ち。あと15分ほどで次のクルーズが出るとの
ことだったので、それに乗船することにしました。
チケットを購入して、いざ乗船。でも乗船前にトイレに行きたくなったので、トイレはないか聞いたら
「船にあるから」とのこと。パリってこういう施設に公共のトイレがないんですよ。
ほどなく乗船、2階建の船はほぼ満席。中国人らしき団体客が多かった。
コンコルド広場
ルーブル美術館
川から見るパリの街並みも結構良いです。
セーヌ川の川岸に建つ有名な建物をイロイロ見ることができました。しかも日本語ガイド付き。
1時間ほどのクルーズ後、下船したら、今度は妻と子供がトイレに行きたいと言い出す・・・
なんで船でトイレに行っとかないの!!ここにトイレないってさっきいってたじゃん。
再度、係員に確認したが、ここにはやっぱりトイレはないとのこと。近くに公衆トイレがあるから
そこへ行ってと冷たいお言葉。
仕方なく、公衆トイレを探すが見つからないので、カフェに入ることに。
席に着く前にトイレに行こうとしたら、トイレだけ利用する人と間違えられたので、
「あとでオーダーするから先にトイレ行かせて。」と説明して、私は席につき、2人はトイレへ。
娘はさっきのエッフェル塔のスムージー(氷)で腹をこわしたらしい。
偶然入ったカフェだったが、セーヌ川を挟んで、エッフェル塔が綺麗に見えた。
娘の腹痛がひどいようなので、さっさとオーダーを済ませ、ホテルに戻ることに。
日本のようにコンビニはないし、駅にもトイレはないし、公衆トイレは少ないし、
トイレに悩まされた滞在初日でした。
みなさんもパリ旅行をするときはトイレに気をつけて下さいね。