
京都への旅の最終4日目は、松本から扉峠ルートでビーナスラインを走り、美ヶ原から長和町に降り、国道18号から碓氷峠を下るルートを採りました。
下界は曇空から徐々に晴れ間が出ていたのですが、2000m近くの美ヶ原は雲の中にすっぽりと入っていました。
結局濃霧の為に景色を堪能する事も出来ずに、その場を後にして下界へと降りました。
普段は扉峠に行く手前の分岐から、和田村方面に降りる進路を取って国道へと出るのですが、今回は初めて上田方面の標識が出ているルートへ。
一気に降るという印象だったのですが、ロケーションを考えると和田村に降りる県道ルートの方が、景色的に楽しめるなと感じました。
降っている途中で黒毛和牛と遭遇し、暫し牛の群れを観察しながら長閑な山間の道を国道に出るまでノンビリと走り続けました。
国道に出てからは、いつものルートである丸子を抜けて東御市に入り、国道18号で軽井沢まで・・・
流石に平日だったので、たいした混雑も無く軽井沢へと到着。
そのまま碓氷峠へと入っていきました。碓氷峠自体はいつもの通りだったのですが、随所に落ち葉や枝が道路に散乱し、どういう感じで入ったのか、サイドディフューザーの中に枝が刺さっていたり・・・
交通量が疎らだったので、停車出来そうな場所に停めては、普段走り抜けてしまう場所を撮影したりして見ました。
めがね橋に差し掛かると、雲はあるものの綺麗な青空で、新緑に褐色の橋、白い雲を添えた青空の色彩が綺麗でした。
碓氷湖を覗いたら・・・
台風9号の残骸が、湖面を見るも無残な姿に変貌させていました。
今回は、赤い橋を中心に碓氷湖を探訪しようと目論んでいたのですが、残骸が浮かぶ湖面を目の辺りにした瞬間に、そのまま無残な湖面を撮影して直ぐにその場を後にすることにしました。
一度訪れて見たかった霧積湖方面も同様に感じたので、そのまま横川の『おぎのや』に向かい(手前の鉄道文化村は駐車場は開いているものの休館日)、釜飯を購入して道の駅みょうぎへ
道の駅みょうぎへ立ち寄る時は大概夜中なので、昼間のみょうぎの情景を撮影。
こうして、4日間、1400kmの旅もあとは家までの道程を残すのみとなりました。
若い頃は、高速を飛ばしてひたすら目的地を目指す事が多かったのですが、同じ目的地に向うのにも、今まで記が付かなかった場所、素通りしていた場所、時間的にゆとりを持って見学出来なかった場所等、まだまだいっぱいあります。
これからも、時間の許す限り、今まで出会えなかった場所の探訪をしてみたいと思いました。
昨年はSAで仮眠しながら京都を高速で往復したのですが、今回はまるまる4日を費やしたのですが、それなりに充実した日々を過ごせたと思います。
我儘な旅を許してくれた家族にも感謝です。 (うなぎパイV・S・O・Pの力が大ですが・・笑)
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Posted at 2007/10/02 00:58:27 | |
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ぶらり途中停車の旅 | 日記