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調布市のKAZのブログ一覧

2018年01月08日 イイね!

【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその1・開梱&確認編

【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその1・開梱&確認編fcl.さんの新型LEDライトのモニターに当選しました。適用車種はスバル・エクシーガ、適用部位はフォグランプ(型式:HB4)です。

以下、商品到着後の開梱から実際に装着して使用するまでの状況を、「1.開梱&確認編」「2.装着作業編」「3.インプレッション編」 の3つのブログに分けて、レポートします。


■素早い到着とその陰で
2017年の12/12(火)に モニター応募ブログ をアップしたのち、12/20(水)に 「みんカラ」 より当選通知メッセージをいただきました。その後はfcl.さんと直接メールでやりとりさせていただき、12/24(日)に商品が届きました。当初、商品発送予定は12/25(月)~1/6(土)とされていましたから、fcl.さんの対応がいかに素早かったかが分かります。

<↓300名ものモニター当選者への対応でお忙しいハズですのに、fcl.さんの発送は極めて迅速でした>


ただし、当選の連絡通知から商品受け取りまでの流れの中で、一点だけ疑問がありました。

まず最初に、カービュー側からいただいた当選通知メッセージの中で 「指定された連絡フォーマット」 に則って、「当選者が記載すべき項目」 を 「漏れなく」 fcl.さんにメール連絡しました。次いでfcl.さんから初めて返信をいただいたのですが、それは 「配達希望日や時間指定、あるいは営業店止めの指定がなかったので、そのステータス(指定希望無し)にて商品をすでに発送した」 旨のご連絡だったのです。

我が家では、家族ともども不在なことが多く、もしも配達希望日や配達時間帯の指定が可能だったならば、最初からその指定を入れてfcl.さんにご連絡を入れたのに・・・当選通知にも連絡フォーマットにも、配達希望日や時間帯の指定に関する言及は、一切ありませんでした。

カービュー側とfcl.さんとの間で詳細の申し送りが不徹底だったのでしょうか? 配達時間帯指定の意思表示をする機会がなく発送されてしまった点が、少々残念でした。最終的には無事に商品を受け取れましたが、次回以降もモニターチャンスをいただけたなら、今回の経験を活かした対応をさせていただこうと思いました。


# 決して当選者が偉そうなことを言う意図はなく、
# なるべく(不在による)宅配業者さんのムダ足を
# 排除する ように配慮すべき、との考えからです。

■開梱して中身を確認
商品を無事に受け取ることができたあとは、早速、中身の確認をします。LED本体(2個セット)のほか、取扱説明書、結束バンド(5本)、角度調整用の六角レンチ、イモねじ(2個)が同梱されていました(後述します)。

開梱してまず目に飛び込んできたのが、本体のヒートシンク(放熱フィン)。実際に手に取ってみると、かなりの大きさ(積層表面積)を占めていることが分かります。ただし個人的な感想としては、ヒートシンクの大きさはデメリットとは感じません。むしろ、安定した駆動を得るために必要な積層表面積を積極的に確保する構造を採っている点に、fcl.さんの 放熱性を重視する考えがしっかりと反映された設計 になっていると感じます。


<↓一見するとヒートシンクの大きさに圧倒されそうになりますが、それは逆に放熱性重視の現れ>


<↓恐らく、フィンのピッチ、積層枚数、放熱効率、形状、強度、そして製造性を加味した設計かと>


<↓発光部は、3連LEDを180°対角(左右側面)に配する構造。軸の先端(トップ)にはLEDはない>


■コントローラーの筐体は小さい
次に、取扱説明書を熟読します。交換作業の手順は容易に想像がつきますが、製品独自に何か注意点があるかもしれませんので、作業前に取説をよく読んで中身を理解しておくことは重要です。

<↓取扱説明書からの抜粋。下図のような構造を取っています。コントローラー部は、案外小さめ>


私などは、かつて BHレガシィのHID(ヘッドライトのバーナー)をBGレガシィのプロジェクターライトに移植する などしており、第一世代のHIDに慣れた者です。2000年の7~8月頃の話です。当時の第一世代のHIDはバラストの筐体がとても大きかったため、私見ですが、現代のLEDのコントローラー部はとてもコンパクトに感じられます。

<↓コントローラー部。縦×横のサイズは、まぁ ありますが、奥行き(薄さ)は小さいのでコンパクト>


<↓そこで、実際にコントローラー部の筐体の大きさを、大雑把に測って(外寸を把握して)みます>


<↓あくまでラフな概略値ですが、「縦×横×奥行」≒「28mm×47mm×16mm(凸部にて)」 でした>


■ハーネスを含む各部の長さ
せっかくスケール(直尺)があるので、ラフ計測ではありますが、引き続きハーネスのおおよその長さを計ってみます。

<↓左:「ヒートシンク~コントローラー」は90mm強  右:「コントローラー~コネクタ根元」は約75mm>
 

・「ヒートシンク~コントローラー」 間 : 90mm強
・「コントローラー~コネクタ根元」 間 : 75mm強
・「コントローラー~コネクタ先端」 間 : 約140mm

