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調布市のKAZのブログ一覧

2005年12月08日 イイね!

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(まとめ)

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(まとめ)左右ブレーキランプの同時玉切れに端を発した、
ABS警告灯に関する疑問点の追及話(その5・最終話)。

  ◎「その1(確認編)」 は → こちら
  ◎「その2(客相編)」 は → こちら
  ◎「その3(ディーラー編)」 は → こちら
  ◎「その4(考察編)」 は → こちら

GDA-Cインプレッサ(WRXのAT車)における 「左右ブレーキランプの球切れ+ABS警告灯の点灯」 について、当初は断片的な情報しか無かった。
しかし疑問点を追求していく過程で、最終的に さまざまな情報を得ることができた。それらの情報ソースを列挙すると、次のようになる。

  (A)ディーラーのフロント責任者の説明
  (B)富士重工業(株)・お客様相談室の説明
  (C)ディーラーのメカニック(実務対応者)の話
  (D)私の実車疑似確認(強制球切れ試験)の体験
  (E)知人の実車疑似確認(強制球切れ試験)の話
  (F)サービスマニュアル
    ・電子制御トラブルシューティング
    ・電気配線図集
    ・新型車解説書

これらより得た情報を総合的に組み立てると、現時点での私の見解は次のようにまとめることができる。

------------------------------------------------------------------------------
(※番号について)
  数字の小さな方が時間的に上流(以下、シーケンシャル)
  太字 : [事実] または [実際に確認された現象]
  細字 : [推定] または [想像]
------------------------------------------------------------------------------
(0)根本的な環境要因(主原因)・・・後述(★1)
   ↓ (+使用履歴付加、経年劣化促進)
(1)ブレーキランプの一方の球切れ
   ↓
(2)ブレーキランプの他方の球切れ
   ↓ ((1)とほぼ同時)
(3)ストップランプ回路の抵抗値、電気負荷の変化
   ↓ (+バッテリ、エアコン、ナビ、オーディオ、ヘッドライト など車輌個体としての背景要因もアリ)
(4)ストップランプ回路の電圧または電流または負荷変動の発生
   ↓ (+ストップランプSW 端子の 一時的な接触不良 も可能性としては否定できない)
(5)ストップランプSWがOFF時の電圧、またはON時の電圧が閾値を越える
   ↓ (サービスマニュアル記載の条件より推定)
(6)「ストップランプSW回路に異常あり」とABSコントロールユニットが判断
   ↓ (∵ABSユニット への入力信号に ストップランプSW が含まれているため)
(7)ABS警告灯が点灯
   ↓
(8)「ストップランプSW系の異常」 のエラーログがメモリされる
   ↓ (エラーコードは ”系” 全体の異常を示す=SW本体の異常とは限らない)
(9)「ストップランプSW系の異常」 のエラーログを確認(@ディーラーでの診断)
   ↓
(10)ストップランプSW までの配線や SW本体には異常なし(@ディーラーでの診断)
   ↓ 
(11)ブレーキランプ不点灯を確認(@ディーラーでの診断)
   ↓
(12)ブレーキランプ直前(ソケット)までの配線で導通を確認(@ディーラーでの診断)
   ↓
(13)ブレーキランプの球切れ(フィラメント切れ)を確認(@ディーラーでの診断)
   ↓
(14)応急処置として中古ランプを補充(@ディーラーでの判断)
   ↓
(15)エラーログ消去(@ディーラー)
   ↓
(16)他に異常ないことを確認(@ディーラーでの診断)
   ↓
(17)左右ブレーキランプを抜き取り、擬似的に左右同時球切れ状態を作り出してみる
   ↓ (エンジン停止状態では ABS警告灯は点灯せず)
(18)エンジン始動する
   ↓ (エンジン始動状態でも ABS警告灯は点灯せず)
(19)家の前を走行してみる
   ↓ (走行状態でも ABS警告灯は点灯せず・・・ただし上記(4)とは電気負荷は全くの同等ではない)
(20)ストップランプSWがOFF時の電圧、またはON時の電圧が閾値を越えず、正常範囲内にとどまる
   ↓
(21)左右ブレーキランプを新品に交換
   ↓ (ブレーキペダルとの連動性に問題なし)
(22)一応の完治
   ↓
(23)今後の同様なトラブルへの対策として、予備バルブを車内に常備
   ↓
(24)更なる対策として、LEDハイマウントストップランプを追加予定・・・後述(★2)
------------------------------------------------------------------------------

