• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2017年04月09日

飯能の桜を見に行った

飯能の桜を見に行った えーっ!どうしてこんなに差がつくの???

下を向いて地面ばかり見ながら歩いていたのですが、いい加減苦しくなってきて顔を上げたときには、前を歩いていたはずの乾し肉さんが居なくなっていました。ぬかるむ足元、しかも結構な斜度を登っているのに、こんなに差がつくなんてちょっと信じられませんでしたが、良く考えてみると彼は山道歩きのプロであります。スタスタスタとそれこそ平地を歩くように歩をすすめて行く姿が遠くの木陰に見えました。



仁田山峠を越えてから名栗街道に下りて来て、さあ後は下り基調の県道をフラフラ走って帰ればおしまいだと油断してたときに、前を走る乾し肉さんが何かを発見したようでした。それを確かめにちょっと戻ると、県道からちょっと入った沢沿いにその看板は立ってました。「尾須沢鍾乳洞」。ここから500mとあったので、ひゃー!500mを登り返すのか!と口に出してしまいましたが、冷静な乾し肉さんに、普通そうじゃないでしょう、距離ですよね、と諭されてしまいました。ふーん、だったら行きましょうと軽い気持ちで応じたら、その斜度半端なし。いや、普通にヒーハー言いながら登るのであれば行けると思いますが、なにしろ前を行く先達の早い事早い事。あっという間に取り残されてしまいました。毎日山の中を歩く仕事の人は違うわ・・・。それでもなんとか到着したら、そこには大きな岩に大きな穴が開いていたのであります。普段怪しい「なんとか沼」とかには積極的に飛び込む(・・・(+_+) \ バキッ!)私でありますが、暗い穴は怖いです。しかし、ここの穴は何と無く行けそうな感じがしたので中まで入っていきました。だって一人じゃないんだもん(笑) 日原鍾乳洞や大岳鍾乳洞、養沢鍾乳洞などの管理された鍾乳洞のように電灯は灯っていませんが、入口はこちらの方が格段にでかいです。低い天井を気にしながらズイズイと入ってみると、いきなり広い空間に出ました。天井の方はかなり高くて、よじ登る技量があれば、割れ目からさらに奥に進んで行けるような気もします。でも、まあちょっと覗いてみるべ〜という姿勢で来たのでこのあたりで勘弁してやろう(笑)とそそくさと退散。しかし、埼玉県にこんなナイスな資産があったとは知りませんでした。まだまだ埼玉県いろんなものがありそうです。レッツディスカバー埼玉!


この週末は、京王閣でフェスティバルが開かれるという事を聞いてたので、広島からボンノーの塊になって勇んで帰玉したのであります。しかし、その黒いボンノーエネルギーをどこからか嗅ぎつけて見かねたのでしょうか、山林の精である乾し肉さんに、飯能の山に桜を見に行かないかというありがたいお誘いを受けたのであります。ボンノーに犯されていた私の目から鱗が落ちました(笑) 誰かと走る事は何物にも代えがたいということと、雨模様の心配を天秤にかけましたが、それでも飯能の方は大丈夫という乾し肉さんの力強い言葉に乗って出かけたのであります。

本日のルートです。


飯能駅まで輪行して、走ってからまた再び輪行して帰るというとてもスタンダードな輪行サイクリングであります。我が駅清瀬から飯能までは鈍行で40分もかからないのでお手軽です。もちろん距離もそんなに無いので若い頃は走って行った事もありますが、あの交通量の多い道を走るのはナーバスになるので、輪行を使うというのはとても合理的でしょう。そんじゃ、自転車も組み上がったのでレッツゴー。



輪行するのも久しぶりだったのでしたが、今回はSEMASをバラしました。

当たり前のようにフォーク抜きます(笑)




雨は確かに降ってるとは言えないレベルでしたが、湿った飯能駅を出発しました。

久々のSEMASは、ペダルのクリップが拾づらくて何度もモタモタしました。履いてるメレルのジャングルモックの底がツルツルになっているのとミカシマユニークの蹴返しのやらしい位置に辟易です。




