オイルキャッチタンクの装着に補足を入れました。
・ステー補強の写真
・隔壁の写真
を追加しました。
オイルキャッチタンクの効能について少し書きますと、
エンジンを回すと燃焼後のガスやオイルが、燃焼室からバルブの隙間を通って外に出てきます。これを「ブロー・バイ・ガス」といいます。この「ブロー・バイ・ガス」は、エア・ダクトに戻され、再びエンジン内で燃焼されます。しかし、エア・ダクトから燃焼室の間には、ストットル・バルブ、インテーク・マニホールド・コレクタ、インテーク・マニホールドがあります。これら「ストットル・バルブ」、「インテーク・マニホールド・コレクタ」、「インテーク・マニホールド」といった本当ならオイルなどに触れないはずの(触れさせたくない)部分にオイルが付着することにより、せっかく「インテーク・マニホールド・コレクタ(ロア・コレクタ)」を変更したり、「ビッグ・スロットル」に変更しても、オイルが付着することによって、その効果があっという間に薄れてしまいます。特に高回転で回せば回すほど、オイルにより「汚れ」やすくなります。
このオイルはすでにエンジンオイルとして機能しない「最悪なオイル」になっているので、エンジン内に戻すのは好ましくありません。この「最悪なオイル」を取り除くための仕組みが「オイル・キャッチ・タンク」の役割です。
簡単にメンテナンス出来るところではないからこそ、こういった方法で汚れの付着を出来るだけ抑えて長く使いたいものですね。
また、この「最悪なオイル」を取り除く効能は、もうひとつあります。エンジンが吸い込める気体状のものの量は限りがあります。出来るだけ空気をたくさん吸い込ませたいわけですから、不純物(ごみやオイル)を取り除けば取り除くほど燃焼効率が良くなりエンジン・パワーに変換されます。
普段目にしないところだし、自分でメンテナンス出来る人も限られているでしょうから、車の調子を維持したいのであれば、やっておいて損はないと思いますよ。
ただ、今のところ専用品がありませんので、汎用品の流用か自作ということになってしまうところが頭痛の種ですが。
追伸
28ひでさんの、かなり汚れてたって報告がありましたよ。検討してみてくださいね。
Posted at 2005/10/04 11:56:26 | |
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フーガ | 日記