これだけのハーネス長が確保されていますので、LEDフォグランプの設置にあたっては、「配線が短くて苦労する」 ・・・といったことは、恐らく多くの車両でも発生はしないと予想されます。

■LEDチップの方向調整方法とfcl.さんの親切心
次に、取扱説明書の中から 「LEDチップの方向調整方法」 について抜粋します。今回のモニター商品である fcl.さんの 「新型LEDフォグライト(ファンレス)」 の性能を引き出すためには、フォグランプのリフレクターに対してLEDを横向きにしなければなりません(※出荷時は、0°の位置で固定済み)。

<↓リフレクターに対してLEDを横向きにさせる。そのため、必要に応じて設置角度の調整が可能>
 

ここで、パッケージに同梱されていた付属品を見てみましょう。LEDチップの角度は、-45°~+90°の間で4段階に調整することができますが、その際に、本体に付いているイモねじを緩める必要があります。イモねじを緩める(あるいは締める)工具の六角レンチは付属していますが、何と、六角レンチだけでなく、「イモねじ」 そのものも2本、同梱 されていました。

<↓結束バンドが4本ではなく5本、六角レンチだけでなくイモねじも2本が同梱・・・これは良心的>


本来ならば、この 「イモねじ」 は同梱不要。さらに結束バンドにしても、片側で2本づつの合計4本もあれば足りるはずのところを、あえて5本が同梱されています。私見ですが、こうした 「万が一の際の予備部品」 を同梱 しているところに、fcl.さんの メーカーとしての良心(エンドユーザーへの配慮) を感じます。本来は、ムダなものを省いて1円でもコストダウンしたいところでしょうからね。

■QRコード
LED本体のハーネス部分に、QRコードが印刷されたタグが付けられていました。試しにスマホで読み取ったところ、型番などの情報が含まれていることが分かりました。万が一、製品に不具合が見つかった場合に、このQRコードを不具合現品から読み取ることで、トレーサビリティを確保できるように管理しているのでしょうか。

<↓製品それぞれにQRコードが印刷されたタグが付されていた。トレーサビリティ確保の手段か>
 

ただ、タグは製品本体のコードに付いている都合上、実際にはそのまま車両が晒(さら)される外部環境(風、雨、雪、熱、振動など)の影響を受けますので、印刷が消えずに残るかどうか(耐候性を有しているか否か)は不明です。

■純正フォグランプの配光状況の確認
さて、一通りの現品確認と取説の熟読が終わったわけですが、その後、直ちにこのLED灯に交換・・・とはしません。モニターレポートですから、交換前後での変化度合いを画像記録として残したい。それにはまず、現状の純正フォグランプのままの状態を把握 しておく必要があります。

夜になるのを待ちます。

そして、交通量と人通りの少ない一本道に車両を持ち込みます。以下、純正フォグランプのままの配光特性を画像で記録したものです(HB4_12V51W、LED置換前のベース状態、フォグ点灯時はスモールライトも点灯)。


<↓例1: 純正フォグランプ点灯。運転席横、右前輪の後方より前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:08
撮影機器 ニコンCOOLPIX S9900(標準搭載レンズ)
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
最大絞り  3.8
フラッシュ  無し(強制)
35mm焦点距離 25

<↓例2: 純正フォグランプ点灯。運転席の右横に約1mの地点から前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:14
撮影機器 ニコンCOOLPIX S9900(標準搭載レンズ)
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
フラッシュ  無し(強制)
35mm焦点距離 25

<↓例3: 純正フォグランプ点灯。フロントナンバープレートの位置から前方を臨む>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:13
撮影機器 ニコンCOOLPIX S9900(標準搭載レンズ)
絞り値   f/3.7
露出時間 0.77秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
フラッシュ  無し(強制)
35mm焦点距離 25

<↓例4: 純正フォグランプ点灯。前方に立って車両を撮影。対向車の目線を模擬>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:08
撮影機器 ニコンCOOLPIX S9900(標準搭載レンズ)
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
フラッシュ  無し(強制)
35mm焦点距離 25

<例5: 純正ヘッドライトLOWビーム(HID)+純正フォグランプ点灯。両者の色温度差が顕著>

  ↑
撮影日時 2017-12-24 21:09
撮影機器 ニコンCOOLPIX S9900(標準搭載レンズ)
絞り値   f/3.7
露出時間 1.00秒
ISO速度  ISO-200
露出補正  0step
焦点距離  4mm
最大絞り  3.8
フラッシュ  無し(強制)
35mm焦点距離 25

純正のフォグランプ(HB4_12V51W)は、総じて言うと
 ・手元しか照らさない。
 ・照射範囲内で光束ムラがある(>これはリフレクターのデザインによる影響が大)。
 ・ヘッドライト(HID)との同時点灯時は、光束の境界線の前後で色温度差が激しい。

これが、今回のモニター品のLEDに置換されたとき、どのような配光特性を見せるのか? 光束のムラは解消方向に作用するのか? 美点だけで要改善点はないのか?・・・など、興味が湧くところです。



「モニターレポートその2・装着作業編」 に続く。
 ↓
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2018-01-09(Tue.) : 更新
【fcl.】新型LEDヘッドライト フォグランプ ファンレス(HB4) モニターレポートその2・装着作業編 をアップロードしました。
Posted at 2018/01/08 00:41:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | carview タイアップ企画 | クルマ
2018年01月05日 イイね!

