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2009年01月01日

純正タイヤ(BSポテンザ)に異物混入?・・・その後

純正タイヤ(BSポテンザ)に異物混入?・・・その後 前回のブログ の、その後の経緯報告です。

現時点(2008年12月末まで)での対応は、
 「異物が認められたタイヤ(のみ)について、
  新品の純正タイヤに交換する」
というものであった。

やはり4本セットでの交換とはならなかった。

以下、上記に至る過程を簡単に述べる。

------------------------------------------------------------------------
(1)調査の基本ルートは、
  ユーザー(私)→ディーラー(営業所)→東京スバル(本社)→富士重工業→ブリジストン。
  つまり、ユーザーと製造者との間には2社が介在することになる。

(2)まずディーラーでは、私の申し出の通り、異物を認識。
  ただしユーザー(私)への措置については、ディーラー単独では決定できず、
  東京スバル本社での調査・意向を ふまえて決定される(この時点では措置保留)。

(3)ディーラーより連絡あり。
  「東京スバル本社へは、4本セットではなく、異物タイヤのみ調査に出すことになりました。」
  (この時点では、残り3本のタイヤは、念のためディーラーに預けたままである。)

(4)ディーラーより再度連絡あり。
  「異物の認められるタイヤのみ、新品(ライン純正タイヤ)と交換になります。」
  (すなわち、東京スバル本社でも異物を認識したということ。)

(5)東京スバル本社での検討の結果、市場回収現品として富士重工業に返送されるそうだ。
  この時点で、異物混入タイヤ1本のみが新品に交換されることが正式決定されたという。

  なお、東京スバル本社でのお客様対応=補償請求ルートには2段階あるようで、
    ◎クレームまたは不具合案件として富士重工業への返送手続きが認められ、
     富士重工業扱いで新品に交換する場合(費用FHI持ち)。
    ◎富士重工業への返送手続きは認められないが、東京スバル本社(単独)として
     ユーザーへの対応を図る場合(費用販社持ち)。
  今回のケースは前者とのこと。
  (つまり東京スバル本社にとって、富士重工業側からの補償は
   異物タイヤ1本ぶんしか認められなかった、ということだと推定される。)

(6)私からは、異物タイヤの原因調査・究明結果について、引き続き 「ユーザーへも情報展開
  していただくこと」 を強くお願いして、残り3本のタイヤとともに新品タイヤを引き取った。

(7)富士重工業からブリジストン行き(製造元調査案件)となったか否かについては不明。
  (このへんについては、富士重工業側から あえて東京スバル本社側に情報展開が
   されない限り、東京スバル本社としてもディーラーに情報展開することができず、
   したがって末端ユーザーの私宛てに結果がフィードバックされるかどうかは不透明。)
------------------------------------------------------------------------

今回は命に関わるような重大案件ではないと考えるが、ユーザーにとっては、ユーザー向けに品質情報が展開される/されないの判断基準が不明であるため、いまいち釈然としない。
もちろん富士重工業側としては、市場での混乱や不安を避けるため、あえて情報を抑えることもあるだろう。

ただ・・・「タイヤ1本新品になってラッキー!」 くらいにしか思わないユーザーなら いざ知らず、真の原因(技術的見解)を知りたいユーザーにとっては、なんだかクレーム申請の際の 「(目に見えない)カベ」、あるいは 「敷居の高さ」 のようなものを感じざるを得ない。もちろん私も、クレームをつけることが目的ではなかったのだが。。。

ということで、もしもその後の情報展開があったなら、またこちらで紹介する予定です。
(残念ながら もう紹介できないかもしれませんが。)

   +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +  +

さて、以下、話を 「タイヤを引き取ったあと」 について述べる。
まずタイヤ4本セットでの交換ではなく、1本のみ新品との交換になったことに対する私自身の見解としては、まぁ当初の予想通りであった。

実際の使用に際しては、もともとタイヤとしての走行距離が少なかったため、他の3本の摩耗具合も少なく(ミゾも十分に残っている)、車輌に 「新品1本+現存3本」 の組み合わせを適用しても、特に不安のないレベルだと判断している。
ただし、新品タイヤの適用は右前(運転席側)に限ることとする。理由は明白。後軸荷重よりも前軸荷重の方が大きく、かつ、人が乗らないかもしれない助手席側よりもドライバーが必ず乗る運転席側の方が、左右の荷重負担が大きめだと考えられるからだ。

4輪独立のコーナーウェイトを測定したことはないが、BP型レガシィ(ターボ)やYA型エクシーガ(ターボ)の国内仕様の場合、車輌右側にターボチャージャーやらブレーキシステムやらが集中していることもあり、運転手なしの状態であっても、前輪右側の荷重が一番重いのではないかと推定している。

ということで、無事に?ディーラーから引き取った BP5D型レガシィGTスペックB の純正18インチタイヤ&ホイールは、そのままYA型エクシーガに装着した。理由はいくつかあるが、
  ・個人的にはBP型レガシィに18インチ以上は不要だと思っている(17インチで十分)。
  ・18インチは、むしろボディサイズや車重、乗車定員のより大きなエクシーガにこそ必要。
   (エクシーガの標準タイヤはターボモデルでも17インチ。)
  ・ファーストカーのBP型レガシィには、社外ホイールを履かせたい。
  ・エクシーガの純正ホイールとレガシィの純正ホイールは、デザインがまるでそっくり、
   「うり二つ」で、レガシィ用に履き替えても何ら 「純正然」 とした雰囲気が崩れない。

<↓インチ違いでデザインはそっくり。             <↓引き取ったレガシィ用純正18インチは、
   左:レガシィ用、右:エクシーガ用>                そのままエクシーガに装着した>
左上がレガシィ用、右下がエクシーガ用 エクシーガにレガシィ用18インチを装着する