飯能河原の橋までやってきました。ここの橋は歩行者用なので歩いて渡ります。





河原を見下ろすと桜が咲いてますが、この天候、花見客はいませんね。




県道を避けて、裏道を進みます。





桜を見つけるとその都度止まって見上げるからなかなか距離行きません。
が、私はこれが嫌いじゃありません。




飯能のこの辺りは、製材所がそこここにあって走っているととても良い香りがしています。



西川材 という呼び名は、「江戸の西の方の川から来る材」だからなんだそうですね。




子の権現や竹寺への道と分かれて、仁田山峠に向かう林道に入ります。

比較的緩い上りで進んで行くことができますが、ここでも乾し肉さんは早い早い。




この林道の一番のピークに到着。
ここからの見晴らしが良いとのことでしたが、周りはガスっていて視界が全く効きません。

しかし、来てよかった。湿った空気の中、ゼーハーゼーハーすることで体の中に溜まっていたボンノーが清浄化されたような気分になります。
・・・いや、それは気のせいですかね(笑)




じゃ、下りましょう。仁田山峠はこの先です。



同じくらいのペースで右に左にと下るのは気分いいです。



そして、仁田山峠。



峠は尾根の鞍部になっていて、右から左へと尾根筋が続いてました。




ここからの下りがハイライト。途中から桜並木が出て来ます。





まだ、ちょっと早いかな。天候の加減によっては来週まで楽しめるかもです。




乾し肉さんの愛車は、お城で生まれた例の奴です。

スタンドは急ごしらえ(笑)




県道に出て来てから、こんな看板を見つけちゃったんです。




じゃ、行ってみよー。



登山道の途中まで自転車運んで置いてから歩きます。
最初はこんな距離感(笑)




やっと入り口が見えてきました。







そして中に入って大きな空洞を見上げた後に生還。




鍾乳洞の外壁の岩場は、ロッククライミングのゲレンデのようです。
今日も練習してるパーティがいました。

所々ハーケンやら金具が打ち込まれた跡がありました。
ここは昔から使われている岩場なんですね。




自転車のところまで戻って来ました。




県道を走っていると、いきなりクジラ(笑)

この道はいろんな意味で見どころが沢山あって飽きないです。



そして、乾し肉さんおすすめのランチ場所。
ここは隠れ家的でなかなか良いです。使えますよ〜。





私はチキンカレーを食べました。
カレーは結構パンチあって美味しかったです。



食後に再び走り出しましたが、桜をみては止まって、お寺の縁起があればそれを見る。




途中で見かけたこれは何の意味があるんでしょうか?
竹の竿を3本で縛って立てるのを何セットも重ねています。

もしかして、アート?




そんなの見ながら、県道の側道を進みます。





側道を狙っていると、こんな感じの良いダートも見つかったりします。
しっとりとしていい感じの道だな〜。




行きに見たはずなのに、帰りも同じ桜にひっかかってしまいます。
見る方向によって桜の雰囲気が違うのです。





ここのお寺が、今日一番の桜の見どころだったかな。




再び戻って来た飯能河原。朝方はもっと霞んでいましたが、何組かの花見客がでてました、




東京を越えて千葉の方に帰る乾し肉さんとお別れして、私は所沢で途中下車。

Mako10さんやユンカー★さん、そしてS先輩に魅せられたボトル(ビール入り)を購入してきました。


結局、湿っぽい1日でしっとりしてしまいましたが、嫌になる雨は降らずに過ごすことができました。怪しい天候の中これはかなり奇跡的だったんじゃないかと思います。乾し肉さん今日は1日ありがとうございました。またご一緒しましょう。

それにしても、自転車はともかく、最近歩くのが格段に弱っているような気がします。この前の金比羅山といい今回といい・・・、これからしばらくは歩きのトレーニングしなきゃだよなぁと思ったのでありました。