[スバル・BRAT] ロゼット洗顔パスタ(白子さん・黒子さん/似て非なるもの)

[スバル・BRAT] ロゼット洗顔パスタ(白子さん・黒子さん/似て非なるもの)今回のブログは、久しぶりに 「息抜きブログ」 です。過去に 「似て非なるもの」 という内容のブログを2本、挙げていますが、今回もそんな感じのものです。

あくまで個人的な感想であり、特に意味はなく、思ったことをそのまま書く次第です。


■スバル・BRAT
これまでにSUBARU(旧・富士重工業)が販売したトラック(ピックアップ)は、サンバー、BRAT、バハ、という感じでしょうか。その他にも、台湾ではドミンゴのトラックも販売されていたようです。フジマイティは車両の架装部分(塵芥収集ユニット)ですので、富士重工業製のトラックではないでしょう。

さて、その中のBRAT。知っている人にとっては 「今さら」 ですが、レオーネベースの輸出専用トラックです。英語で 「BRAT」 と言うと 「小僧」 ってな意味になりますが、元々は Bi-drive Recreational All-terrain Transporter の頭文字が車名になったものですね。毎年11月頃に開催されるスバル感謝祭(矢島工場祭)では、日本国内のBRAT(逆輸入車)オーナーが多く集まる風景も、知っている人にはよく知られた光景です。


<↓1978年式スバル・ブラット>


世の中には珍しいWEBサイトもあるもので、今でもBRATの壁紙(「1920×1080」、「2048×1536」、「2560×1600」 の各サイズ)を得ることのできるサイトもあります(→ http://www.wsupercars.com/subaru-1978-brat.php )。

■見る角度や色によって、受ける印象が変わる
そんなスバル・BRATですが、雑誌の誌面上では、見る角度や印刷の色によって受ける印象がずいぶんと変わってくることに気がつきました。

<↓モーターファン別冊「創業100周年記念・歴代SUBARUのすべて(平成29年12月13日発行)」より>


BRATは後に角型ヘッドライトを採用するのですが、これは丸目4灯モデルです。フロントフェイスの部分を拡大してみます。

<↓ヘッドライトの直下にフロントバンパーがある>


■似て非なるモノ?
上記の画像を人間の顔に例えると、ヘッドライトは”目”に、フロントバンパーは真一文字になった”口”に相当するようなイメージです。・・・とすると、にわかに思い浮かぶのが 「ロゼット洗顔パスタのTV-CM(※1)」 です。

(※1)恐らく40~50代以上の人にしか分からない、昔の白黒TV-CM。
    youtube に「なつかCM」 として動画が挙がっています。

<↓ロゼット洗顔パスタのTV-CMのキャプチャ(キャラクターに特徴あり)>


<↓実写とアニメを合成して宣伝するという手法も、当時としては斬新>


CMに登場するキャラクターの顔(の造形)が非常に印象的で、何と、目の下にすぐ口があります(>子供にとっては怖いかも)。目の下に口がありますが、決して 「クシャおじさん(※2)」 ではありません
(※2:知らない方々はググってね。wiki にも載っています。)

ここで今一度、両者を比較してみましょう。

<↓左:スバル・BRATのフロントフェイス  右:「ロゼットでぇ~す!」>
 

ヘッドライトの直下にフロントバンパーが来る」 というBRATの造形が、「目の下にすぐ口がある」 というロゼットのキャラクター造形に見えて仕方がありません(>あくまで個人的な印象です)。

<↓スバル・BRAT>


<↓「ロゼットでぇ~す!」(白子さんと黒子さん)>


<↓再びスバル・BRAT>


<↓再び白子さんと黒子さん>


いや、もう、私の頭の中には 「BRATのフロントフェイス(丸目)」 ≒ 「ロゼット洗顔パスタの白子さんと黒子さんの顔」 という図式が刷り込まれてしまいました。だからといって、日常生活で何か困ることがあるか? と問われると、何も困ることは無いのですが(特に他意はございません)。

なお念のため、これまでの過去ブログで 「似て非なるモノ」 を扱ったものを以下に載せます。


◎フォルクスワーゲンUP! と カールおじさん → こちら (& 日産フーガ と 牛バカ丸)
◎年改区分E型エクシーガ と バオー来訪者 → こちら

ということで、新年早々、
オレは久しぶりにッ! 「息抜きブログ」 を書いたぞーッ!!
バルバルバルバルー!!



<↓クルマのフロントフェイスから受ける印象には個人差があります・・・悪しからず>
 
Posted at 2018/01/05 00:38:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ クルマ関係(ネタ) | クルマ
2018年01月04日 イイね!