以上が、トラブル発生から一応の完治までの、私なりの一部推定を含むメカニズム(ストーリー)である。

ここから先は私見であるが、冒頭の
  ◎「(A)ディーラーのフロント責任者」 においては、
    上記 (10)→(13)→(14) のように、要点のみを かいつまんで(他を省略して)私に説明していただき、
  ◎「(B)富士重工業(株)・お客様相談室」 においては、
    上記 (6)→(7) のように、システムとして確立されている作動条件を私に説明していただき、
  ◎「ディーラーのメカニック(実務対応者)」 においては、
    上記 (9)~(16) の、実際に行った一連の故障診断手順を私に説明していただき、
  ◎「知人 (&さん) 」 においては、
    上記 (17)~(20) についての 補強情報(レガシィでの試験結果)をご提供いただいた、
ということになるかと思う。

このように、たったひとつのトラブルであっても、それぞれの 立場や経験や職務が異なると、その説明が異なってくる恐れ (=木を見て森を見ず状態に陥る可能性) がある ということだ。もちろん、上記のメカニズム(ストーリー)は私の一部推定を含む考えであるから、これで全てを完璧に網羅できているとは断言できない。まだまだ私の考えの遠く及ばない事柄が潜んでいるかもしれない。そのことは、今後も忘れないようにしたい。

さて最後に補足しなければならないことが残されている。
上記のメカニズム(ストーリー)に付した、(★1)と(★2)についてである。

その後、私なりに再考してみたことがある。実は上記 (1)~(24) だけでは、「本当の原因」・「真の原因」 が表に出てきて いない 。そこで登場するのが、左上の画像に示す 「ストップランプシステム」 の回路図だ。この回路図をよ~く見直して、ハタと気がついたことがあった。それは、ブレーキランプ回路だ。図面では、向かって右側がワゴンの、左側がセダンの回路になっている。

純正(ノーマル)状態では、ワゴンもセダンもともに、ブレーキランプは 「車両左側ブレーキランプ」+「車両右側ブレーキランプ」+「ハイマウントストップランプ」 の 3系統が並列になって 回路を形成している。つまり、ブレーキペダルを踏むことでストップランプSWが作動し、形成された直流回路上で 電流は3方向に分岐して 流れることになる。ところが我が家のインプレッサは、純正のリヤウィング(ハイマウントストップランプ内蔵)を取り外し、代わりにオプション設定されていた STI の カーボンリヤウィングを装着しているのだ。STI の カーボンリヤウィングには、もちろんハイマウントストップランプは内蔵されていない。

このことは何を意味するかというと、我が家のインプレッサでは、ブレーキONで 「車両左側ブレーキランプ」+「車両右側ブレーキランプ」 の 並列2系統 にしか電流が流れない、ということになる。純正で3系統に分岐して流れていた電流が、現状では2系統にしか流れておらず、このことが、結果的に電球の寿命を縮めた原因になってはいないだろうか? とふと思ったのだ。

流れる電流が3系統から2系統に減ったことにより、本当にバルブ(電球)にかかる負荷が増大するのかどうかは、私には分からない(いや、にわかには 信じがたい)。が、純正状態(ハイマウントストップランプ付き)と我が家のインプレッサの現状(ハイマウントストップランプ無し)の電気的な差異は、それくらいしかないことも事実である。だから、上記 (0)番 と (24)番 の考えは 同じところに起因しているのだ。ハイマウントストップランプを追加することで純正状態との差異を無くし、さらにそれをLED化することで球切れも防ぐという一石二鳥の対策を狙ったのが、今回のトラブルから私が至った現時点での最終結論なのである。

(長文にて失礼しました。また、ご協力いただいた方々には、この場を借りてお礼申し上げます。)
2005年12月07日 イイね!

