時の経つのは早いもので、年改区分E型のエクシーガtSも、今月で2回目(5年経過)の車検を迎えます。
スバルの保証延長(ネクステップ)に加入するため、今回の車検はディーラーで受けます。ただし、自分で実施可能な整備をDIYで行って費用を抑え、その分を追加オプションの費用に回すことにしました。
今回からのシリーズブログは、その備忘録です。
■ディーラー車検で保証延長の巻
我が家のエクシーガtS(YA5E型)も、今月で初年度登録から丸5年が過ぎようとしています。まだ乗り続ける予定ですので、保証期間を向こう2年間、延長したい。そのためには、ディーラーで車検を受けることが条件です。
保証切れのBP型レガシィ(2006年式)ならば、心置きなく(?)ユーザー車検で通していますが、保証延長(スバル・ネクステップ)に加入したい時点で、車検はディーラーでしか選択肢がありません。
そのため、自分で点検整備が可能な項目はDIYで実施し、浮いた費用をスチーム洗浄やエアコンのエバポ洗浄などのオプション費用に回すことにしました。要するに、「費用をかける部分とかけない部分のメリハリを付ける」 方針としました。
■自分でできる点検整備の巻
比較的時間を要する点検整備については、実はすでに実施済みです。例えば、前後ブレーキパッド(ブレンボ)の点検整備です。こちらについては、「ブレンボのブレーキ鳴きをDIYで解消する」 というタイトルでブログアップ済みです。
<ご参考 : 過去ブログ 「ブレンボのブレーキ鳴きをDIYで解消する」>
◎その1・フロント編は こちら →
「パッドの面取り、スリットの清掃など」。
◎その2・リヤ編は こちら →
「オリジナルスリット加工の追加」。
したがって、車検前の点検整備といっても、ごく軽い作業しか残っていない認識です。具体的には、次の4項目+αです。
(1)右ブレーキランプの交換
(2)車載バッテリーの交換
(3)リヤワイパーのゴム交換
(4)エアコンのフィルター交換
(5)その他・・・もしあれば
■右ブレーキランプの交換
つい先日までは何ともなかったハズですが、今回、いつの間にか右のブレーキランプが球切れしていることに気がつきました(→ 球切れした直後に気づけなかった点は、反省ですね)。ブレーキランプやウィンカーバルブの類は、私はLEDにするつもりはないため、フツーの電球を調達して交換することにします。
エクシーガのブレーキランプの規格は、12V仕様の 「W21/5W」 になります。
<↓オートバックスにて。1個349円のハイパワー版(左)をやめて、2個399円のバルブ(右)を選択しました>
球切れしたのは右側だけのため、ヘタに(メーカーが謳うところの)ハイパワー版を1個だけ買って左右の光量バランスが崩れてしまう(かもしれない)よりも、ごくフツーの電球を2個セットで買い、そのうちの1つを予備として取り置きしておくことにしました。
<↓リヤコンビランプの筐体を車体から外し、電球を交換。切れたブレーキ球は、ガラス部分が黒ずんでいた>
ブレーキランプが切れた電球(ブレーキのみ球切れで、スモールランプはフィラメント切れには至っていない)は、ガラス部分が黒くくすんでいたので、発熱により結構な高温状態になっていたのでは?と思われるような状態でした。
<↓(上):交換後、ランプ筐体を戻す前に作動確認する (下):整備性をもっと考慮した設計なら良いのに>
交換作業自体は、ものの数分で済む内容です。しかしながら、ランプの筐体を車体後方に引き寄せてクリップから取り外す作業は、力の入れどころ(と手で支える箇所)が安定しません。今は夏場ですが、外気温度が低い冬場には、樹脂のツメを壊さないか心配しながらの作業となってしまうことでしょう。
どうせなら、例えばリヤゲートを閉める際には 「取っ手」 代わりとなる凹みが設けられているのと同様に、リヤコンビネーションランプの筐体にも、内側に手を引っかけて容易に取り外し可能となるような凹みを設けるなど、あらかじめ設計的な配慮があれば良いのになぁ・・・と思っています。
■バッテリー(100D23Lへ)の交換
実はこのところ、エンジン始動時にセルモーターの回る時間(=初爆が来るまでの時間)が、やや長くなったような感じがしていました。時々、全自動充電器でフル充電させていたのですが、それ以前に、家族がエンジンOFF状態でオーディオを連続使用して、バッテリーを弱めてしまったことが過去にありました。
