ソーラ・レイのブログ一覧

オイオイ、園子音監督作品だろ、
ハートフルじゃねぇか、
泣かせるなよ（＾＾；

中島哲也監督作品『パコと魔法の絵本』は駄目だった私ですが、この園子音監督作品はイケました。
全編にわたってミドリガメのラブちゃんこと「ピカドン」がカワイイ♪
カメを飼いたくなってしまった（笑
家族全員で観に行ける作品です。
が、毒は全編にまき散らされているのでご注意。
ただしこの毒は避ける事も可能で、避けた自分を顧みさせる事が監督の狙いかもね。

ロックシンガーになる夢破れたしがないサラリーマンがふとしたきっかけでミドリガメを飼う事に。
意味なく耳に届いた言葉から「ピカドン」と名付けて愛情いっぱいに育て始める。
でもいっときの心の乱れから大事な「ピカドン」を捨ててしまう。
「ピカドン」こそ自分の心のピース（破片）だったと気付いた彼は、後悔を即興の唄にして絶叫。
『ピカドン　お前を忘れない～♪』
この即興曲が音楽プロデューサーの耳に届き・・・・

別に「ピカドン」って言葉にカメの名前以外の意味を持たせなくても、劇中に描かれるピカドンを知らない人たちでも、話は成立して進行します。
捨てられたピカドンが流され辿り着いた下水道での物語も、毎年の年中行事をどう捉えるかは観客しだい。
ただ、「おまえはどう捉えた？」って園子音監督の薄ら笑いが聞こえてきそうです。

クライマックスは圧巻。
劇場に足を運んだら、大きなラブちゃんに出会えます（笑
ラストシーンも余韻を残しての断ち切り方が心地いい。

最期に、この作品
復活する庵野秀明版『ゴジラ』に対して、
もう一方の雄の復活の狼煙ととらえて良いですか？

まいった！大傑作だ！！
ここまで突き抜けて
ここまで振り切ってるとは

最近、よっぽどの事がなければ買わないプログラムを、売店に駆け込んで買ってしまいましたヨ。
ここまで描き切ったらいつ大往生しても後悔ないでしょう、ジョージ・ミラー監督。

前三作を劇場で観てきた者としては、シリーズ最新作が観られる事自体が嬉しい事でした。
が、一抹の不安も。
世界中に衝撃を与えた第二作という大傑作と、当時の流行に流され子役が活躍する陳腐なストーリーになってしまった第三作。その影響かその後新作は作られず三十数余年。
はたしてどんな形で復活したのか？期待と不安が入り混じってました。
でもまったく心配する必要はありませんでした。
もう、だれも後を追えない処まで突き抜けてイってしまった大傑作として復活してくれました。

ココまで振り切っている作品なので、個人の好き嫌いとか価値観とか関係なく老若男女が体験できる映画です。そー、観る映画じゃなく体験する映画です。
視覚と聴覚だけで五感を刺激してくる。劇場装置で臨場感を体験させるのではなく、作品のチカラのみで刺激してくる。
これこそ「映画によるアトラクション」ですヨ。
上映直前に真後ろの座席に着いた、甘い柑橘系香水をまき散らす片言日本語の夜のタレントお姉さん軍団なんか、ド派手なアクションシーン毎に声あげ椅子を蹴りまくり（＾＾；
そりゃ～のけ反るわな、常軌を逸した桁外れなアクションだもの。
自分ものけ反りそうになり踏ん張ったら、ひざ裏の筋がつってしまいました（笑
絶対に劇場でないと観ては駄目な作品です。あとで家庭で観るなんて勿体ない。家で観るなら６畳間に５０インチ画面位の環境が必要です。

そしてただのアトラクションムービーでない処もミソ。
単純だけどしっかりしたストーリー。
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の西部劇から始まり、マカロニウエスタン、黒澤監督『用心棒』ら、世界中の様々なジャンルへ影響を及ぼしていったアーキタイプストーリーのひとつ。
単純だけど王道なので安心してストーリーに乗れます。

