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調布市のKAZのブログ一覧

2015年07月24日 イイね!

Defi C2_油温油圧ブースト計_オイルブロック無しで設置/その6_仕上げ(まとめ)

Defi C2_油温油圧ブースト計_オイルブロック無しで設置/その6_仕上げ(まとめ)エクシーガtSに、NS Defi (油温・油圧・ブースト計)をサンドイッチブロックを使わずにDIY装着しました。今回のブログは最終話:「仕上げ作業編」 です。

◎その1 → アダプタ探索の巻
◎その2 → 遮熱板 脱着の巻
◎その3 → 油温センサ装着の巻
◎その4 → 油圧センサ装着の巻
◎その5 → 配線引回し方法の巻


■排気系(遮熱カバー)の復元
センサー類の配線の引き回しがほぼ決まったら、取り外していた排気系(エキマニ)の遮熱カバーを復元します。正直なところ、「新車購入から3年も経たないのに、こんなに錆(さび)が発生しているのか・・・。」 と少々驚いた排気系。

板金パイプ(蛇腹を持つ中間パイプ)部分はそうでもないですが、シリンダヘッド直下の鋳物部分には 「表面サビ(中まで進行していない錆)」 がそこそこ見受けられたため、特に激しい乗り方をしていたワケではありませんが、使用環境的に厳しい部位なんだな~、と思った次第。

<↓左:上下2分割のカバーそれぞれにブリッジと遮熱綿が付く  右:ボルトとナットは熱で錆びやすい>
 

<↓経年月数が少ないため、今回は新品化せずにボルト&ナットは再利用。ただし焼き付き防止剤を塗布>
 

<↓エクシーガtSの左右エキマニは鋳物。同じEJ20型ターボでも、等長等爆系は板金パイプのエキマニ>
 

<↓下廻りの作業をじっと観察していた小さなアシスタント(5歳男児)>


■室内への配線引き込み
次はいよいよセンサーの配線を、エンジンルームから車室内へと引き込みします。当方のエクシーガtSは、トヨタ86/スバルBRZ に搭載されている 「サウンドクリエーター(R)」 一式をワンオフで移植している都合上、バルクヘッドの貫通穴は吸気脈動音の伝達用ホースで(そのスペースを)占められています。

<↓エンジンルームから車室内に配線を通すときの定番穴は、すでに先約ホースでスペースがいっぱい>
 

Defi 油温・油圧・ブーストの各センサの配線を、一瞬、「助手席側から通そうか・・・」 とも思いましたが、すぐに思い直しました。ダッシュボード上では運転席側にメータを設置するので、やはり運転席側のバルクヘッド穴から配線を通したい。ということで試してみましたが、結果としてムリなく Defi の配線もアドオンして通すことができました。

<↓この工程では小さなアシスタントが大活躍。エンジンルーム側から送り出された配線を室内に引き込む>
 

1人作業の場合は、エンジンルームから室内に向かって配線を送り出しつつ → 室内にも回り込んで配線を少しずつ引っ張る → 再びEGルーム側から配線送り → また室内に戻って配線引き・・・という具合に、場所を交換しながら順に作業する必要があります。ところが今回は、配線を 「送って(>私)」 と 「引いて(>小さなアシスタント)」 が同時に作業できたため、この工程での所要時間を短縮できました。

<↓無事にバルクヘッド裏(Pブレーキペダルの上方)から室内にセンサの配線を引き込みできました>
 

■エンジンルーム内の配線処置
室内に配線を引き込み(仮状態)したら、エンジンルーム内での配線の長さを、ツッパリやたるみが出ないように調整します。エンジン下部では(熱源のエキマニが近くにあるため)アルミテープを巻いて遮熱しましたが、エンジン上部では手持ちのコルゲートチューブを配線に巻いて、純正然とした仕上がりを目指しました。

