2015年の正月は、レガシィに乗って東京から札幌に帰省しました。
今回のブログは、これまでの札幌帰省記(その1~その9)には書かれていない 「その他」 について、順不同で 個人的な雑感を添えて 紹介する 「番外編(最終話)」 になります。
<関連ブログ>
◎その1→ 事前準備の注意点の巻
◎その2→ フェリーに乗船して の巻
◎その3→ 雪道走行の注意点 の巻
◎その4→ [2015年・初売り] ジェームス編・低い敷居の巻
◎その5→ [2015年・初売り] イエローハット編(相田みつを 湯飲みの巻)
◎その6→ [2015年・初売り] ジョイフルエーケー編(ママさんダンプの巻)
◎その7→ [2015年・初売り] ホーマック&サンワドー編(スネークカメラの巻)
◎その8→
とんぼ玉製作と思いがけない再会の巻
◎その9→
食べ物 総集編
「その9」 からの続き
(※文中の各画像はクリックで約800×600サイズに拡大します。)
■駐車場の雪山
非積雪地の方々には想像困難かもしれませんが、降り積もった雪をどのように処置するか?については、いろいろな方法があります。私の実家のように、個人宅でも玄関先(私有地)のみロードヒーティング設備を導入する場合もありますし、所定の雪捨て場(という場所が定められているのです!)に運び込む場合もあります。
でも、スーパーや量販店の広い駐車場では重機で除雪するのが(工数的に)精一杯ですので、駐車場の一角に雪を貯めておくのが一般的です。以下はその例です。
雪山の規模 がお分かりいただけるでしょうか(クリックで画像は拡大)。
<↓左:オートバックス環状通光星店の駐車場 右:イオン札幌元町店の駐車場>
■重機も走る
住宅地(仲通り)の除雪は、町内会ごとに除雪車を依頼する場合もありますが、その場合は地元市民が活動を開始する前の時間帯(AM4時くらいかな)に除雪車がやって来ます。しかし前述したように、雪捨ての都合上、昼間でも幹線道路上をフツーに重機やダンプトラックが走っていることがあります。公道では、こうした
「働くクルマ」 たちへの気配りも必要 です。
<↓道路を除雪したり所定の場所に雪捨てするため、重機やダンプトラックが活躍>
■トレーラーヘッドのタイヤチェーン
「働くクルマ」 は働けないと致命的ですので、要すればトレーラーヘッドもタイヤチェーンを付けることがあります。ドライバーさんも生活がかかっています。こうした配慮により、
道内の物流が支えられている のかもしれません。
<↓「働くクルマ」 向けサイズのタイヤチェーンもあり。画像はタートルタイプ(亀甲型)>
■バイクもタイヤチェーン
年賀状だけでなく、一般の郵便配達にもバイクは欠かせません、たとえ雪国であっても(本当の豪雪地帯では、ソリや徒歩での配達になるかもしれませんが)。以下は、郵便配達のスーパーカブがバイク用のタイヤチェーンを付けている例です。
<↓バイク用タイヤチェーンの例。はしご形のほか、画像のタートルタイプもあります>
実は私自身も、地元(札幌)に住んでいた頃はバイク(ホンダMB-5、2スト50ccで7psのオンロードバイク、MBX50FやNSR50のご先祖様に相当)にタイヤチェーンを付けて雪道を走っていました。バイクで雪道を走る。その頃の経験が、「
雪や氷の路面状態を読む」 ことに今でも役だっています。
■フェンダー内の雪に注意
雪道を走ると、自車のタイヤが跳ねた路面の雪がフェンダー内に溜まり、雪氷へと固まります。フェンダー内で成長した雪氷が強固に固まってしまうと、ステアリング操作により前輪を左右に転舵しようとしても、雪氷の固まりがそれを阻害しますので、走行後は定期的にフェンダー内に付着した
雪氷を取り除く 必要があります。スキーを趣味にしている人なら、分かると思います。
<↓雪氷を取り除かないと、ステアリングを切った瞬間に「ガガガ・・・」と干渉音が出る場合もある>
<↓後輪も定期的に雪氷を取り除かないと、タイヤとのクリアランスが詰まる一方に>
■車内の配線はガチガチに
札幌市内でも、日中も外気温が氷点下のままであることも普通です。クルマを使おうと車内に乗り込むと、電気系の配線類は寒さでガチガチに固まっています。車内の室温が高まるまで、配線類をムリに曲げたり伸ばしたりしない方が無難です。
<↓iPhone5sにつないだ電源コードも、氷点下では支えが無くても
直立不動状態でピンと立つ>
■物置も耐雪構造
北国の住宅は、以前は三角屋根(雪が屋根に積もらないように傾斜角が大きめ)もありましたが、現在はほとんどがスノーダクトだと思います。スノーダクトは俗称 「
マジンガーZ型」 とも呼ばれる屋根の構造で、内側中央に向かって緩やかな傾斜が付いています。
雪を家屋周辺に落とすのではなく(雪害防止)、雪を屋根の中央に集めて溶かすルーフヒーティングを備えています。外観上、家屋は四方が壁で囲まれるので屋根が見えず(フラットルーフ的)、雪を屋根の上に集める型式から、あたかもホバーパイルダーやジェットパイルダーがマジンガーZの頭部とドッキングする状態にたとえて、「マジンガーZ型の屋根」、と俗されています。
それ以外の構造物は雪の重みに耐える必要があるため、たとえば物置などはジグザク折りになっています。以下はその例(実家の物置)です。なお横方向に水平に突き出た棒は降雪センサーで、前述の自宅玄関先のロードヒーティングのON-OFFを感知します。
<耐雪構造の物置の例。屋根がジグザク形で耐荷重をアップ>
■頭上に注意
道民ではごく普通の認識ですが、内地(>本州のことです。道民は本州のことを内地と呼びます。ちなみに沖縄の方々は本土と呼ぶらしい)から観光で訪れる人々にとって認識が希薄になりがちな点が、「
頭上注意」。徒歩でも路面が滑りやすいため、皆さん足元には注意されますが、実は建物の出入口では 「
積もった雪や溶けた氷が上から落下する恐れあり」 を認識する必要があります。
<↓頭上注意の標識の例。
その4 [2015年・初売り] ジェームス編・低い敷居の巻でも述べました>
■「つくもたん」 と 「ぐんまちゃん」
元旦の新聞に、九十九電機(つくもでんき)の初売りのチラシ広告が入っていました。見ると、「つくもたん」 の福袋があるらしい。1万円以上の買い物をしたお客様にも、先着でプレゼントされるらしい。
しかし 「1万円以上」 という敷居が高めの 「つくもたん」 に対し、「ぐんまちゃんBOXティッシュ」 は来場者プレゼントとして無料配布されるらしい。どうやら北海道でも 「ぐんまちゃん」 人気はあるらしい。
<↓「ぐんまちゃん好き」 で 「つくもたん萌え~」 な方々にとっては、最高のコラボらしい>
<↓こちらは1月4日(正月3が日経過後)に召還された、パナソニックナビのパナ子さん>
■「わくわく」
みん友さんに 「
わくわくの達人」 がいらっしゃいますが、正月の新聞広告にも 「わくわく」 なるものが複数種類、載っていましたので画像記録してあります。
<↓サンワドーの広告より。「ワンちゃん・ワクワクおやつセット」 税込み1000円とな・・・>
<↓ホクレンホームセンターでは「わくわくセール」、イオングループ・ザビッグでは「わくわくデー」>
今年は去年以上に 「わくわく」 できるイベントがあればいいな、と思います。
■限定品
ご当地グッズは全国各地でありますが、とりわけ北海道限定品・・・というものは集客力がある(つまり
商売になりやすい)ためか、いろいろなものが企画されているようです。以下はその一例です。
<↓左:ハローキティ関連(チロルチョコ詰め合わせ) 右:乳酸菌入り雪ミク飲料(各パッケージ)>
<↓こちらもハローキティとコラボのベビーソックス3点セット。毛がに、うに、いくらバージョンあり>
我が子に 「うに・クツ下」 を履かせたい、と思う親御さんはいらっしゃるのか?
母親が 「ハイ~、○○ちゃん、今日のくつしたは毛ガニですよ~!」 などと言いながら履かせるのか?
