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調布市のKAZのブログ一覧

2015年05月03日 イイね!

[エクシーガtS] その3・下地塗装の研磨と注意点(ドアパンチ被害のDIY修理)

[エクシーガtS] その3・下地塗装の研磨と注意点(ドアパンチ被害のDIY修理)駐車場でドアパンチの当て逃げ被害に遭ったエクシーガについて、DIYで塗装&磨きの修理をすることにしました。一連のブログは、DIYによる修理工程の備忘録です。

前回までのブログで 「塗装の一部が(ドアパンチ被害によって)丸剥げ状態となったことを確認し」、「作業方針を決めてタッチアップペイントで下地塗装をした」 ところまでを記録しました。今回(その3)は、「下地塗装の研磨と注意点」 です。

<関連ブログ>
◎その1 → ドアパンチ・当て逃げ被害に遭う(塗装丸剥げの巻)
◎その2 → 作業方針と下地塗装の巻(ドアパンチ被害のDIY修理)

(その2)からの続き

■研磨作業に使う用具の巻
私はこれまで、比較的 多くのDIY作業を行ってきましたが(例:ワンオフパイピングを製作する吸気系の作業、エキマニやフロントパイプ交換など排気系の作業、ダンパー交換など脚周りの作業、樹脂の曲げ加工によるLED照明の自作作業、デントリペアなどのボディ系の作業、ナビ&オーディオのインストール作業、他車向け純正部品の流用など)、「どのような工具・道具を使って作業しているのか、ブログでもアップしてほしい」 との要望をいただきました。

そこで今回、タッチアップペイントを塗布したあとの 「下地塗装を研磨」 する際に使う道具(用具)を、画像で載せてみます。

<↓下地の研磨作業に使う道具はコレだけ。DIYでの作業なので、そんなに多くはない(いや少ない)>


カメラ(デジカメ)やiPhoneやアクセスキーは単に写っているだけで、実際に使うのは耐水ペーパー(#1200、#2000、#2400)とそれをカットするハサミくらいのものです。あとはマスキング用の養生テープと、100円均一で仕入れた水吹き(スプレー)ボトルです。

今回の一次研磨では、「あえて手感(指先の微妙な感覚)」 で研磨するため、当て板や硬質スポンジの類は使いません(その後、色合わせした二次塗装を研磨するときに使います)。また、画像の左上に写っているボトルは、今回の一次研磨では使わない研磨粉です(こちらは上塗りクリア後に使用予定)。

<↓(裏側) 各種耐水ペーパーはホームセンターなどで入手可能(番手ごとにバラ売りしています)>
  

<↓(表側) 塗装に使うので、経験上、一番粗い番手で#1200番以上(仕上げを#2400)としました>


準備が整ったら、早速作業に入ります。

ちなみに今回の研磨作業は、午前中の早い時間帯(太陽が煌々(こうこう)と照って気温が上昇する前)に行っています。一次研磨終了後に、そのまま二次塗装(色合わせ)&再研磨&クリア吹き&仕上げ研磨を連続して行う予定のためです。

■マスキングの巻
タッチアップペイントは、ドアパンチ被害で脱落したライン塗装の段差部分を補うため、研磨することを前提に厚盛りしています。そこで最初のマスキングは、厚盛りした部分のみを効率良く研磨できるよう、必要最小限に抑えます。

<↓前日のタッチアップペイント作業から、一夜明けた状態。しっかり固まっていることを確認します>
  

<↓養生テープをマスキング代わりで使用しました>
  

<↓上の画像の拡大図(一次研磨する前の状態)>


<↓スプレーボトルを使って対象部位に水をたっぷり吹きかけながら、最初は#1200で軽く研磨します>
  

以下、時系列で研磨面の状態変化の推移を画像で示します。

研磨が進む(耐水ペーパーの細目番手を上げる)ごとに、マスキングしないエリアを徐々に拡大する(養生テープを外側に広げていく)ことに注目です。


<↓色合わせしていない、塗料の足付かせ層(段差解消目的)なので、自分の素手の感触を頼りに削る>






■研磨作業の注意点の巻
研磨をする上で注意することは、「注水を欠かさないこと」 と、「常に耐水ペーパーの新しい面で研ぐこと」 の2点です。もともと削り過ぎを防ぐため、力を入れて擦(こす)る必要はありません。もしも無意識のうちに力を入れて研ぐようなことになっていたとすれば、それは耐水ペーパーの表面が(ミクロンオーダーで)摩耗している可能性が高いです。ペーパーの研磨面をローテーションするか、新しいペーパーに交換する方が無難です。

<↓周辺との地ならしがだんだん進んでいくのに合わせて、マスキングのエリアも徐々に変えていく>
  

<↓研磨をさらに進めた状態(このへんで#2400を使用)>


<↓一歩引いた状態で撮影>


■色合わせに向けて、の巻
耐水ペーパーの番手を上げながら研磨エリアも広げていき、最終的に 「タッチアップペイントの一次研磨」 作業が終了しました。ここまでの作業は、次に行う予定の 「(経年変化した現状のボディカラーに)色合わせした、タッチアップのペン入れ」 のための、塗装面の段差解消が主目的でした

※換言すると、タッチアップした部分は、膜厚の凹みを解消しただけであって、
  まだ周囲のボディカラーとのマッチング(色合わせ)が取れていません。

この時点での出来映えを、以下の画像で示します。

<↓一次研磨が終了した状態。このあと、色合わせ(周囲とのボカシ)を含めた再塗装&研磨を行う>


ドアパンチ被害痕は、目立たなくなってはいますが、ワタシ的にはまだまだ・・・という感じ です。ここで満足せずに、さらに目立たなくするための措置(=当初からの作業方針と達成手段)に則って、作業を継続します

次の工程は、いよいよ 「色合わせ」 です。経年変化した現状のボディカラーに合わせて、タッチアップペイントの色を調整し、筆入れします。「色合わせ」 とは言っても、プライベーターですので 「色見本」 や 「限度見本」 があるハズもなく、ひたすら自己の目とカンが頼り・・・という状況であります。さらにその後、クリア層も吹く必要があります。

プライベーターは自己の作業にこだわることができますが、こだわりすぎて 「過ぎたるは及ばざるが如し」 とならないよう、作業の引き際の見極めも重要です。

「その3 (最終話)」 に続く予定。
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2015-05-04(Mon.) : 更新
その4・塗装修理の結果&番外編(ドアパンチ被害のDIY修理) をアップロードしました。

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「[整備] #CBR250FOURフォア [CBR250Four] 日常点検2024-03-27(タイヤ針抜き、チェーン給油、バッ ... https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/28623/7764627/note.aspx
何シテル?   04/24 00:41
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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