
私が長野県のS市に単身赴任していた頃の出来事です。
線路から駅のプラットフォームまでの高さまで、雪が降り積もった大雪の年でした。
当然借りていたAP周辺も雪に覆われていたのですが、晴れ間が出て屋根に積もっていた雪も、時間と共に溶け出して雨どいや地面に向けて流れ落ちていきました。
日中は良いのですが、夕方にもなると氷点下の世界。
それでも日中の気温自体も0℃近いのですが・・・
溶け出した雪の滴が雨どいから氷柱を育成していきました。
(画像は成長を続ける氷柱)
私は一階に居住していたのですが、
成長していく氷柱を見るに付け、上の住人に氷柱を落としてくださいと懇願していたのですが、いくらお願いしても落としてはくれませんでした。
おまけに階段の雪もそのままだった為、階段は上に行くほど溶けて固まった氷によるアイスバーン状態で、上に上がっていくのですら怖い状態。
そしてついに、運命の日がやってくる事に・・・
朝出勤の準備をして、いざ鞄を持って家の玄関に行こうとしたとき、家の外で物凄い音が・・・
事故???と思い、玄関を出て家の前の駐車場に行こうとしたら、氷柱の重み?で、屋根の一部と雨どいが落下して、雪掻きした雪の塊の上に無残な姿をさらけ出していました・・・
上を見上げると、雨どいが寸断されており、張り出した屋根の一部が無くなっていました。
雪掻きしたお陰で、車を車道ギリギリまで前に出していたのが幸いし、車に直接ぶつかるのを免れていました。
もし、通常の停車位置に停めていたら・・・(>_<)
それでも上の住人は素知らぬ顔を通していました(-_-;)
あれだけ氷柱を小さいうちに落として下さいとお願いしていたのに・・・
もし、落下時に人がその場に居たらと考えると・・・
家を出るタイミングがちょっとでも早かったら・・・
APの出入り口から車道までの道を作った時も、何もしなかった上の住人。
自転車に貼り付けていた住所は世田谷区、自動車のナンバーは静岡No.・・・
それ以来、一切の関わりを絶ちました・・・
※ 画像の氷柱、この後も成長を続け、いつ氷柱が落ちてくるか怖かったのは、今でも怖い想い出です。
Posted at 2005/12/15 23:41:46 | |
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自然の摂理・・・ | 日記