子供にとっては、それこそ
「わくわく」 しちゃいますな(違・・・。
<↓こちらは帰路の途中(@新潟県)のサービスエリアで購入した、カントリーマァムの笹だんご味>
■フェリーにて
帰路のフェリーでは、持参したDVD:「ドランクモンキー・酔拳」 や 「ハウルの動く城」 だけでなく、船内シアターで上演していた 「名探偵コナン」 も(子供を連れて)見ることに。
<↓夏だと北海道ツーリング目的のバイクも多いが、冬はさすがにバイクはほとんど無し>
<↓今回の帰路では、船内映画(の一部)はコナン君でした>
映画鑑賞は無料、とアナウンスされていますが、恐らく
それを含めた乗船料金設定(コスト勘定) になっているハズですので、見ないと損かもしれません。今回とは航路が異なりますが、その昔、舞鶴港(京都府)→小樽港(北海道)航路で片道30時間を船内で過ごしたとき・・・だったかな・・・「猿の惑星」「続・猿の惑星」「新・猿の惑星」「猿の惑星・征服」「最後の猿の惑星」と、5連チャンで映画を見たときは、さすがに疲れたという記憶があります。
■ハイタッチ!drive
フェリーに乗っている間であっても、海岸近郊では電波が届くため、ハイドラが通常の場合と同様に作動することがあります。
<↓表示エリアを広げてみると・・・何と!遠く離れたアメリカの地でハイドラを立ち上げている方も>
<↓海岸近郊で通信がLTEのうちは軌跡も正常表示。画面は通信が3Gになった直後のキャプチャ>
■帰宅後のクルマの汚れ(融雪剤)
帰省を終えて東京に戻ると、塩化カルシウム(融雪剤)を始めとするボディの汚れが激しいです。年に2~3回くらいしか洗車をしない私であっても、帰省直後は必ず洗車します。
(ということは、年に2~3回帰省するってコトは、普段は一度も洗車しない・・・ってコトの裏返しになるな・・・(汗)。)
私が普段、どれくらい洗車をしないかというと、洗車をしたときに 子供がビックリして小学校の宿題の題材にしたくらい・・・なのです(汗)。
<↓「みつけたよ」 というテーマで出された小学校1年の宿題>
<↓私の洗車行為が、子供にとってニュースだったらしい・・・>
<↓テールランプの形からBP5Dレガシィ(後期型)で、リヤスポ付きと分かる>
<↓「洗車をしているところを見たことがないのでびっくりした」、と明記されている>
ちなみに、上記のオリジナルの作業風景は以下ですね。
<↓ボディの右側全体にイタズラによる10円パンチを喰らったあと、DIYで傷の修復をしている風景>
さて、話を 「今回の帰省から戻ってきたあと」 に戻しますと。
<↓帰宅後の汚れの様子。
塩カルは放置するとマズイので、さすがに洗車しないワケにはいかない>
■洗車のお手伝い
前述のごとく、めったに洗車をしないものですから、今回の帰省後の洗車タイミング(必然性があっての洗車)に合わせて、子供たちがお手伝いしたい・・・と言い出しました。意見を尊重して、手伝ってもらいます。まずは服装を濡らしたり汚したりしないようにするため、雨カッパ(簡易レインコート)を着させます。
<↓まずはボディ全体に水をかける作業から>
<↓ボディシャンプーを使って汚れを流します>
そういえば、札幌に帰省中、オートバックスのチラシに 「コアラの手」 なる洗車グローブがありました。「ゴリラの手」 なら知っていましたが、「コアラの手」 ですか。
<↓「ゴリラの手」 じゃなくって 「コアラの手」>
そのうち 「猿の手」 とか 「チンパンジーの手」 とか出てくるのか?
背中をかくときの 「孫の手」 の 「奥の手」 は、先日、
みん友 さんが買った 「アストロプロダクツの手」 でしょうか。
(その後、
別のみん友さんも 同じモノを入手されていました)。
■洗車後
普段、洗車しないぶん、逆に
洗車キズは少ないのでは? と思っています。で、今回もザッとシャンプー洗車しただけの状態ですが、ボディの表面は以下のような状況です。
<↓基本的に、新車納車時にディーラーでボディコーティングをしただけの状態>
<↓過去、10円パンチ被害のDIY修理とドアパンチ被害のDIYデントリペア時に磨いただけの右側>
年式(2006年式)を考慮すると、つやつやピカピカにメンテされている方々にはかないませんが、年間で放置している(年に2~3回しか洗車していない)割りには、案外キレイに見えるのではないかな、と思っています。
■あとがき
2015年・帰省記シリーズの各ブログのPVは、ブログアップ当日分(公開初日)の当該記事が約200~300、ユーザー全ページでは一日あたり2200~2700でした。数字に幅があるのは、朝に更新するか夜に更新するかによって、当日アクセスいただいた数に幅が出るためですね。
「足あと」 機能によると、あくまでザッと見たときの印象ですが、アクセスいただいた方々の約3~4割がエクシーガユーザーさん、約2割がエクシーガ以外のスバルユーザーさん、約4割が国内他社ユーザーさん、残り1割が外車ユーザーさん(と、みんカラ・プラスユーザーさん)でした。
<↓まだ1月の途中ですが、今月上旬のアクセスはこんな感じ>
今後も 私なりの視点 で、ムリのない範囲(=マイペース)で、私らしい記事(ブログ&整備手帳など)を上げていこうと思います。改めて、今年もよろしくお願い申し上げます>ALL。
これにて、「2014年末→2015年始」・レガシィでの 東京→札幌 帰省記 を終わります。
シリーズ全体で10話に及び、かつ毎度の長文にも関わらず、お読みいただいた方々には感謝いたします。