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(考察編)

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(考察編)左右ブレーキランプの同時玉切れに端を発した、
ABS警告灯に関する疑問点の追及話(その4)。
  ◎「その1(確認編)」 は → こちら
  ◎「その2(客相編)」 は → こちら
  ◎「その3(ディーラー編)」 は → こちら

(「その3・ディーラー編」 からのつづき)
幸いにも、メカニックには私の真意(※)が伝わったようで、
考えられる原因について、その場でいっしょに時間の許す
限り、考察していただいた。
(※)「あらかじめ原因を知っておけば、今後はユーザー側でも
   トラブルを避けられる可能性が高まる」 という意識から、
   真実に近づきたいという考え。

(A)そもそも、ABS警告灯が点いたのはナゼか?何によるものか?

ABS警告灯は、もちろんABSユニットに故障が生じた場合に点灯するが、それ以外の部位で異常を感知しても点灯することがある。例えば、ABSユニットに信号を入力しているセンサー類に異常が生じた場合である(入力信号に異常があればABSも正常な作動を保証できなくなり、警告灯の点灯に至るということ)。したがって、ストップランプSW系に異常ありと判定された場合も ABS警告灯は点灯することになる。
今回は 実際にも セレクトモニタで 「ストップランプSW系に異常あり」 の エラーが検出された ので、インプレッサのストップランプSW系 (注:「系」全体を示すのであって、必ずしも SW本体(単独)の異常を意味するものではない) に異常があったためにABS警告灯が点灯したことは 事実 である・・・と考えられる。

(B-1)もしも左右ブレーキランプの同時玉切れによりABS警告灯が点灯したとすると、
   富士重工業(株)のお客様相談室のコメント:「ブレーキランプの玉切れを
   知らせる警告システムは無い」 と矛盾しないか?

客相のコメントの意味は、「玉切れを 積極的に(必ず)知らせるデバイスは搭載していない」 という意味である。だから球切れが発生しても、インパネにはそれを 直接 伝える警告灯は無い。では、直接的ではなく 間接的に ・・・すなわち 「何らかのハズミでABS警告灯が点灯する可能性」 があるか無いか?が問題となってくる。

そこで前日(2005年12月6日付け)のブログ : [ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証(ディーラー編) を再度読み返していただきたいのだが、ストップランプSWの故障診断手順の第三工程には、「ブレーキランプの点灯/不点灯を確認」 と記載されている。つまり、整備マニュアルとして 「ABS警告灯が点灯した場合で → ストップランプSW系の故障がエラーログに残った場合は → ブレーキランプの断線(玉切れ)を確認のこと」 という診断作業が確立されている。

このことは、裏を返せば 「ブレーキランプの玉切れでABS警告灯が点くことは、条件(※)によっては あり得る」 ということになるのではないか。もしも玉切れでABS警告灯が点灯することが まったく無い ならば、わざわざ故障診断手順に 「ブレーキランプの断線(玉切れ)を確認のこと」 という第三工程を記載する必要が無いと思われるからである。

ちなみに その条件(※)とは、故障診断ページによれば、(玉切れが起こったという条件下で)
  ・ブレーキペダルから足を離した状態で、ストップランプSW の出力が 1.5[V] 未満
  ・ブレーキペダルを踏み込んだ状態で、ストップランプSW の出力が 10~15[V] 以外
だと考えられる。つまり ストップランプSW回路の 電圧や電気負荷に変化 があった場合・・・ということになる。

そこで私はもう一度、基本に立ち返ってサービスマニュアル(故障診断)を確認してみた。ただし今度は、「セレクトモニタを使用しない場合の診断手順」 ページである。機器に頼らない場合の方が、基本に忠実に確認作業をトレースするトラブルシューティングとなっているハズだと考えたからだ。それに、もしも今後私が同じトラブルに遭遇したならば、私自身がセレクトモニタ無しで診断しなければならない、ということもある。

セレクトモニタを持たない場合の診断手順(概略)は、次のようになっている。
  (1)ABSユニットのコネクタは、ロックされるまで挿入されているか?
  (2)アース端子、その他の端子に異常はないか?
  (3)オルタネータの電圧は正常か?
  (4)バッテリ端子の接触不良はないか?
  (5)ABSユニットの電源は正常か?
  (6)その他ハーネス類に異常はないか?