そのため今回、車検前の措置として、あらかじめ100D23Lサイズのパナソニックバッテリー(寿命の簡易判断インジケーター:ライフウィンクとのセット品)を買い置きしていました。で、いよいよ買い置きの新品バッテリーに交換しようとしたその日に!とうとう車載バッテリー(純正:65D23L)が寿命を迎えました。何というタイミングでしょう。
この日、家族の送迎を何度か繰り返したのち、自宅の玄関前から再度クルマを出そうとした瞬間、セルを回すに足るだけの体力が切れてしまったのです。再充電すればまだ使えそうですが、ここは思い切って新品に交換します。
<↓新品のパナソニックバッテリー。そのまま車両搭載する前に、初期充電を行ってフル充電状態にしておく>
<↓新旧バッテリーの交換作業風景。ブースターケーブルを使っているのは、オーディオのメモリー保持のため>
バッテリーはフツーに交換しても良いのですが、オーディオ(ナビの時刻表示も)がクリアされると、その後のセットが面倒になるかと思い、ブースターケーブルで車載ハーネスに常にDC12Vが給電された状態を保つようにしながら、バッテリー本体を交換してみました。こちらも、軽作業です。
■リヤワイパーゴムの交換
フロントの左右ワイパーゴムは、すでに交換済みでしたが、リヤはまだ交換していませんでした。そこで今回、あらかじめ入手済みの 「純正部品扱いの撥水タイプ」 に交換します。
<↓これも軽作業。ワイパーアームから樹脂ブレードを外す際に少々慣れが要る程度で、作業は数分で済む>
■エアコンフィルターの交換
私自身は、レガシィに乗っているときもエクシーガに乗っているときも、自分一人なら暑くてもエアコンをつけない主義です。その際は、前後左右の各ウィンドウを1/3(さんぶんのいち)ほど開けて走行します。レガシィの場合は、さらにサンルーフを開けて気持ち良く走ります。
日常ユース(買い物、送迎などの短距離用途)ならば、どうせすぐに車内を出たり入ったりするので、ヘタにエアコンを使うと、外気との温度差が大きくなって身体によろしくない・・・と思うからです(エアコンをつけなくてももつ、というのもありますが)。
しかし家族は、エクシーガに乗ったとたんに 「エアコンつけたい派」 ばかり。使用頻度も高くなるので、必然的にエアコンフィルターも汚れやすくなります。実は、このエアコンフィルターも、しばらく前に事前調達して取り置きしていました。今回、ようやくその出番がやって来たことになります。
<↓純正部番は 「72880FG010(ラベル:-999990272を同梱)」、抗アレルゲンタイプのフィルターだったかな…>
グローブボックスを開けて、古い(=今まで使っていた)フィルターを見てビックリ!こんなに汚れていたなんて(驚)。交換後は、エアコンの効きが良くなったように感じられたことは、決して気のせいではないハズ。次回以降は、早めの交換(ただし、資源のムダ使いとならないよう、タイミングも見計らいながら)も考慮したいと思います。
<その他、ウィンドウウォッシャー液も補しておく(ディーラー車検なので)>
■おまけ:自作インタークーラー・ウォータースプレー
上記の通りエクシーガのディーラー車検前・DIY点検整備は、大きな作業もなく、軽い作業を淡々とこなすだけのものでした。そこでせっかくの機会なので・・・ということで、自作のインタークーラー・ウォータースプレーの噴射範囲が経時変化でズレていないかどうか、を確認することにしました。
<↓噴射ノズルの向きを少しだけ上方に微調整。車体振動が加わっても、案外、初期セットからズレていない>
こんな感じで、DIYによる事前準備が終了。翌日のディーラー車検に臨みます。
「その2」 に続く。
(「その2」 では、ディーラーでの車検費用の初期見積もりと、DIY点検整備後の再見積もりの比較結果などを紹介する予定。)
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2017-08-09(Wed.) : 更新
[エクシーガtS] その2・ディーラー車検の見積もり(提案内容と依頼内容、連絡票) をアップロードしました。
Posted at 2017/08/07 03:51:36 | |
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