
昭和52年(西暦1977年)1月からスタートした、NHK少年ドラマシリーズの一作 『未来からの挑戦』
時は既に、放映から31年を迎えようとしています。
その他にも、『謎の転校生』『幕末未来人』等、数々のSF作品が製作放映されていました。
主に中学生を主人公にしたドラマ(原作も・・)で、中学生だった当時、欠かさず見ていたドラマでした。
この当時、今ではテレビの録画もHDDやDVDの時代になりましたが、まだβ(ベータ)、VHSの規格もなく、ソニー派が出したベータの原形が世に出回り始めていました。
電機の技術者だった父は、新しく出た電気機器を素早く買っていた事もあり、ビデオ機器が家にあったのですが、当時のビデオは、デッキとチューナーが別々で、テープ自体はカートンBOXに入っており、1本の価格も今では信じられない程の金額(子供の頃の曖昧な記憶で4~5千円)。
観られない時には、コッソリと録画していた記憶があります。
当時は、【眉村 卓】【光瀬 龍】【筒井康隆】【小松左京】等の作家のSFを良く読んでいたので、ドラマ化された作品をワクワクしながら観ていました。
表題の『未来からの挑戦』は、原作として挙げられているのは2作品あり、主な物語として使われているのが、角川文庫の『ねらわれた学園』、文庫の末尾に原作とクレジットされていたものに、秋元文庫の『地獄の才能』があります。
小・中学校と転校回数の多かった私は、中学2年の途中【G・W明け】に転校した時、クラスメートから『謎の転校生』と言われたり・・・
最近は書店に行っても、こうしたSF等の書籍を眺める事も無くなってしまったのですが、最近はどうなのだろう?とふと思ってみたりしました。
今時は、本を読むというよりは、ゲーム機で遊んだり、携帯を弄るのが主流のような気もしますが・・・
パソコンのゲームでは【ベーシック言語時代】、SF小説『ドーム』(※1)を題材に、パソコンのゲームとして、自分で物語を作っていくゲームがありました。
(プレーヤーが広告代理店の社員という設定で、原爆等の核爆発から守る為の核シェルターを、世界にアピールしていくといった内容。マルチエンディング)
今更改めて読むと言う歳でもないのですが、入院中の暇な時間に、昔懐かしいSFでも読み返してみようかな?と考えています。
※1
「ドーム(上)、(下)」夏樹 静子、角川文庫 1989.9
人類生存の夢、ノアの方舟「ドーム」をフィージィーのアプラ王国に建設しようというSF小説。 地球文明滅びの芽といわれる全面核戦争が起きても、人類を生き残そうと各方面の技術力、政治力などを動かし、人工による生活環境、人間工学や巨大な構造物(地中100m、直径60m、耐震設計M6.5)を作り上げる物語。
Posted at 2007/12/03 18:11:58 | |
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