椅子の座面生地が破れ表面もひび割れ、クッションもへたってきたので座面の張り替えをしました。■ 貼り替える生地、スポンジをネットで購入【ビニールレザー オールマイティ】 巾125㎝(厚み1㎜)×210㎝ ¥3,612(送料込み)【椅子張り替えキット】 ・低反発ウレタンスポンジ (厚2㎝×幅50㎝×長50㎝) ・追加スポンジ (厚1㎝×幅50㎝×長50㎝) ・ウレタンチップスポンジ (厚2㎝×幅50㎝×長50㎝)を4脚分 ¥10,403(送料込み)■ 工具の用意 ・ウレタンに適したボンド(今回使用しましたが、取り換え前の物では使用していませんでした。使用した場合、座る度にしばらくボンドの匂いがしますので注意。)・ハンディータッカー(張り替えキットに含まれるセットも有りますが、100円ショップでも購入出来ます。)・カッター、はさみ(万能はさみ)、ペンチ、定規、ドライバー等■ 生地のカット ・貼り替える生地巾を半分にカット。 ・更に60㎝巾で4脚分の表分と45㎝巾で裏分をカット。(裏生地は通常布生地ですが、今回は同じ生地にすることにしました。)■ 天板(座面)の取り外し ・椅子をひっくり返して天板(座面)を取り外します。■ 古い座面のタッカーの針を抜く ・座面裏側のタッカーの針をマイナスドライバーで浮かせ、浮いた針をペンチで抜いていきます。(板が堅くてドライバーだけでは抜けなかったので、ペンチを使いました) ・初め座面1個分のタッカーの針を抜くのに約1時間もかかりました。なので、2個目からは全部の針を浮かしておいて、後からペンチで抜くようにしたら約45分で出来ました。(古い座面のスポンジは2枚重ねで、ボンドも使用されていませんでした。)■ 新しいスポンジの型取り ・スポンジに天板を当て、油性ペンで形を写します。■ スポンジのカット ・「張り替えキット」に入っていた使用方法では、線に沿ってカットする際には1㎝程度、一番上のウレタンは1.5㎝程度大きめにしてカットするように書かれていましたが、天板に厚みがあるのでそれ以上に大きめの方が良いです。そうすれば、座面を楽に包み込む事ができます。(スポンジが三層になっていますが、私が坐骨神経痛なので追加のスポンジのセットとした訳です。)■ スポンジの張り合わせ ・ボンドを塗り、5分程度経ってから張り合わせます。■ 生地留め ・生地の裏側にスポンジ・天板を乗せ、図の①~③の順に生地を引っ張りながらタッカーで止めていきます。(ボンドを使用しない方法としては、スポンジを大きめにカットして、生地の様にスポンジを生地の図の①~③の順と同様に、先にタッカーである程度留めておき、その上から生地を被せて留めれば問題ないと思います。)■ 裏張り ・余分な生地を切り取り、天板より小さめに型取った裏生地をタッカーにより張りました。(裏面は気にしない方は裏生地無しでも構わないでしょう。)この時に天板の通気穴がある部分にカッターで穴を開けます。(布地は不要)■ 椅子に取り付けて完成 ・張り替えを終えた天板(座面)を椅子に取り付けて完了です。右の写真は、右がBefore、左がAfterです。張り替えた方はふっくらで座り心地が良いです。 結局、初日が昼過ぎから始めたのと、タッカーの針抜きに時間がかかったので、4脚の張り替えには2日間かかりました。自己評価 : ★★★★★