上記の通り、コネクタ やら アース やら オルタネータ やら バッテリ端子 やらを確認せよ、となっている。このことから、ABS警告灯が点灯する 背景 として、コネクタの接点状態車載バッテリの劣化状態オルタネータの発電状態 なども複雑に絡み合っていることが容易に想像できる。そのほかにも、ハーネスの一時的な接触不良もあるかもしれない。とすると、車輌の状態によっては、上記の条件(※)を偶然満たしてしまう場合も無いとは言い切れないことになる(>仮説ではあるが)。

「みんカラ」 の整備手帳ページ でも紹介しているが、1回目(新車購入2年目)の玉切れ の時にはABS警告灯は点灯しなかったことも考慮すると、今回はたまたま ABS警告灯が点灯する 閾(しきい)値 をまたいでしまったのではないか、と考えられる。

(B-2)自分で左右のブレーキランプを意図的にソケットから抜き取り、擬似的な
    玉切れ状態を作り出したが、ABS警告灯が点灯しなかったのはなぜか?

これについては、上記(B-1)で展開した仮説の通り。
擬似的に球切れ状態を作り出した際、エンジン始動状態だけでなく、確かにクルマを動かしての確認もしてみたが、エアコンON だとか ナビを起動していたとか オーディオ(音楽)を作動させていたとか、その他 諸々の電気負荷状態を(球切れしたときの車両状態と)まったく同じには再現してはいなかった。だから、再現を試みたときは、たまたま ABS警告灯が点灯する閾(しきい)値を 越えなかったので点灯しなかったのかもしれない(※越えない方が普通であるのだが)。

(3)ABS警告灯の点灯とブレーキランプの同時玉切れは、たまたまタイミングが
  重なっただけであって、実はそれぞれ全く別の原因を持つ可能性はないか?

ABSユニット(本体)には何ら異常なく、また 「ABS警告灯回路」 と 「ブレーキランプ回路」 の 両方に同時に関与する部品(=ストップランプSW系)が 存在した ことから、別個のトラブルが同時多発したのではなく、同じ原因が2つの事象(玉切れとストップランプSWを介しての警告灯点灯)を引き起こすに至った、と考える方が矛盾が無い。

(長くなってしまったので、いったん区切ります。
 次回のブログは、いよいよ 「まとめ」 に入ります。)
2005年12月06日 イイね!

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証(ディーラー編)

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証(ディーラー編)左右ブレーキランプの同時玉切れに端を発した、
ABS警告灯に関する疑問点の追及話(その3)。
  ◎「その1(確認編)」 は → こちら
  ◎「その2(客相編)」 は → こちら

(「その2・客相編」 からのつづき)
翌日、私は残業を早めに処理し、バイク(ホンダCBR)でディーラーに直行した。(※ホンダのブルゾンではなくスバルのブルゾンを着て来店。← 2005年12月2日付けのブログ の 「(※):余談」 部分を参照のこと。)

私はフロントに行き、まずは予定通り部品を注文。ふと工場の方に目をやると、一部を除いて照明灯が消えている。入庫車は整然と並べられており、人影は見当たらない。あれ?もしかすると、今日はメカニックたちは 「ノー残業デイ」 だったのか? ショウルームにも他のお客様の姿は見当たらない。・・・というか、単に私の来店時間が遅いだけなのか?(^^);

部品の発注手続きが一息ついた段階で、先日のトラブル : 「ブレーキランプの左右同時玉切れ」 に対応していただいたメカニックが誰であるのか、責任者に尋ねてみた。もしもメカニックが不在なら今日は名前だけを聞いておき、注文部品の入荷後、引き取りに来店した際に改めて尋ねてみようと思ったからである。

責任者は工場の奥に消えて行った。と同時に、消えていた照明灯が再点灯した。メカニックたちもチラホラと工場の中に戻ってきた。どうやら 「ノー残業デイ」 ではなく、単に休憩時間中だったらしい。休憩時間中はちゃんと(一部の照明灯を残して)消灯するあたり、省エネ教育が徹底しているようである。ほどなくして、一人のメカニックが責任者と連れ立ってフロントの窓口にやって来た。おぉ、対応していただいたメカニックご本人と直接お話ができる運びとなった!