[2018年・初売り] イエローハットにて(私的な備忘録・その2)

[2018年・初売り] イエローハットにて(私的な備忘録・その2)2018年のイエローハットの初売りは1/3(水)から。

今回のブログは、事前にチラシ(広告)を入手してから店舗(@イエローハット調布店)で特売品を買うまでの様子について、個人的な備忘録として記しています。


◎[2018年・初売り] スーパーオートバックス編は → こちら


※(2019-01-03):追記
  ネット検索でこのページへたどり着いた方々へ
  2019年の初売り情報(スーパーオートバックス、イエローハット)は
  こちら → [2019年・初売り] バーチャルショッピング(オートバックス&イエローハット編)

■WEBチラシで閲覧可能
前回のブログ(スーパーオートバックス編)では、オートバックスのWEBサイトにアクセスしても、WEBチラシには特売品の価格にモザイクがかかっており、LINEで友達登録しないと確認できない・・・ということを記しました。

しかしイエローハットのWEBサイトでは、初売りのチラシがそのまま掲載されており、どの商品がどんな値段で売り出されるのかを事前に把握することができました。


<↓オートバックスとは異なり、パソコンでWEBサイトから初売り情報(チラシ)を得ることができた>


しかし、実際には元旦の朝刊とチラシを別途 買っているため、詳細は新聞折り込み広告版のチラシで確認しました。

<↓3000円以上の買い物で、相田みつを氏のグッズ(今年はマグカップ)がもらえる企画は健在>


<↓初売りは1/3(水)から。個人的には、オートバックスの初売りとかぶらないので、ありがたい>


正直に言うと、イエローハットで買いたい商品はあまりないのですが(>失礼!)、相田みつを氏のグッズが欲しいので、何とか(ムダ買いにならないように)合計金額が税込み3000円を超えるような商品の組み合わせを考えます。

<↓気持ちとしては、もはや相田みつを氏のマグカップに3000円を支払うようなイメージに・・・>


<↓左:折りたたみバケツは以前から欲しかった  右:バケツと合わせて3000円超となるオイル>
 

イエローハットの折りたたみバケツは、毎年、初売りに出されている商品ですが、札幌に帰省しているときも東京で新年を迎えるときも、どちらも 「あと一歩」 のところで売り切れとなって入手できなかったものです。今回は、何とかゲットしたいところ。

折りたたみバケツを入手できたと仮定すると、相田みつを氏のマグカップ確保までは、残り2800円ほどの買い物が必要。いろいろ考えた末に、3リットルですがカストロールのオイル(GTX、5W-30)に目を付けました。開店と同時に入店すれば、何とかなるはず。あとは当日を待つばかりです。


■初売り当日、店舗にて
1/3(水)の初売り当日は、10時の開店よりも約15分早いAM9:45頃に調布店に到着しました。この時点で、店のドアに並んでいる人は一人のみ。ただし、駐車場で開店待ちしているクルマが2~3台ありました(寒いので車内で待機)。

その後、店員が現れて定刻の少し前に入店開始。すぐに私も続き、2階に上がります。


<↓折りたたみバケツは予想以上の人気。全10個中、開始後2~3分間ですでに4個が売られる>
 

私も何とか折りたたみバケツをゲットし、1階に降り戻ります。・・・が、目を付けていたカストロールオイルが見あたりません。この時点で、AM10:10頃です。

<↓カストロールGTX、5W-30を探しても見あたらず。チラシには個数限定とは書かれていないが>
 

店員さんに所在を尋ねたところ、すでに売り切れと判明。個数は、(チラシには書かれていなかったが)3缶を用意していたとのこと。「すみません、開始から10分と持たなかったですねぇ・・・。」 とは、店員さんの弁。これで 「相田みつをマグカップ作戦」・・・最低限の買い物で3000円を超えるようにする・・・の計画変更を余儀なくされました。

結局、その場で折りたたみバケツ以外の購入商品(の組み合わせ)を再検討することにしました。


■店内を探索
せっかく数年振りに?調布店に来たので、他にも何かめぼしい商品が無いかどうか、店内を見て回ります。ステアリングホイールカバーがありましたが、ふと 「今、安くなっているワケではない」 と思い直し、こちらは購入を控えました。

<↓レガシィで使用中のステアリングホイールカバーが痛みつつあるので、買い換えしたいが…>


<↓デザインが気に入ってもサイズ違いだったり、サイズがクリアできても好みに合わなかったり>
 

ちょっと残念。
いずれ機会がくれば買おう。

結局、初売り特価品のコーナーに戻り、次の組み合わせ(での3000円超え)とすることにしました。


<↓安くても、買っても使わないものはムダになるので買わないようにする。必要性を検討する>


<↓左:ライトニングケーブル。使用中のものが痛んできたので  右:ガラコ、これも使えるので>
 

折りたたみバケツ+ケーブル+ガラコで小計1200円ほど。残り1800円程度の買い物候補としては、(画像には出ていませんが)カストロールのエンジンオイルで2番目に安く売られていたものにしました。

■今年の購入品
こうして(実際に使用できるもので)合計3000円超となるように特売品を組み合わせてレジに並んだのですが、担当していただいた係員が清算後もマグカップを渡すのをすっかり忘れており、こちらから指摘して、ようやく手にすることができた次第です。

結局、2018年のイエローハットの初売りで購入したものは次の通りです。


<↓ここには写っていませんが、安いカストロール(GTXで当初検討とは別の粘度)も買いました>


<↓今回、手に入れることのできたマグカップ。2種類あるデザインのうち 「一生感動 一生青春」>


<↓次回以降、3000円以上の買い物で500円引きとなるクーポンも発券。でも使わないかな?>


まぁ、長年(?)欲しいと思っていて売り切れだった折りたたみバケツ(>一年中、定価では売っていますが、特価で買いたいので・・・)を買うことができたこと、今回も相田みつを氏のグッズ(マグカップ)を無事に入手できたこと、の2点を以てヨシとしましょうか。


以上、[2018年・初売り] イエローハット編 (※あくまで私的な備忘録)でした。
2018年01月03日 イイね!

[2018年・初売り] スーパーオートバックス三鷹店にて(私的な備忘録)

[2018年・初売り] スーパーオートバックス三鷹店にて(私的な備忘録)2018年のオートバックスの初売りは1/2(火)から。

今回のブログは、事前にチラシ(広告)を入手してから店舗(@スーパーオートバックス三鷹店)で特売品を買うまでの様子について、個人的な備忘録として記します。





※(2019-01-03):追記
  ネット検索でこのページへたどり着いた方々へ
  2019年の初売り情報(スーパーオートバックス、イエローハット)は
  こちら → [2019年・初売り] バーチャルショッピング(オートバックス&イエローハット編)

■意味を成さないWEBチラシ
我が家では、数年前に新聞購読を停止しています。ニュースはネット経由で見ることで足りるため、紙の媒体としての新聞は、購読契約を解消して数年が経ちます。そのため、年末年始のチラシが入りません。

そこで、オートバックスの初売り情報を得るべく、WEBでアクセスします。検索ワード:「オートバックス+三鷹店」 ですぐにヒット。店舗のトップページのリンクから、容易に初売り広告のページに飛ぶことができました。1月1日、元旦の朝のことです。

WEBチラシを見て、初売りは翌日の1月2日からであることを確認。
しかし、チラシの様子がヘンです。


<↓2018年の初売り情報を得るためにアクセスした、スーパーオートバックス三鷹店のWEBチラシ>


<↓同じく裏面のWEBチラシ。WEBサイトにアクセスした日は、初売り前日の1月1日元旦時点にて>


肝心のところ(価格)にボカシが入っとるやないけーっ! これではお買い得かどうか、何も分からんやんけ!!
(※注:ブログ掲載にあたって、ボカシを入れたのは私ではありません。)

これは恐らく、当日の混乱を避けるため、初売り前日までは(あえて)価格にマスク処理をしたのでしょうか? きっと、初売り当日の朝には、マスク処理が外されて価格が公開されるのでしょう。

仕方がないので、新聞販売店に向かいます。
リアルのチラシを入手するためです。

新聞販売店では、元旦の新聞と膨大なチラシのセットを140円で入手。オートバックス以外の各種業種のチラシも大量に含まれているので、まぁこれで140円なら安いものでしょう。


■新聞折り込みチラシで確認
こうしてリアルのチラシ(新聞折り込み広告)を手に入れた私は、WEBチラシでボカシがかかっていた価格をチェックします。

<↓リアルなチラシで店頭実売価格をチェック>


<↓こちらはチラシの裏面(当然、マスク無し)>


実は、先ほどのWEBチラシでは、価格以外にもボカシが入って画像情報にマスキングがかかっていた部分があります。気になって、リアルチラシと比較してみたのが以下の画像です。

<↓左:ボカシの入ったWEBチラシより抜粋  右:ボカシの無いリアルチラシより抜粋>
 

何と、人物全体にボカシが入っていたのは、他ならぬオートバックスのイメージキャラクターである山口智充さん(通称:ぐっさん)ではないですか!
価格のみならず、自分のところのイメージキャラクターまでボカす必要があったのか?
(※タレントとの契約上、新年にならないと肖像が使えない・・・なんてこともないでしょうに。継続契約でしょうから。)

# まぁ、個人的には、私の中で 「ぐっさん」 と聞くと、真っ先に
# そのようなハンドルネームのみん友さんを思い浮かべますが。

結局、WEBチラシのナゾはナゾのままですが、とりあえず価格が判明したので次のアイテムを購入することにします。合計で1000円以上になるので、先着200人までの 「慶寿饂飩(けいじゅうどん)」 も手に入るはず。

<↓左:アドバン・ネオバを模した消しゴム  右:タイヤワックスの類(つや出しクリーナー)>
 

<↓左:窓用のくもり止め用のウェットシート  右:アームレスト取り付け型の収納ポケット>
 

■初売り当日、店舗にて
1月2日(火)の初売り当日、開店10分前のAM9:50頃にSAB三鷹店に到着。すでに15~16人が入口前に並んでいます。その後、店員さんがやって来て、「タイヤ交換の人(→ 1階のフロアで受付)」 と 「それ以外の買い物の人(→ 2階の売り場へ)」 という具合に、来店目的に応じてお客を2列に並び替えます。私は後者なので、先頭から10番目くらいに並び直すことになりました。