走行距離 概ね42km








ブログ一覧 | 自転車 | 趣味
Posted at 2017/04/09 01:58:58

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

皆さん、こんばんは〜😃先ほどから ...
PHEV好きさん

<2024年12回目の燃費計測結果 ...
CSDJPさん

今日は職人さんのように働きました
SELFSERVICEさん

ワイパー交換
鏑木モータースさん

見つけた!
ターボ2018さん

ミラバンコンプリート^_^
b_bshuichiさん

この記事へのコメント

2017年4月9日 6:28
飯能へお出かけだったのですね。京王閣ではなじみ連中が「taboom
さんと会った?」を連発していました。
曇り空の桜は淡い色が引き立って、これまた良しですね。
コメントへの返答
2017年4月9日 12:55
京王閣は今回もみなさん一億総ボンノーで集まったようですね。私もボンノーの権化となって帰玉しましたが、移り気なもんで桜を見に行っちゃいました。飯能は来週まで行けそうですよ。壺小屋(ここや)さんは隠れ家的でちょっといい感じです。お試しください。
2017年4月9日 9:43
飯能サイクリングのお誘いありがとうございまいた。
しっとり風景と桜もまた風情があってよろしいですね。
製材所の道は子の権現に行く途中に走りました。懐かしいです。
>歩きのトレーニング
私なんか今や杖突トレーニング中です。爆
今回はザンネンでしたが、また機会がありましたらお誘いください。ヨロシクデス
コメントへの返答
2017年4月9日 13:03
知らずにとはいえ、いきなりお誘い申し訳ありませんでした。最近ご一緒してなかったのでせっかくだから引っ張り出そうぜと乾し肉さんと相談して連絡しちゃいました。
あの製材所は、子の権現へのアプローチの途中ですね。空気の湿度が高かったので杉の香りがそこら中に充満して居ていい感じでした。花粉は嫌われるのに香りは好かれるというなんとも矛盾してる状態ですが、まあ人間は勝手ですね。・・って俺か(笑)
トレーニングは年を取るにつれて意識しなきゃいけないなと思った次第です。近い将来比企丘陵ランが復活開催された場合にみなさんに置いてかれないように今のうちから頑張ります。
2017年4月9日 20:26
お湿りの中の桜も、風情があってよいですね。
ティオさんが来ていそうで今年も水元へと思っていたのですが、降ったり止んだりの雨に、つい出そびれてしまいました。
コメントへの返答
2017年4月10日 0:44
今回は、つぶやきに気づきませんでした。申し訳ないです。そう言われてみれば、花見に来て待ってたかもしれませんね。
週末になると雨模様で、花見も良いタイミングは中々難しそうですね。今日も車窓に流れる各地の桜を見ましたが、ピークは越したようですがもうしばらくは楽しめそうな感じかなと思いました。
2017年4月9日 20:26
飯能の知らない場所を教えて頂きありがとうございます。

飯能河原は知っていますが西川材の由来やランチのお店、鍾乳洞なんて全く知りませんでした。

場所は原市場方面なんですね。

いつもはクルマでも自転車でも飯能名栗線を走るばっかりではいけませんね。

コメントへの返答
2017年4月10日 0:47
久しぶりにあの辺りを巡りました。
私も鍾乳洞があるなんて全く知りませんでした。
湿り気がバリバリだったので、レンズ前についた水滴で勝手にソフトフォーカスになっちゃいましたが、目立って降る事もなく、湿っぽいなという程度で1日を過ごす事ができました。
名栗の奥は次の週末までは結構行けそうですよ。
2017年4月11日 11:28
林道の登りでも鍾乳洞への登りでも置いてきぼりにしてしまってすみまませんでした! 「登ってくるtaboomさん」の写真を撮りたかったもので。
私が撮った写真は以下にまとめてありますのでよろしければご覧下さい。
https://www.flickr.com/photos/77318553@N08/albums/72157679889505362

久々にご一緒できて楽しかったです。私もいつも一人で走っていますが、たまに仲間と走ると楽しいですね。
一人だったら鍾乳洞に突入したかどうかも怪しいですし。
ありがとうございました!

あじこぼさーん! 次回は是非ご一緒しましょう!
コメントへの返答
2017年4月12日 11:40
こちらこそありがとうございました。
ボンノーに犯されることなく清々しい1日でした。ぶっちぎられて苦しい一面もありましたが、これから頑張らねばと再認識する良い機会になりました(笑)
鍾乳洞は確かに一人だったら絶対に入りません。その点もパーティーだからこそですね。
次はあじこぼ師も引っ張り出して行きましょう。
よろしくお願いいたします。
2017年4月14日 14:05
あはは、壺小屋で昼食です。
飯能の桜が見たくてねー。
コメントへの返答
2017年4月14日 14:10
良いですね〜。
チキンカレーですか?

プロフィール

「KUFUNG 12V充電式空気入れ 小型電動ポンプ 携帯便利 付自動車 バイク 自転車 ボール 浮き輪 風船用 https://www.amazon.co.jp/dp/B0180F55L0/ref=cm_sw_r_cp_api_QV4TAbB5QWM1X

これこれ!(笑)」
何シテル?   03/25 20:46
自転車は小さな旅の手段です。その自転車は主に鉄で出来てますが、必ずしもクロモリって訳じゃありません。古い自転車をレストア・カスタマイズしてます。クオリティは高く...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/3 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

刈場坂峠から秩父へ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/26 01:22:34
シクロジャンブル2015が開催されるようです 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/05/16 14:50:51
今週も台風が来ると言うので・・・・・。  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/10/12 20:24:35

愛車一覧

ホンダ ステップワゴン ホンダ ステップワゴン
ホンダ ステップワゴンに乗っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation