お尋ねします。

少なくとも１台はチンクェチェント博物館に有りますねぇ。

とある情報筋によると、ASA1000GTとゆーのらしい。

で、その博物館は何処にあるの？

ASA1000GTっていうのは、1959年にフェラーリが発表したティーポ854(通称：フェラリーナ)っていう850ccの4気筒エンジンを搭載したベルトーネデザイン(デザインしたのは若き日のジョルジェット・ジュジャーロ！）のコンパクトスポーツカーで、1961年に発表、1963年に発売されました。

なぜこんな紆余曲折があったのか？といえば、本当はフェラーリ自身がベビーフェラーリを造りたかったのですが、販売サイドからNGを喰らい、権利をフェラーリの顧客でもあったデ・ノーラ家(イタリアの化学メーカ「デノーラ」の創業家ね)に譲り、そこで当主オロンツィオは息子のニコラと共に自動車メーカーASA(Autocostruzioni SA）を設立し、「フェラーリ」の名前が付かないカタチでの製造に乗り出します。（だからASA1000GTの1961年最初のプレゼンはエンツォ・フェラーリ自身が行ったと言われています)

1000GTは「ASAミーレ」と呼ばれましたが、いかんせん排気量の割に高すぎる価格により販売台数を伸ばせず、ASAも業績が悪化。モデルライフ途中でスパイダーを投入するも1967年にASAは廃業してしまいました。


ASA1000GTは、まぁそんな背景を持ったクルマです。このクルマは

http://www.museo500.com/museo500/access/access.html

で見られるかもよ？見られんかもしらんけど(笑)

テラ地元www.

愛知県恐るべし！


でもあの車はASAでもどれなんだろう？