いよいよ時間が来て開店。
昔は、店のドアが開くと同時に 「我先に」 とばかりに各人が売り場を目がけてダッシュする光景があったものですが、今回は皆さん、ゆっくりと階段を上がって2階に向かいます。ずいぶんと穏やかな光景になったものです(まぁ、その方がトラブルも無くて良いですけどね)。

2階の特価品コーナーで、すぐに店員さんに 「アドバン・ネオバの消しゴム」 の所在を打診。すると、消しゴムは1階の売り場にあるので下のフロアに降りて下さいとのこと。何じゃそれ・・・と思いつつも、無事にゲット。1階では、レジカウンターの奥に当該商品が保管してあり、やはり店員さんに一声かけなければ見つからないところでしたが、聞いた方が早かったのでそれで正解でした。

すぐに2階に戻ります。
(この間、約1~2分)

引き続き、特価品コーナーで 「タイヤつや出しクリーナー」 「窓用くもり止めウェットシート」 をすぐに発見し、確保。しかし、どうしても最後の 「アームレストポケット」 のみ、見つけられません。


<↓チラシ掲載の特価品の多くはこのワゴン内にあったが、アームレストポケットが見あたらず>
 

仕方なしに店員さんに尋ねてみたところ、「お客様、もう売り切れたのでは?」 との回答。

いやいや、そんなハズはない・・・私は開店と同時に入店し、特価品コーナーにいなかったのは最初の1~2分間のみ。2階に戻ってからずっと、この特価品コーナーにいるが、ワゴンの棚の中はまだキッチリと各商品が在庫している。もしも本当に 「売り切れ」 ならば、商品を抜き取った分だけ、展示ワゴン内に空いたスペースができているハズですが、そのような痕跡もありません。

・・・と説明したところ、「商品番号を教えて下さい、確認してきます。」 と言って、対応いただいた店員さんはカウンターの奥に引っ込んでいきました。しばらくしたのち、「ありました、コレですね。」 といって商品を手渡ししていただけました。

・・・ってコトは、最初から展示されていなかったのでは? という疑問がぬぐえませんでしたが、まぁ入手できたから良いか。きっと、特価品もある程度の数がさばけてきたところで、あとから補充するつもりだったのかもしれません(あとから店にきた来客が、特価品がもう無いのか、と騒がないようにさせるための施策なのか? これもナゾですが)。

最後に、せっかく来たのだから、割引率の高いものも購入しよう・・・とその場で考えて、次の一品のみ追加で買うことにしました。まぁ割引率が高い(50%OFF)とは言っても、元値が599円ですから、安くなっても数百円程度のゲインでしかありませんが。


<↓割引率の高くて安いもの、という視点から追加購入>


次にオイルも見てみます。かつては、このSAB三鷹店の初売りで Mobil1 の 0W-40 を良く買っていたものでした。ですが今年はそのオイルの特価指定は無し。売り場も、0W-20などのエコオイルがほとんどを占めるように様変わりしています。

<↓今や時代はエコオイル。粘度の高いオイルの取り扱い自体が減っているような気がします>


そんな中、elfオイルで私の知らなかった粘度区分のものを発見。10W-55 だそうで。10W-50 でも 10W-60 でもなくて、10W-55。この区分の elfオイルって、以前からありましたっけ?
(※スバルディーラーで売っているelf オイルの粘度区分は、10W-50 だったはず。)


<↓elf オイルで10W-55 を発見。水平対向EGやターボEGに最適、などと書かれています>
 

<↓10W-55のオイル缶のパッケージ。4Lで税抜き6499円の販売価格設定でした>
 

■その後
このような具合で、「WEBチラシが役に立たない」 → 「新聞配達店でリアルチラシを入手」 → 「事前に買う物をセレクト」 → 「当日は、店員さんに聞かないと所在が分からない特価品もあった」 → 「何とか当初の計画通りに特価品を購入できた」 という流れになりました。

<↓結局、5品目を購入。トータルで千円ちょっと>


<↓個人的に気に入ったアドバン・ネオバを模した消しゴム。トレッドパターンも再現されている>


ところで、実際の初売りが行われた1月2日(火)の夜22時頃に、再度、オートバックスのWEBサイトを訪れてみました。そこでWEBチラシを見てみたところ、相変わらずイメージキャラクターのぐっさんにはボカシ入り。客寄せリード(特価品)の価格にもモザイクが入ったままで判別不能。・・・という状態でした(→ https://mitaka.autobacs.jp/09/event/1801/newyear_sale_01.jpg )。

初売り後に、画像のマスクが外されていませんでした。果たして売る気があるのでしょうか。あるいは単なる正規画像への入れ替え忘れでしょうか。このへんもナゾのままですが、スタッフさんにおかれましては、身体を壊さずに業務に励んでいただきたいと思います。それと同時にオートバックス(企業)さんには、来年以降も価値ある初売り特価の継続設定をお願いしたいところです。


以上、当方の視点による 「私的な初売り備忘録(スーパーオートバックス編)」 でした。

(「イエローハット編」 に続く予定。)
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2018-01-04(Thu.) : 更新
[2018年・初売り] イエローハットにて(私的な備忘録・その2) をアップロードしました。
2018年01月01日 イイね!

