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2005年07月22日 イイね!

【六連星】 画像で見るエンブレムデザインの変遷(1)

【六連星】 画像で見るエンブレムデザインの変遷(1)しばらく固めのブログが続いたので、
ここからは柔らかめの話題を3連続で。

スバルの六連星(むつらぼし)のデザイン変遷
についてまとめてみました。今回は「その1」。
(参考)
「その2」 は → こちら
「その3」 は → こちら

世界の工業製品メーカーは、自社製品にその証としてエンブレムを付けることが多い。自動車業界も例外ではなく、世界はもちろん日本の自動車メーカーも、自社ブランドにはエンブレムを付けることが一般的である(一時期、わざとエンブレムを付けない風潮が流行った時期もあるが)。

さて今回、ブログをご覧の方々にシリーズで見ていただくのは、ズバリ、富士重工業(株)の六連星エンブレムのデザイン変遷についてです。スバル360からレガシィに至るまで、そのエンブレム26種類を紹介します。

<歴代エンブレムの代表的採用車種>
(1):スバル360(1958年~)、サンバー(1961年~)
(2):スバル360デラックス(1962年~)
(3):スバル360(1965年~)、サンバー(1966年~)
(4):スバル1000(1966年~)
(5):スバル360(1968年~)
(6):スバルff-1スポーツ(1969年~)
(7):スバルR-2(1969年~)
(8):スバルff-1 1300G(1970年~)

富士重工業(株)は、初の量産四輪車:「スバル360」の発売当初から、エンブレムとして六連星を採用しています。六連星誕生までのエピソード(秘話)については、すでに2005年6月19日付けのブログ (スバルマーク(六連星)の ひみつ) で述べているのでそちらをご覧いただくとして、まず最初のエンブレムは、画像(1)に示す通り銀色のものでした。

その後、スバル360デラックスの発売に合わせてエンブレムも金色となりました(画像(2))。やはり「ゴールド」はデラックスにふさわしい色なのでしょうか。しばらくデザインでの変更はありませんでしたが、1965年になると、六連星の背景(円形枠)が より楕円形状に変更されました。恐らく、縦横比を変えることによって安定感を出したかったのだと思います。画像(2)と(3)を見較べると、納得できると思います。

次に大きな変更が生じたのは、1966年のスバル1000用エンブレム(画像(4))からです。何と、それまでは打ち抜きだった背景に、赤い色が加えられたのです。この変更は、後のスバル360にも横展開されるとともに、六連星自体が台座の中に描かれるという試みも行われました(画像(5))。そして1969年のff-1スポーツでは、赤色がよりヴィヴィッドな赤色に改められています(画像(6))。やはり「スポーツ」を連想させる色は、この当時から「レッド」だったのでしょうか。これは単なる私見ですが、内に秘めたる熱い力を表現させたかったのかもしれませんね。

その後のデザイン(画像(7)~(8))を見ると、六連星自体はサイズが小さなものに変更されつつ、その台座(ベース)に工夫を凝らすという手法が採られています。画像(7)では「SUBARU」の文字も併記され、画像(8)では車名の一部「G」も併記されています。このあたりから、エンブレムにも「車輌が豪華に見えるようにする」という影響(の走り)を見て取れるような気がします。

以上、「その1」では1958年~1970年頃の六連星エンブレムを紹介しましたが、たった10年少々の間にも、細かな変更(色彩変更、縦横比変更)から大きな変更(台座付与、文字や記号の併記)まで、エンブレムデザインは常にその時代・その車輌にベストマッチするよう推敲されて来たであろうことが読み取れるのです。

次は1971年~1980年までの、おおよそ10年間のデザイン変遷について紹介します。

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「CBR250Four用フロントタイヤの見積もりを取ってきました。BS、METZELER、MICHELIN、IRCの4メーカー。売価は、BS>>METZELER>MICHELIN>>IRC。これにGW期間中の割引特価が乗る。MICHELINのPILOT STREET2になりそうだ。」
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調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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