私は、GDA-Cインプレッサ購入時に同時購入していたサービスマニュアルや電気配線図集の中から、今回のトラブルに関連すると思われるページをあらかじめコピーしたものをカバンの中から取り出し、メカニックに見せながら、こう切り出した。「先日はありがとうございました。実は車輌が入庫した際の様子を詳しく教えていただきたく、本日来店しました。」 以下、その続きである。

 私  : 「故障診断の際、セレクトモニタは使用されたでしょうか?
       使用された場合、何らかのエラーログは残っていなかったでしょうか?」
 メカ : 「えぇ、エラーが残っており、”ストップランプスイッチ系の異常” と出ました。」
 (注:ストップランプSWとは、お客様相談室 (→ 先日のブログ参照) でも話題に出た、あの部品である。)

 私  : (なにー!エラーログが残っていたとは聞いていないぞ!・・・とは言わずに)
      「そのとき、どんな処置をされたのでしょうか?」
 メカ : 「ストップランプSW までの配線や SW本体には異常がありませんでした。
      ブレーキランプが点灯していなかったので、ブレーキランプまでの配線を
      点検したところ、ランプ直前(ソケット)までの配線で道通を確認できました。
      よってランプの不良と判断し取り外してみたところ、実際にもフィラメント
      切れを確認したので玉切れと判断。他に異常ないことを確認しました。」

エラーログが残っていたとは 予想外の返答 だったが、すぐに気を取り直し、私は再度、メカニックとともにサービスマニュアルのコピーに目を移した。マニュアルでは、故障診断は まず 「セレクトモニタを使用する場合/しない場合」 の2つに手法が分かれており、今回は 「セレクトモニタを使用する」 の手法が該当する。該当ページの冒頭では、検出されたエラーコードごとの 「診断内容・参照先 一覧表」 が載っており、ストップランプSW系の異常に対しては、「ストップランプSW系の診断手順を参照のこと」 と具体的なページが指示される。

その参照ページ(左上の画像参照)によると、診断手順は次のようになっている。
  (1)ブレーキペダルから足を外し、ストップランプSW の出力を読み取る
     チェック:1.5[V] 未満か? 診断:「Yes→ (2)へ進む/No→ (3)へ進む」
  (2)ブレーキペダルを踏み込み、ストップランプSW の出力を読み取る
     チェック:10~15[V] か? 診断:「Yes→ (5)へ進む/No→ (3)へ進む」
  (3)ブレーキペダルを踏み込み、ストップランプの点灯を確認する
     チェック:点灯するか?   診断:「Yes→ (4)へ進む/No→ ストップランプ回路を修理する」
  (4)以下省略

診断手順では上記の通り、第三工程で ブレーキランプの点灯/不点灯をチェック する項目が入っているから、今回のインプレッサでは玉切れした電球を交換(して他に異常のないことを確認)すれば、作業としてはそこで修理完了となる。つまりメカニックに対応していただいた内容は、マニュアルに記載の手順(1)→(2)→(3)と何ら矛盾することが無いばかりか、まったくマニュアルに沿って処置を行っていただいたことになる。

そこで私は次の疑問をぶつけてみた。
  (A)そもそも、ABS警告灯が点いたのはナゼか?何によるものか?
  (B)もしも左右ブレーキランプの同時玉切れによりABS警告灯が点灯したとすると、
    (B-1)富士重工業(株)のお客様相談室に打診したところ、「ブレーキランプの
        玉切れを知らせる警告システムは無い」 と回答されたが、矛盾はないか?
    (B-2)自分で左右のブレーキランプを意図的にソケットから抜き取り、擬似的な
        玉切れ状態を作り出したが、ABS警告灯が点灯しなかったのはなぜか?
  (3)ABS警告灯の点灯とブレーキランプの同時玉切れは、たまたまタイミングが
    重なっただけであって、実はそれぞれ全く別の原因を持つ可能性はないか?

もちろん、疑問をぶつける前に、次の意図によるものであることの説明を決して忘れなかった。
  ◎なるべく真実に近づき、原因の可能性や方向性のヒントをつかむことができたなら、ユーザー側
    でも再発防止策へと役立てる ことができる。そのためにも現場で対応していただいたメカニック
    から、何かアドバイスやヒントがあれば、助言をお願いしたい気持ちで今回来店した次第である。
  ◎もちろん、この場で白黒のカタをつけることを無理に要求するつもりは、まったくない。
    原因について 答えが出ないかもしれない ことは、認識している。

(長くなってしまったので、「その4」 に続けます。)
2005年12月05日 イイね!

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(客相編)

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(客相編)左右ブレーキランプの同時玉切れに端を発した、
ディーラーの説明に関する疑問点の追及話(その2)。
  ◎「その1」 は → こちら

(「その1」 からのつづき)
私は1ユーザーとして、富士重工業(株)の
お客様相談室に電話してみた。

究極の目的は、ABS警告灯が点灯するに至った原因の追求であるが、現車も見ずに電話口での応対だけで そうやすやすと判るものではない。そこでまず、ブレーキランプ回路の断線がインパネのABS警告灯と関連があるのか無いのかについて回答をいただくことが、重要な第一歩となる。

以下、富士重工業(株)・お客様相談室と私との、電話でのやりとりの一部抜粋である。

  私  : 「GDA-Cインプレッサ (WRXのAT車) には、ブレーキランプの玉切れを
       警告灯で表示してドライバーに知らせる機能は備わっているでしょうか?」
  客相: 「玉切れを知らせる機能は ない です。昔の時代のクルマにはありましたが。」

  私  : 「ブレーキランプの玉切れが原因で、ABS警告灯が点灯することは
       ありえるでしょうか?」
  客相: 「う~ん・・・ABS回路には、ストップランプスイッチが入力信号として入って
       いますが、ランプの玉切れ自体は入力信号とは関係が無いですねぇ。」
  私  : 「ストップランプSW はどこに位置している、どのようなスイッチでしょうか?」
  客相: 「ブレーキペダルの根元にある、単なるON-OFFスイッチです。」

つまり、「ストップランプSW の入力信号不良で ABS警告灯が点くことはある。ただし、ストップランプSW が正常であれば、たとえブレーキランプが玉切れを起こしていても、(ストップランプSW に起因する)警告灯は点かない」 ということだ。もちろん、家のインプレッサの場合は左右の電球交換後は正常にブレーキランプが点くので、この 「ストップランプSW 不良説」 は考えにくい(一時的な接触不良の有無など、詳細に点検する必要はあるかもしれないが)。

まとめると、ABS警告灯が点灯する原因としては、
   ◎各種センサをはじめとする回路の断線やショート
   ◎その他、システム構成部品のハード異常
などが挙げられ、
   ◎[ブレーキランプの玉切れが原因の点灯] は考えられない
ということになる。

こちら(お客様相談室)の説明の方が、先日のディーラーの説明 (昨日のブログ 本文中の(★)部分) よりも、もっともらしくて納得がいく。あぁ、何ということだ。私はブログで誤情報発信青年になってしまったかもしれない・・・。_| ̄|○
(※注 : 「青年」 の部分にはツッコミを入れないように。)

そこで私は、再度ディーラーに足を運ぶことにした。私が説明を受けたのは、作業者(メカニック)本人からではなかったからだ。もしもブレーキランプの玉切れトラブルに対応していただいたメカニックにお会いできるならば、直接そのときの話を聞くことができると思ったのだ。まぁ ディーラーにとっては 「しつこいお客様」 と思われるかもしれないが、決してクレームを付けに行くワケではなく、単に [真実に近づきたい] だけのことであるから、気持ちは理解してもらえると思う。

・・・とは言っても、ただ聞くだけで相手の手を煩(わずら)わせることになるだけなので、同時にいくつかの 部品を注文する ついでに 聞いてみることにした。そうすれば、私は立派なお客様だ。(^^);

と思ったら、この日(12/5)は月曜日でディーラーはお休み(定休日)ではないか! _| ̄|○
ということで、ディーラーとのやりとりについては、翌日以降のブログで再度報告します。

(「その3(ディーラー編)」 へ続く)
2005年12月04日 イイね!

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(確認編)

[ABS警告灯・消灯せず] の疑問を検証する(確認編)左右ブレーキランプの同時玉切れに端を発した、
ディーラーの説明に関する疑問点の追及話(その1)。


2005年12月2日付けのブログ
[インプレッサWRX] ABS警告灯・消灯せず の顛末
にて、ブレーキランプが左右同時に玉切れするトラブルが発生したことをお伝えしたが、その後に 疑問点が多々出てきたので、その検証を含めて再度、ここにまとめてみる。


まず、事の起こりをおさらいすると、次のようになる。
  (1)走行中にインパネの [ABS] 警告灯が点灯。
  (2)エンジンを切って再始動を繰り返したが、再び点灯(消えず)。
  (3)そのままディーラーにかけつけ、入庫(警告灯は点いたまま)。

ディーラーでの確認項目と診断、処置は次の通り。
  (4)セレクトモニタ上では ABS ユニットに異常なし。
  (5)他を点検すると、ブレーキランプが左右同時に玉切れしていた。
  (6)その場の暫定処置として、玉切れしていない中古バルブ(電球)を
    1個だけ交換し(残る1個は玉切れのまま)、正規バルブを2個発注。
  (7)[ABS] 警告灯が消えた状態になったので、いったん帰宅。

つまりディーラーの説明によると、
  ◎「左右同時の球切れ(原因)で → 警告灯点灯に至った(結果)」 ・・・(★)
であり、どちらか片側だけでもバルブが点灯する場合は [ABS] 警告灯は点かないので、正規部番のバルブが2個入荷するまでは、暫定処置(中古バルブ1個の交換)でしのいでください・・・いう見解が与えられた。

翌日、私が確認したことは次の通り。
  (8)車載の取扱説明書には、[ABS] 警告灯は 「システムの異常(ブレーキとしての性能は
    確保されているが、ABSとしての作動はしません)」 としか書かれておらず、その他の
    どこを見ても、左右ブレーキランプの同時球切れとの関連性には言及されていない。

あれ?・・・とすると、上記(★)の 根拠が見当たらない ことになる。この時点で、本当に(★)は正しいのだろうか?という疑問がフツフツと湧き上がってくる。そこでクルマに戻って以下の点を確認してみた。
  (9)ブレーキペダルを踏むと、ブレーキランプは片側のみ点灯。
    (→ 前日の最後にディーラーに確認していただいた通り。)
  (9)その状態でエンジンを始動したが、[ABS] 警告灯は点かない。
    (→ これも前日の最後にディーラーに確認していただいた通り。)
  (10)点灯しているバルブをソケットから抜き取り、擬似的に左右
     両方の玉切れ状態を再現 → [ABS] 警告灯は 点灯せず

あれー? 左右両方玉切れ状態相当なのに、エンジン始動で [ABS] 警告灯が点灯しないぞ。試しに家の玄関前を少し 走ってみた が、インパネ表示に変化無し。これは、先日のブログに目を通していただいた知人が、ご自分の愛車(BE型レガシィ RSK の AT車)で別途 確認した結果と同様であった → こちら(&さんの掲示板)

  # ちなみに左上の画像は、一人で作業する際の
  # ブレーキランプ点灯確認治具(つっぱり棒)。

まずい、このままでは私は(先日のブログで)誤情報を発信したことになってしまう。そこでまずは、1ユーザーとして 富士重工業(株)のお客様相談室 に電話してみた・・・。(^^);;;
 
(「その2(客相編)」 に続く)

プロフィール

「レガシィのエンジン不調の件。時間取れないので今回はディーラーに調査依頼しに行ってきます。事前に意見陳述書も印刷して準備済み。20年以上の付き合いだった担当セールスさんが異動して新人セールスさんに代わったので、挨拶もして来ます(今までコロナ禍でディーラー行きを控えていたので)。」
何シテル?   06/20 11:18
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 レガシィ(BP5D型)、エクシーガ(YA5E型)、CBR250Four(昭和61年式)に乗ってい...

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