
この時期、
愛犬の血を狙い、最も活動を活発にする【マダニ】
このマダニとは、大きさは未吸血時で約2~3.2mm、通常のダニの8~10倍に相当します。
そして、分類は・・・
クモやサソリに近い生き物で、八本足の吸血性のクモ類の寄生虫です。
【ノミは脚が六本の昆虫類なのに対し、ダニは脚が八本のクモ類であり、体の生理も生態も、まったく異なる生き物】
河川敷、公園、道端など、雑草が生えているところに多く生息していて、熟、動き、震動、影などから、寄生できる犬などが近くにいること察知し活動します。マダニは頭部を犬などの皮膚に突っ込んで、満腹になるまで血液を吸います。
マダニは、睡液に含まれる酵素で皮膚を溶かしながら、口器を差し込んで吸血します。吸血後24時間ほど経つと、睡液からセメントのような物質を分泌して、身体を犬に固定します。
その後は、血液が固くなるのを防ぐための液や、炎症や出血を促す液、身体から離れるためにセメントを溶かす液などを分泌。
幼ダニ・若ダニは発育のため、成ダニは産卵のために吸血します。血液はマダニにとって唯一のエサなのです。
このため、吸血して大きく肥大化したマダニを発見しても、無理に取ろうとすると口器だけが皮膚内に残り、化膿などの原因となる為、自然に落ちるように仕向ける必要があります。
だいぶ、マダニに関する記述が長くなってしまいました・・・
何とかマダニを駆除しようと考え、ペットコーナーを徘徊していて、やっと駆除用の薬剤を発見。
多くは駆除ではなく予防用なので、これで効いてくれ!! との思いで購入。

購入した昨日は、事前にマダニが落ちていたので、身体全体に薬剤を散布してブラッシングし、その後乾いたタオルで毛を乾燥させたのですが、別段愛犬は嫌がる素振りは見せませんでした。
今日の夜になり、愛犬が後ろ足でしきりに首の後ろの背中を掻いているので、毛を掻き分けてみたら・・・
成長したマダニを発見!!
今度は直にマダニに薬剤の散布を試みたら、数分後にマダニが床に落下!!
どうやら駆除剤がマダニの駆除に成功したようでした♪
まだこれからも、この悪魔の吸血鬼との闘いが続くと思うのですが、発見次第闘いを挑もうと思います(-_-;)
ちなみに、人間がツメダニ等に刺されると痒みを伴うのですが、このマダニは咬まれても、痛みや痒みを伴うことはあまり無いと言う事です。
Posted at 2007/08/12 23:58:31 | |
トラックバック(0) |
愛犬ゴンの隠れ家 | 日記