
コロナウィルスは収束するのでしょうか・・・
沖縄県内では16日から学校が通常通り授業再開
我が家も異動があったりと忙しい年度末を過ごしております
2年前に完成した我が家のバイクガレージ・・・
お陰様で愛機達を眺めながら珈琲を頂いたりと楽しく過ごしております♪♪
しかしながら、未だ少し足りなかった所もあって・・
ガレージ入り口に前々からヒサシとなるような屋根があったらなぁ~って思ってて・・・
そこで・・
忙しくなる前に思い切って工事する事にしました♪♪
今回は、その「ヒサシ屋根の工事」について前編と後編に分けて書いてみたいと思います^-^
建築内装関連の作業もだいぶ手馴れてきたってのもありまして・・・
今回の工事については、ガレージの工事を担当してくれた鈑金屋さんに相談して、資材の選定、調達をお願いし、工事そのものは自分の手で行うという内容♪
では早速、スタートです♪
鈑金屋さんから仕入れた資材を、先ずは穴開け加工して、ガレージの屋根の固定ナットに共締めして大きな骨格を構築します♪
最初に3mのL形アングル材に穴開け加工して、屋根の固定ナットに共締め。屋根部分に2m固定して、1mは屋根から飛び出します。
その後、角パイプをL形アングル材と固定します。
今回の工事で、最も重要な部分の作業がこの骨格の構築♪
強烈な台風がやってくる沖縄ですから、先ずは頑丈な物でなければならないですから、如何にして骨太な骨格を構築するかが重要♪
L形アングル材や角パイプは、錆びに強いガルバリウム鋼材を使用♪
L形アングル材は、丈夫な為に穴開け加工が結構苦労させられます・・・
ステンレスや鋼材用のドリルの刃を何本も折ってしまいました・・・汗
骨太な骨格が出来た段階で鈑金屋さんがチェックに入った・・
ぶら下がって身体を揺さぶってみるが・・・
全くびくともしない強度で鈑金屋さんからのOKが出た^-^
・・・ところで・・・
鈑金屋さんにも国家資格があるのをご存じですか?
建築士に国家1級とか電気技師にも国家1級というのがあるのと同じく、鈑金屋さんにも国家1級資格というのがあって・・・
私がお世話になっている鈑金屋さんは、沖縄県内でも10人程度しか存在しない国家1級の有資格者♪
様々な引出しを持ってるし、金属に対する知識や現場での加工技術が高いため頼りになります♪♪
さて、鈑金屋さんからのお墨付きも頂けた骨格が出来た事で、次はヒサシ屋根を壁側で支える部分の構築に入ります。
元々、壁のCLCパネル(コンクリートパネル)の内側は、強固な鋼材で造ったガレージですので、その鋼材に直接ビス打ちして強度を上げるように作業します。
鈑金屋さんからは、このガレージの骨格はやり過ぎな程に頑丈と言われたもの・・・笑
外壁にL形アングル材を直接ビス打ち固定すると、台風等の強烈な風や負荷が掛かった場合にCLCパネルが割れたりクラックが入ったりする可能性があるから、衝撃吸収用に5mm厚のラバーを入れての固定。
外壁にL形アングル材を固定し終えたら、防水処理としてコーキング(シーリング)処理をして、外壁補修メンテ用に調色して保管してるペンキを塗っておきます。
ここまでが先ずは第一段階!
次は第二段階となるヒサシ屋根の全体を支えるスクエアな骨格を構築
最初に、壁側のアングル材から対面となるヒサシの端を支える骨格が地面に対して水平になるように調整してL形アングル材を設置。
ヒサシの端側の位置が決まれば、壁側から両サイドにL形アングル材を伸ばしてスクエアな骨格を造ります。更に、横方向の入力にも対処する為に斜め補強も入れます。
骨格が完成したところで、またまた鈑金屋さんのチェックが入ります♪♪
勿論・・
問題無いとの合格点が付いたところで、いよいよヒサシ屋根の部材に取り掛かります♪♪
今回、ヒサシ屋根として載せる部材は、角波サイディングと呼ばれるもの。
通常は、0,5mm厚の亜鉛鋼材を曲げて造られるのですが・・・
鈑金屋さんが用意してきたのは0,7mm厚の塩化ビニル鋼板を材料にして曲げられたサイディング材♪♪
塩化ビニル鋼板だと鋼板の表面に薄い膜のような塩化ビニルが圧着されていて錆びない鋼材で台風に対する強度は抜群♪
0,7mm厚の亜鉛鋼板に塩化ビニル膜が入ってるので、実際には1,2mm厚の頑丈なサイディング材になります♪♪
ただし・・・
通常、このサイズのサイディング材は市販されていなくて、特注品のサイディング材になります。
角波サイディングを骨格に載せて、ビス打ち固定していきます♪
全てのビスを固定し終えたら、今度は下に突き出たビスを全てカットして撤去する作業が待ってます
全てのビスをカット撤去したところで、またまたコーキング作業が待ってます
3枚のサイディング材がそれぞれ重なる部分にコーキング処理をして、骨格のヒサシ端っこと壁側のアングル材の部分にコーキング。
ここまでの作業で約2週間・・・
毎週末の休日と、平日の仕事を終えてからの日暮れまでの間は必死になって作業してます^-^;
この段階で凡その完成図が見えてきたように思います・・・
が・・・
実は・・・
この段階では、鈑金屋さんい曰く・・・「まだまだ完成では無いよ!!」「単なる大きな屋台骨のようなモノだね」との事・・・汗汗
第三段階となる次の工程では、この不格好なヒサシ屋根をどうお化粧していくのかをご紹介致します♪♪
見栄えを良くする鈑金屋さんの拘りが満載の化粧板が登場します♪♪
化粧板からの工事は、後編にてお届け♪
ではでは・・・