なおエクシーガ(ターボ)にレガシィ(ターボ)の18インチを履かせた際のインプレッションは、後日ブログで別途紹介する予定です。
ブログ一覧 | 【BP5Dレガシィ】 | クルマ
Posted at 2009/01/04 09:46:48

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この記事へのコメント

2009年1月4日 11:21
あけ おめこ とよろ。(爆)

う~ん・・・。
今後のディーラーからの突っ込んだ原因究明に期待します。
でも、原因は闇にまぎれてそのまんまで終了、って感じがしてならないですが。
コメントへの返答
2009年1月4日 12:09
←大変気に入りました、この表現(更爆)。

う~ん・・・。
今後もディーラーに行くたびにプッシュしてみますが、これにて終了、って気がします。

あとで個人的な相談(別件)でメールさせていただきますね。
2009年1月4日 21:27
おめでとうございます。
今年もちょこちょこ本家共々お邪魔するかと思いますが、よろしくお願いいたしますm(__)m

1本のみ新品…で終わらされてしまいそうですね…せめて2本であれば、もうちょっと妥協がし易かったかもしれませんが…。
というのが、ウチのクルマ、後輪のサイドウォールに釘が刺さってしまい、修理不可…(通勤で使うために応急処置はしてもらいましたが、先々を考えると不安なので)新品を調達せざるを得なくなったんですが、205/50/16のパイロットスポーツはワタシが購入した(2006年末)直後にカタログ落ち…現在はもう在庫が無いので手に入らない…(T_T)
というコトで、やむを得ず…性格的に似ていそうなRE-050を2本、新品で購入し、フロントに掃かせることにしました。銘柄違いなのが不安ではありますが、ローテーションしないまま使いきり、次回は4本同時交換とするツモリです。

脱線しまくりましたが…ブログで公開するか否か(場合によっては避けて下さいと頼まれるケースもありうるでしょうし)は別としても、原因追及や今後の防止対策…なんかを教えてもらえた方が、よりメーカーに対する信頼感が増す様にも思うのですが、現在の世相からしてそういうユーザーは居ない、もしくは少ないと思われているのかな…。

「百瀬語録」より…「"問題"そのことを言っているんじゃないんだ。どう処置するかが問題なのだ。」

メーカーとユーザーが相互にフィードバックしあって…なんてコトはもう今時のクルマ作りではないのでしょうが、今一度立ち返る必要があるのではないのかな…ともふと思う今日この頃。
コメントへの返答
2009年1月5日 10:09
ご無沙汰しておりました。
昨年は「まだ起こるのか!」というぐらいに、我が家では不運続きの大変な厄年でネットどころではありませんでした。

FR車では前後輪で異サイズ(または異銘柄)のタイヤを履くこともあるでしょうけど、AWDでは基本的に前後同一サイズ(同銘柄)ですねぇ。ただ私見ですが、インプレッサクラスならば、フロント左右同士、リヤ左右同士がそれぞれ同銘柄(で同程度の摩耗具合)なら、街乗り程度では実用上の不都合は生じないように思います。

あぁそうだ・・・以前、aVプレイヤーなる自動車雑誌の読者紹介記事で、前後輪ではなく、左右輪で異なるホイールを履いている人がいてビックリしました(@レガシィ)。
つまり車体の左側を見ると前後で同じホイール。ところが車体の右側を見ると、前後で同じホイールだけれど左側とはまったく異なるホイール。タイヤも左右で違う銘柄だったのか?は不明ですが、私には実行不可能な奇抜なアイディアです。

ところでバイクでは・・・私のCBR250Fが履いているタイヤももう製造中止になっていたようで、こないだフロントタイヤをリヤとは他銘柄で新調しました。
バイクの場合はもともと前後異サイズで、かつ摩耗進行具合も前後で全然異なるので、なかなかフロント&リヤをセットで交換するタイミングとはなりにくいです。

メーカーとユーザーとのコミュニケーションについては、開発の上流段階で第三者機関委託による覆面リサーチが行われることはあると思いますが、既販車種ユーザーとの覆面ではないやりとりは(雑誌の企画ではない限り)ほとんどないように思います。せいぜいスバルFUNFUNフェスティバルなどで開発陣のトークが聞けるくらいでしょうか。

かつては開発陣がNIFTYのフォーラムを覗いていたような話は耳にしますが、現在の巷にあふれる掲示板を見ているかどうかは不明ですねぇ。
2009年1月13日 0:01
すっかり亀レスですが・・・

うぅ~ん何か釈然としない幕切れになりそうですね
1本だけ新品交換もそうですが、何より原因の究明がなされそうに無いのが残念です
これはどちらかというとブリジストンの企業姿勢なんでしょうかね?
まぁ中間に企業が介在しているのだから仕方無いのかもしれませんが、原因の元であるブリジストンから何か少しくらい連絡が欲しい気もします・・・
コメントへの返答
2009年1月13日 1:21
コメントどうもです。
(今年もよろしくお願いいたします。)

私としては、タイヤが新品になることよりも、異物混入に対する原因の追及具合や技術的な説明が欲しかったですよ、本当に。

まぁ、一般ユーザーの誰もが簡単にネットで情報公開できる世の中ですから、大企業としては自衛策(ネット上でヘタにクレームをつけられる恐れを排除する)も図ったのかもしれません。

あまり釈然としませんが、ここは善意に解釈し、私の上げた情報が次なる品質や管理体制の向上へとフィードバックされるであろうことを祈ります。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 左右サイドグリップのリフレッシュ(サビ落とし→防錆→塗装2回→ ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/8328938/note.aspx
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