
リチャード・ギア来日してましたね。
という事でふと思い出した映画「シカゴ」です。
「ミュージカル」って好きですか?
タモリがよく「急に歌いだすのが不自然!!」とかって突っ込んでたりしてますね。
確かにミュージカルってホントに突然音楽が鳴り出して、役者さんが急に演技が変わって「歌いだす」ってなります。
で、歌ってるだけかと思ってたらそれはちゃんと台詞の一部で、歌い終わったらストーリーが進んでた・・ってなりますから不自然といえば不自然ですよね。
ま~それが「ミュージカル」なのでしょうけど。
そういえば「オペラ」もそうだから歴史のある演劇のやり方になるのかな~?
という事で僕もどちらかというとあんまり好きな部類ではなかったりします。
でも今から紹介するミュージカル映画はそんな僕でも楽しく見る事ができました。
『シカゴ』
2003年4月公開
監督:ロブ・マーシャル
主演:レニー・ゼルウィガー
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
リチャード・ギア
第75回アカデミー賞で
作品賞
助演女優賞
美術賞
衣装デザイン賞
編集賞
音響賞
の6部門を獲得した作品で観た方も多いのではないでしょうか?
出演してる俳優さんも有名な人が多かったし。
レニー・セルウィガーは『ブリジットジョーンズの日記(2001)』で主演の女優さんです。
『ブリジットジョーンズの日記』は女性の方で見た方多いんじゃないかな?
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、『America's Sweethearts (2001) 』や『エントラップメント』に出演してます。
リチャード・ギアといえば『プリティ・ウーマン』ですね。
最初「ミュージカルか~・・・。ん~・・どうしようかな~??でも有名な俳優さんも出てるし、面白いってよく聞くし観てみるか~」と観はじめた映画です。
ミュージカルらしくいきなり音楽から始まります。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズがパワフルに歌い上げます。
カッコいいです。
で「おお!」って観てるのはいいんですが、その歌と同時進行で別のストーリーも
進んでいったりして最初の間は「ストーリーが破綻してる???何だ??」って思っちゃいます。
しばらくの間は「音楽はカッコいいけどストーリーは何じゃこりゃ??」って感じでした。
あ、そうそう、ちなみにこの映画ですがミュージカルの部分は「主演のレニー・セルウィガー演じるロキシー・ハートの空想の世界」という設定になってます。
最初これがわからなくって「このストーリーは何やねん???」って思っちゃいました(笑)
空想の世界だからとっぴなシーンになり、ここの部分がわからない間は????ってなりました。
今から観られる方はここを覚えておいて観るとスムーズに物語に入っていけると思います。
またミュージカルの部分を直接のストーリーとして「台詞の一部」に使うのではなく、「空想の世界」に限定しているので「ミュージカル嫌い」な人も観やすい映画になってると思います。
この主役の3人歌の部分も吹き替えなしでちゃんと自分で歌ってます。
しかもリチャード・ギアは「コメディタッチ」な演技やあげくの果てには「タップダンス」まで踊っています。
「プリティー・ウーマン」のあの「渋いおじ様」が笑いを取って、歌って踊る。
これだけでも女性の方は見てもいいのではないでしょうか?(笑)
レニー・セルウィガーもすっかり痩せて(というか元に戻ったかな)「ブリジットジョーンズの日記」の時とは別人のような体型です。
この映画観て
ハリウッドの俳優さんってすごいな~。
ダテに目ん玉飛び出るようなギャラもらってないな~。
プロだな~
と感心しました。
Posted at 2005/04/24 09:51:04 | |
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