ジョージ・ミラー監督は、自ら創造した『世紀末バイオレンス』というジャンルの純度をこの作品でただ高めている訳でなく、全世界に波及して行ったこのジャンルの派生作品のエキスを貪欲に自らの糧として吸収してます。
ひとつだけネタバレですが、
火炎放射器付ダブルネックギターで爆音ロックを轟かす「走るロックコンサート」車両。
あれ何（＾＾；
好意的にとれば、「戦闘員の狂気を高揚させる戦意高揚車両」でしょうが、意味不明（笑
ただひとつ自分の中に浮かんだのは
「大友克洋のＡＫＩＲＡだろ」これ。
崩壊した世界の中、瓦礫の山のボスとなった鉄雄の部下達の姿を思い出さずにはいられませんでした（＾＾

ド迫力で常識を逸脱したバイオレンスシーンいっぱいですが、笑える場面もふんだんに用意されいるし、バイオレンスシーンも直視させる演出じゃないので、ハラハラドキドキのアクション映画のノリで無る事ができます。
なのに日本国内のレイティングは『R15+』　なぜ15禁なんだろう。
性的描写もなく直視させるバイオレンス描写もなく。
ただ、文明崩壊後の環境も崩壊した世界なので、視覚的に健常者ではない人たちが多く登場してました。もしこの辺がレイティングの判断基準ならば、過度すぎる配慮だと思います。

とにもかくにも、全世界を驚かせ『世紀末バイオレンス』というジャンルを創造した『マッドマックス２』を遥かに凌駕した『マッドマックス怒りのデス・ロード』
世界映画史に名を残す傑作です。

追記
副題「怒りのデス・ロード」　日本の配給会社のセンスの無さには・・・・　　

これ以上青葉が生い茂ったり秋の落葉の時期になると、登山道に落ちてるゴミが見えなくなってしまうので、今日登山道のゴミ拾い山歩きをしてきました。
あえて拾ったゴミの画像は割愛いたします。
けっこう大量のゴミが在ったので驚きました。
数がいちばん多かったのは「ガラス片」
茶色だったり透明だったり緑だったり。
ま、概ねアルコール飲料容器だったモノですネ。
自分も山行中にお酒飲んでた時期もあったし、「飲むな」とは絶対に言いませんが（自分も飲みたいクチ）
飲んだら瓶を捨てずに持ち帰りましょう。最低限のモラルですよ。
それと、いちばん大きかった大物は、

「キ○ン一番○り」のアルミ缶。潰されて地中に埋められていたのを発掘しました。
穴掘る労力あるのに持ち帰る労力が無いなんて・・・
数が多くて驚いたのが、アルミ缶のプルタブ。昔の本体から切り離されるタイプ。
いったい何年ソコに捨てられていたんだろう。
意外と少なかったのが、お菓子やその他の梱包材片。
小さくて見逃しているのかもしれませんが、少なかった。
そして、
捨てられたゴミの９割が山頂にありました。

ゴミ拾いの話しはココまでとして
きょうは空気が澄みわたっていて遠くの山並みがハッキリ見渡せました。
谷川岳方面はイヤラシ雲に全面覆われていました・・・・
今日の上越国境は残念な結果だと思います。
そして西の方角は、澄みわたった彼方に「浅間山」がハッキリと。



なんか山頂部にモクモクが見えるような見えない様な。
手前に同じような山並みでひとまわり小さく「浅間隠山」もハッキリと見えてます。
今日「浅間隠山」へ行った方々は、浅間山の最高の眺望に出会えた事でしょう。

この時期に一度、浅間隠山から浅間山を眺めてみようかな。

もうゲームする集中力を維持できないから、ＰＳ４買ってまでしてリメイク版をPLAYしようとは思いませんが、自分の中のベストゲーム作品がリメイクされる事が素直に嬉しいです。

