
オーシャンズ12
公開:2005年1月22日
上映時間:125分
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー
ブラッド・ピット
ジュリア・ロバーツ
アンディ・ガルシア
マット・デイモン
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ヴァンサン・カッセル
ストーリー
ラスベガスのカジノ王・ベネティクト(アンディ・ガルシア)から盗む事に成功したオーシャンズ11。
それから数年後、メンバーはそれぞれに手にしたお金と共に思い思いに暮らしていた。
しかしそんなメンバーの元へアンディ・ガルシアが突然現れる。
そして2週間以内に盗まれたお金と利息の返還を迫る。
期限を越えて返還されなかった場合は「殺す」と・・・。
再び結集したメンバーは再度、仕事を再度実行しアンディにお金を返還する事にする。
その金額約1億ドル。
もはやアメリカではそれだけの金額を集められる仕事はないため、一行はヨーロッパへ。
そこでは新たな敵が待ち受ける。
一人は「自分こそは世界No1の仕事師と自負するフランソワ・トュルワー(ヴァンサン・カッセル)。
そしてユーロポール(欧州警察機構)の捜査官イザベル・ラヒリ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。
オーシャンズ12観ました。
感想は、
ん~・・・・凝ってるのはわかるんだけど・・・・。でも何だか盛り上がりに欠けたような・・・?
という感じでした。
前作に引き続きの超豪華キャストです。
この映画は出演料は一体いくらかかってるんだろう??なんて思ってしまう顔ぶれです。
よくこれだけのハリウッドスターのスケジュール調整もできたものですね。
カメオ出演も豪華です。
でも・・・・ストーリーがイマイチでした。
ストーリーは「観客に対するだまし、不意打ち」のようなものが散りばめられてるのですがどれもパッとしない印象でした。
「前作の雰囲気や出演者同士のかけあい」のようなものが好きだった人にはいい映画だと思います。
「前作での盗みに至るまでの計画と盗みの手口」が好きだった人には物足りない映画だと思います。
今作は人間ドラマ的な部分がメインで「盗み」はおまけ的な感じです。
前作での出演者を全員揃えてみたはいいが、更に豪華キャストもプラスしちゃって時間がなくなってきたから、
「あなた達は今回はこの位の役どころでガマンしてね~。」なんて感じの扱いをされてる人もいたりするのも僕にとっては
イマイチな点かな。
前作ではメンバーそれぞれが「ストーリーの中でそれなりの重要なポジション」が割り当てられていて「チームで仕事を完遂する」って感じがあったのに対して今作では「いてもいなくてもどっちでもいいのでは・・・?」って扱いの人もいます。
ジョージ・クルーニーは相変わらず渋いオッサンですね。
ブラット・ピットもかっこいいっす。
「トロイ」のブラピよりもこっちの役のブラピの方が僕は好きだな~。
前作では「出演者みんな主役級だがジョージ・クルーニーがその中でも一番の主役」的なポジションでしたが、今作ではブラット・ピットが「一番の主役級」になっています。
そしてそのブラット・ピットの相手役という事でキャサリン・セタ・ジョーンズもかなりいい役どころをもらってますね。
対比してジュリア・ロバーツは今作では影が薄い感じでした。
この映画は前作と出演者とその性格、人間関係、周囲の設定など全て継続してるので本作を観る前には前作を観てからでないと理解できない事が多いので前作は事前にチェックしておいてくださいね~。
Posted at 2005/07/04 18:59:38 | |
トラックバック(1) |
MOVIE | 音楽/映画/テレビ