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小型の熱帯魚を買うのだから”買う”でも正解。
しかし熱帯魚を飼育すのだから”飼う”も正しい。

近頃は、この水槽で何を買う（飼う）か悩みの多い日々で楽しいです。
なにより部屋の明かりを落とし、水槽を眺めている癒されます。







事の発端は昨年夏。

この６０センチ水槽で１０年ほど飼っていた、３０センチ程に成長した金魚が死にました。
それにより水槽の住人は居なくなりました。

しかし金魚を飼っていた水槽なので、洒落た水草を育てられる環境じゃありません。

CO2は無添加。
底床は砂利。
フィルターは上部式。
照明は20w×2灯。

コレでは育てられる水草には制限があります。
かといって新たに水草育成用に道具を新調する意思もなし。
あくまでも現状維持のまま水槽リニューアル。

幸いにも金魚水槽にはアヌビアス・ナナとアヌビアス・バルテリーが豊富に茂っていたので流用。
手始めに流木を入手。
両サイドに置かれた流木の幹がアーチを描くように組みました。
続いてミクロソリウムやボルビティスといったシダ類の水草を導入。
これで金魚水槽から、陰性水草を多用したレイアウトへと変貌。


１０月よりコケ取り部隊も導入。
・オトシンクルス×５匹
・サザエ石巻貝×５匹
・レッドチェリーシュリンプは繁殖して現状では軽く１００匹以上


リニューアル開始から半年近く経過してアーチを描いた流木は、照明が届きづらい水槽の奥なので良く見えなくなってしまいました。
成長が遅めの陰性水草ですが、かなり順調に大きく成長しました。

問題点は増えたエビがウィローモスを食べまくる（摘む）ので、左手前に置かれた岩に巻き付けたウィローモスが渡辺謙の頭髪みたいにストイックな状態になってきました。
ここは増毛ではなくウィローモスを追加して修正予定。

何にしても水槽に小型美魚を迎え入れる準備は概ね整いました。