泣きました。
このゲームをPLAYしてて本気で泣いてしまった。

シナリオと世界観が秀逸。
宅配ピザを観て閃いたという魔晄都市ミッドガルの造形美。
ヒロイン、エリアスの運命には衝撃。
究極破壊魔法メテオの脅威と、タイミングを逃して発動される究極防御魔法ホーリー。
絶体絶命の際に星全体から湧き上がる星の命・ライフストリーム。
赤と青と緑に彩られた壮大なクライマックス。
けっしてすべてが大団円となるラストではありませんが、カタルシスを覚える見事な物語でした。

並みの映画よりも映画らしい傑作ゲーム作品だと今でも思っている思い入れのある作品。
リメイク版が発売されたら動画共有サイトにPLAY画面がたくさん投稿されるだろうから、それ観て楽しみ、思い出に浸る事にします♪

昨日は天気が回復して暑いくらいの良い天気でしたが、気分が乗らずに山歩きはせず。
今日は曇天でしたが「歩きに行こう」って気になったので、トレーニング登山へと。
いつもの子持山ですが、昨夜は夜半過ぎてからかなりの雨が降ったらしく（自分は爆眠して気付かず・汗）とても登る人の少ない山歩きでした。
朝７時過ぎに現着。
５号橋付近からの駐車スペースに一台も車もなく、最奥の８号橋詰の駐車スペースにも登山者のくるまが有りませんでした。
その代わり、軽トラが一台停まっていて、ちょうどお爺さんが運転席から下りる処でした。

このお爺さんにに覚えが有ります。
先々週に駐車スペースの誘導をしていたお爺さんです。
今日は、駐車スペースの周りに生茂った雑草を刈に来たそうです。
こういう地元の皆さんのボランティアで登山道が維持できているんだと、感謝の気持ちを伝えたら・・・
このお爺さん、とてもお喋り好きな方でした（＾＾；
最初は登山ルートの難易度の話しから始まって、昨年の防災ヘリまで飛んだ滑落事故の話し。山のクマさんの情報。登山者のモラルの話し。登山者が捨てるゴミの話し。

お爺さんの話しを３０分以上聞いてたので登山開始が８時頃になりましたが、いろいろと情報を聞く事ができました。
特に登山者のモラルとゴミの話しは考えさせられました。
路肩に車を停めた登山者へ別なスペースへ車を停める様に促したら罵声を浴びせられたとか。
最近登山道に捨てられているゴミが増えているとか。
たしかに、ゴミは目立ってました。行動中にポケット等から転げ落ちたゴミも有ると思いますが、明らかに捨てられたゴミも有ります。
今シーズン中にゴミ拾い登山を行おうと思いました。

さて、今日の山行は、最近パターンになっているバリエーションルートの屏風岩ルートで登って、ご無沙汰にしていた牛十二の祠クンに挨拶して浅間経由で５号橋へと周回ルートでした。






道中出会った登山者は、登り時に屏風岩コース終わり付近でクライミングへ向かう四名とすれ違い、大タルミの急坂を下り切った所で年配ご夫婦とすれ違い、五号橋への下りで６０リットルオーバーのザック一杯に荷を担いだ健脚オジサンが登ってくるのに出会っただけの静かな山行でした。
車道に降り立ち８号橋詰まで戻る間に、駐車スペースに停まっている登山者の車を数えてみたら、自分以外に７台しかありませんでした。
雨上りの日曜日だとこの位の人出なんですね。

さてさて、今日は下山してから次の予定がありまして。
最近ご無沙汰していた「水沢うどん」を食べに行きます。



という訳で、いつもの『大澤屋』　　そしていつもの饂飩と天ぷらの単品。
近年になってメニューにセット物が登場したり、大澤屋のくせしてゴマタレなんかも登場してますが、好きなモノを好きな量だけ食べるには単品注文がいちばん♪
とても美味しく頂きました。
御馳走さまでした♪