TEPS インテーク・マニホールド・アダプター
インテーク・マニホールド・アダプターの取り付け(その1)
インテーク・マニホールド・アダプターの取り付け(その2)
を掲載しておきました。
チャンバーと書くより「通路」と書いたほうがわかりやすいかな?
35thのロア・コレクターをみたことのある人は、標準より通路が短くなっていることに気が付いていた人も多いと思います。これは空気流動をよりアクティブにし高回転時の空気の移動を手助けする効果があるのですが、エンジンが空気を吸う力が弱いときは、その分駆動力ロスが発生しやすくなります。(理屈上ね(笑)
吸気の通路を長くしておくことによって、一度動いた空気がなかなか止まらない様にしておくと、エンジンが空気を吸う力が弱くても勝手にエンジンに空気が送り込まれることになり、駆動力ロスが減ることになります。(これまた理屈上(笑)
低回転時というのは、空気を吸う力が弱いのでそれをお手伝いしようじゃないか・・・というのが、このインテーク・マニホールド・アダプターの役割です。
僕のクルマの場合、APSのでかいアッパーコレクタが付いているわけですが、これの欠点としては、停止状態からアクセルをゆっくり踏んだときに、すばやく空気が動き出さないためなのか、もっさりした感じと若干回転数が安定しにくい感じがあり、渋滞時によく前車に離されます(笑) かといって、ほんのちょっと踏み込むと追突しそうになります。そんな感じがあるのと、あと、エンジンの振動が若干大きく、「ごろつき感」みたいなのがあります。個人的には、「OHVみたいでいいじゃんか」なんて思っていたわけですが(笑
まぁ、先入観無く、理屈ぬきで、走らせてみましょう。
さて、その感触は・・・・・
Smoooooooooth!
これにつきます。
こんなにスムースなエンジンだったかなぁ?(笑
ガスペダル(アクセルペダル)をゆっくり踏むとさらに良さがわかってきます。APSにしたときも変なキックダウンがなくなり運転はしやすかったのですが、さらにスムースさが加わり、
スーーーーーッっと加速していくのが良くわかります。
これは気持ちよいです。
ならば・・・と思い、エアクリを「南極にGO!」から純正に戻してみると・・・ん????なんかエンジンの振動が大きくなりました。う~ん、ちょっと微妙なさじ加減があるようです。
一応、いつものテストコース(1周=4km)をとっかえひっかえしながら、25周ほどしてみましたが・・・「南極にGO!」に軍配を上げざるを得ないです。ほかにもっとよい組み合わせがあるかも知れないですね。
キックダウンをしたときは、どっかんしたときの衝撃が気になることも多いのですが、そこもなんか「す~~っ」っとつながる感じです。でも、まぁ、どっかんが無くなる訳じゃないですが。
ゆっくり目のアクセルワークをしたときの気持ちよさはなんともいえないです。アクセルの踏み込み量の多さが逆に気になるようになってしまいました・・(笑
やっぱりちょっと深いなぁ
しかし、さすが着眼点が違います。
まるやさんにも試乗していただきましたが、
大絶賛
一般的に、MTで、高レスポンスで、高出力を狙う製品が多い中、ATにマッチする製品は少ないのですが、ATのために作られたといっても過言ではないこのインテーク・マニホールド・アダプター、略して「上げ底くん」・・・ん?略になってない?(笑
を作っていただいた
TEPSさんに感謝。
ちょっと技術的な情報
R-VITをみていると、信号待ちで停車した瞬間の点火時期が通常9~10(Dレンジのままブレーキ停車の場合)なのですが、5→6→7→8→9→10とゆっくりと変化していきます。空気量が増えて、ノッキングを恐れてなんかしらの対応をしているのかもしれません。また、点火時期の最大値もこれまでは45くらいまで普通に上がっていたのですが、41~43くらいで頭打ちになるように見受けられます。燃料噴射時間には違いはないように見受けられます。
注:
今回は試作品ですので、市販に関しましては、TEPSさんにお問い合わせください。
Posted at 2006/05/26 18:03:50 | |
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フーガ | 日記