<↓手持ちのコルゲートは細めだったため、油温・油圧・ブーストの3系統をまとめるには太めの方が良い>
 

■仕上げ作業
エンジンルーム内での配線処置(長さ合わせ・引き回し・遮熱・固定など)が終わったら、再び車内に戻って電源供給系の作業などを続行します。

<↓常時電源、ACC、イルミ、アースの電源を車両ハーネスから分岐・接続する>
 

<↓Defi ADVANCE C2 メータに付属のモルトプレーン(スキマ埋め発泡テープ)を貼り付けてケースに組む>
 

次にメータ本体の設置場所の確認です。あらかじめイメージしていた位置(第一候補)のほか、セカンドベストと思われる場所などに、実際にメータを仮置きして視認性の確認をします。機能部品は機能を発揮してこその部品ですので、視認性にも気を配りたいところ。

<↓仮置き案:純正メータフードの奥に並列に設置する案・・・個人的には前方視界が損なわれるのでボツ>


<↓本命案:全体に右側へオフセットさせつつ、空調ダクトをふさがない平坦な位置に設置する案>


3つのメータを左右にセパレートする案もありますが、個人的な嗜好により分散設置は却下します。なお、3連メータとした場合の並びは 「(左側←)油温-油圧-ブースト(→右側)」 とします。指針の動きの緩やかな方(油温)から大きな方(ブースト)に、順に並べるのが好み、かつ慣れています。Defi BFメータを設置しているBPレガシィでも同様の並び順です。
(ついでに書きますと、指針の動きのより緩やかなメータをやや奥側に、指針の動きの鋭いメータをやや手前側に設置するのも、個人的な主義によるものです。)

<↓レガシィでは脱着可能なようにマジックテープ止めとしましたが、エクシーガでは直接、両面テープ止め>
 

ここで、いちばん右側のブースト計の文字盤が傾いているのはワザと(意図的なもの)です。具体的には、次のこだわりによるものです。

 ・ゼロ点(正圧/負圧の分岐点) が、垂直方向の 真下となる ようにする。
 ・1.0(×100kPa)というキリの良い数値が、水平方向となる ようにする。


こうして、個人的な方針や主義による設置:

 ◎センサの設置においては、オイルブロックを使わない手法 を踏襲し、
 ◎エンジンルーム内の配線引き回しにおいては、
    ・排気系近傍では アルミテープなどによる遮熱 に留意し、
    ・目に入る部分では、コルゲートチューブで純正然 とした状態を狙い、
 ◎メータ本体の設置においては、
    ・指針の動きの頻度や振れ幅 に応じて左右と奥行き方向の並び順を統一し、
    ・ブースト計では、文字盤の数値を読み取りしなくても、
     指針の位置(下がゼロ・左が1.0)で 視覚的に状態が分かる ようにする


に基づいて、Defi ADVANCE C2 メータ(油温・油圧・ブースト)を設置した次第です。(注:自分にとっての使いやすい形ですので、これが万人にとってベストな設置というワケではございませんので、念のため。)

<↓個人的な設置方針に基づく3連メータの完成形(やや引いて撮影)>


■備考
さて最後に、今回の一連の作業で使った工具類について、紹介しておきます。以下の画像に示す工具類は、各作業工程で一度は使った工具を並べてみたものです。使用工具の数と種類で、作業のおおよその規模感が伝われば良いな・・・と思います。

<↓Defi ADVANCE C2 メータ(油温・油圧・ブースト)をオイルブロックを使わずに設置した際に用いた工具類>


これにて 「オイルブロック(サンドイッチブロック)無しで Defi ADVANCE C2 メータ (油温・油圧・ブースト計)を設置する」 シリーズブログを終わります。


以上、全6話の長きに渡って 最後までお読みいただいた方々には、お礼申し上げます。あるいは一連のブログの全部ではなく、ごく一部を読んだだけであっても、お読みいただいた方々にとって何らかの参考やヒントになるものがあれば幸いです。

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「CBR250Four用フロントタイヤの見積もりを取ってきました。BS、METZELER、MICHELIN、IRCの4メーカー。売価は、BS>>METZELER>MICHELIN>>IRC。これにGW期間中の割引特価が乗る。MICHELINのPILOT STREET2になりそうだ。」
何シテル?   04/24 22:02
調布市のKAZ [読み:ちょうふし_の_かず] と申します。 スバル・レヴォーグ(VNHC型)、スバル・エクシーガ(YA5E型)、ホンダ・CBR250Four...

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