[エクシーガtS] EJ20型エンジンからのオイル漏れ(まとめ編・純正フィルタ&ミニチェンジャー)

[エクシーガtS] EJ20型エンジンからのオイル漏れ(まとめ編・純正フィルタ&ミニチェンジャー)エクシーガの駐車スペースの床面にオイル汚れあり。原因は、劣化した純正オイルフィルタのO-リングからオイルがこぼれたためと判明。

同時に、別事象であったがオイルパンにオプション装着していたワンタッチ切り替えバルブ付きドレンプラグ(ミニオイルチェンジャー)にも油滴を確認した、というところまでが、これまでのあらすじです。


<EJ20型エンジンからのオイル漏れ>
◎前編(症状の確認) は → こちら
◎後編(究明&対処) は → こちら

■履歴の巻
前回のブログ(後編) の文中の 「ディーラーへの連絡票(作業依頼)」 にも載せてありますが、これまでエクシーガは、距離(あるいは季節)に応じてオイル交換はしているものの、オイルフィルター自体は交換していませんでした。

理由は、これまでの個人的な経験則により、「オイルフィルタが詰まるほどの(=通路抵抗が増すほどの)コンタミが溜まることはない」、「オイル交換のたびごとにフィルタも毎回交換することは、省資源(エコ)に反する」・・・との考えによるものです。

したがって、エクシーガは今回のディーラー入庫時点で 「オイルフィルタの交換履歴はない」=「新車納車時から純正で、ラインオフ状態のまま」 となっています。

仮にユーザーがDIYでオイルフィルタを交換したならば、フィルタの締め付け不足によりオイルがにじんでしまう場合もあり得るでしょう。しかし今回はライン組み状態のままです(→ そのため、念のため保証が利くかどうかを事前打診した、という経緯にもなっています)。

事実は
 ・オイルフィルタは純正品でライン組み(交換履歴なし)
 ・オイルは状況に応じて交換(直前のオイルは5W-30)
 ・納車から数年間は、フィルタからのオイル漏れは無し
 ・この冬に入り、突然に漏れ症状が出現(点検で発見)


■推定の巻
現車確認した際、オイルフィルタ(EJ20型ターボでは、フィルタは垂直方向の上向き姿勢でエンジンに装着)の一部分にリークが発生していたのではなく、筐体全体がWET状態であったことから、O-リングの全体(=ほぼ全周)から漏れていたと考えられます。

O-リングは、装填時に微小圧縮される(つぶされる)ことでシール機能を発揮しますので、
 ・緩く締めると → ヘタりにくいが、圧縮力不足により初期に漏れやすい
 ・きつく締めると → ヘタリやすく、あとになってから劣化により漏れやすい

したがって、今回のオイル漏れのストーリーは、
「フィルタが比較的、きつく締め込まれて(装填時のO-リングの圧縮率が高くなって)おり、その分、O-リングがヘタリやすい状態であった」 → 「(高圧縮率状況下で)熱履歴の繰り返しによりゴムの劣化が促進し、硬化した」 → 「シールラインの有効面圧が低下して」 → 「油温変動、油圧印加のサイクルに追従しきれずに、ある程度の時間が経過してから漏れ出した」
と考えています。


<↓当然ながら、オイルフィルタは締め付けが弱くても強すぎてもダメ(組付時はオイルの塗布も必要)>
 

※ちなみに、今まで乗ってきた 「BC5A型レガシィ・セダンRSターボ(レッドマイカ)」、「BG5B型レガシィ・ワゴンGT-B(ロイヤルブルーM)」、「GDA-C型インプレッサWRX(WRブルー)」、「BP5D型レガシィ・ワゴンGT spec B(ダークグレーM)」、「YA5A型エクシーガGT(紫)」 とも、オイルフィルターの交換インターバルは2車検毎かそれ以上でしたが、すべて漏れなしでした。

今後の反省としては、
 「オイルフィルター本体は何ともなくても、O-リングがヘタることがある
と認識し、適度に交換していこうと思います。


■ワンタッチドレンプラグのオイルにじみについて
さて、ここから先は、スバル純正オプションの 「ワンタッチON-OFF切り替えバルブ付きドレンプラグ」、本名・麓技研の 「ミニオイルチェンジャー」 からのオイルにじみについて考えてみます。

<↓今回の点検のタイミングで、ボールジョイント部分からのにじみを発見したわけですが・・・>
 

まず、「オイルパン~ドレンプラグ」 の間からは、オイルにじみの発生はありません。この部分には、ミニチェンジャー付属のパッキンは使わずに、スバル純正のガスケット:「11126AA000」 を適用していますが問題ありません。

<↓付属のガスケットは膨潤しそうだったため、当時の判断で純正ガスケットに交換済みでOK>
 

次に、ミニチェンジャーの内部構造と材質について 「おさらい」 してみます。現品確認の結果から、オイルにじみは、ボールジョイント部分から発生していることでほぼ間違いないでしょう。

<↓当時のカタログより。ボールジョイントのシールは、下の右画像で 「4.Seat」 が担っている>
 

構成部品の各材質については、麓技研の仕様ページ で確認すると、「本体:真鍮(鍛造)」、「レバー:SUS材」、「ボール:真鍮Crめっき」、「シート:テフロン」、となっています。これは、私のモデル(旧型)も現行モデルも変わらないでしょう。

■新旧モデルの比較
今回のことがあって、久々に 麓技研のWEBサイト を訪れたのですが、ミニオイルチェンジャーは乗用車用のほか、中・大型トラック用・建設機械・発電機用など、バリエーションが大きく広がっていました。同時に、設計変更による仕様改善も何度か施されているようです。

<↓「バンジョー~ユニオン」 のごとく、装着時に首振り可能に>


<↓ON-OFFコックに、誤操作(誤作動)防止のレバークリップが付属するモデルもある>


<↓私のモデルはストレート排出型ですが、現行モデルは排出経路がL字型になっている>


ここで、私が使っているモデルと現行モデル(New SXシリーズ)とを較べてみましょう。実は、両者の間にもう一世代、(WEBサイト上では)旧型と呼ばれているOld F100シリーズが存在していますので、私のモデルは二世代分の旧型、ということになります。

<↓左端:現行モデル、中央:旧モデル、左端:私がレガシィとエクシーガで使っているモデル>


<↓私のモデル(二世代前)と旧型(Old F100シリーズ)との主な仕様差の例>




ボールジョイントのシールを担うテフロンシートを保持する 「2.Cup」 と呼ばれる部品(エンドキャップに相当)が、内六角から外六角に、それに伴って工具の係り代の確保を兼ねて圧肉化されていることが分かります。

次に、現行モデルのカット画像が載っていたため、確認します。すると、テフロンのシール部材が二重化されているような・・・?!


<↓現行モデルのカット画像(麓技研のWEBサイトより)>


テフロンシート(画像で(B)の部分)は変わらないが、(A)の部分が追加されている?? 特に記述は見られませんが、シール限界に対する耐力の向上が図られているように見えます。

■オイルにじみの推定原因
ここで再度、私のモデル(レガシィとエクシーガに適用の旧々仕様)の内部構造を見て見ます。

<↓前述の画像の再掲(左側がオイルパン側、右側がドレン側です)>


「3.ボールジョイント」 に対して、左側(オイルパン側)にも右側(ドレン側)にも 「4.テフロンシート」 が配置されていますが、このテフロンシートは 「1.Body」 の中で、外側の 「2.Cup」 から締められているだけの構造です。

つまり、「ボールとテフロンシート」 は、カップが所定の位置まで組み付けられることにより 「初期の緊迫力が与えられる」 だけであって、温度変化や経年劣化により変化するかもしれない両者(ボールとシート)のスキマに追従するだけの、新たな加圧力が与えられるわけではない。・・・と考えられます。

ここで、ボールはCrめっきこそされていますが母材は真鍮で、ボディもカップも真鍮ですから、これらの構成部品の熱膨張率は同一。したがって、温度上昇/温度下降によるクリアランスの拡大/縮小はないものとしてほぼ無視できるでしょう。

ON-OFFのコックは通常、OFFのまま(オイル交換時のみ、ONの位置に動かす)ですから、作動回数は極小のため、「摺動による摩滅」 もほぼ無いものと考えられます。・・・とすると、コックがOFFの位置のままで 「動かない」 ことによって、長期間に渡って 「(コックOFFの位置にて)テフロンシートが ボール開口部または自身の切り欠き端部で 徐々にクセ付け」 されて微小に変形してしまい、運転時の振動 も加わって ピンリーク→微小リーク→ボール部分からのにじみ に至った、と推定しています。

したがって、今後の対処療法としては、次の3案を検討します。

(1)ときどき(例:1~2ヶ月に2~3回ほどの頻度で)、オイルをドレンさせない程度に
  ON-OFFのコックの位置を少し動かすことで、ボールとテフロンシートの
  相対位置関係を可変させてなじませて、同じ位置でのヘタリを防止する。
  (もちろん、数回摺動させたあとはコックをOFFの位置に戻す。)

(2)ワンタッチドレンプラグの 「ボディとカップ」 の間に 「合いマーク」 を入れておき、
  エンジンや車体からの振動で 両者の相対位置関係にズレが生じていないか
  どうかを容易に目視確認できるようにしておく(緩んでいた場合は増し締めする)。

(3)走行距離、または適度な経過日数に応じたインターバルで、
  ワンタッチドレンプラグにオイルにじみが無いかどうか、目視確認する。


<↓上記の案(2)の説明図。もしも「カップ」が緩んでいたなら、テフロンシートのシールも不十分に>


いずれにしても、普段から(たとえ動かさなくても)クルマの状態を把握しておき、適度のタイミングで点検をしておけば、大事に至る前の兆候段階で異変を察知できると思います。そして仮に異変を察知できた場合であっても、常識や既成概念にとらわれないトラブルシュートを心がけたいものです。


以上、私見を含めての長文になってしまいましたが、何らかの参考になれば幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。
Posted at 2018/01/01 21:56:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 【エクシーガtS】 | クルマ

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