[純正流用+自作] カプチーノ流用インタークーラー・ウォータースプレー(Vol.1 流用部品の紹介)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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エクシーガtS(年改区分E型、EJ20型ターボエンジン搭載車)に、インタークーラー・ウォータースプレーをDIYで自作・設置しました。
後日、パーツレビューに部番・購入価格などの詳細を載せますが、まずは先行する形で、この整備手帳で主な純正流用部品(システムを組むために用意した部品類)を紹介します。
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まずは、インタークーラー・ウォータースプレー用のタンクから。
ズバリ、スズキ・カプチーノ純正のウィンドウ・ウォッシャー用タンクを流用しています。エクシーガ(2.0Lターボ系)のボンネット内にピタリと収まる自動車メーカー純正のタンクを探した結果、カプチーノ用にたどり着きました。
スズキ純正品ですので、スズキ・ディーラー(アリーナ店)で購入しました。ちなみにインプレッサSTIのタンク(大まかに言って容量12Lと4Lの2種類あります)は、エクシーガに流用するには形状的に困難だと判断しました。
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インタークーラー・ウォータースプレー用のモーター(ポンプ)は、BPレガシィ純正のウォッシャー・モーター(ポンプ)流用しています。
「スズキ・カプチーノの樹脂タンクにスバル・レガシィのモーターが組み合わせ可能か?」が今回の流用技のキモの一つなのですが、結論から言うと、まったく問題ありません。
モーター(ミツバ製)は、各自動車メーカー向けにサイズがほぼ同じであり、まるで測ったかのごとく、レガシィ用モーターはピタリとカプチーノタンクに装着できました。
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スズキ・カプチーノ純正のウォッシャータンクをエクシーガtSのエンジンルーム内に固定するためのショートパーツ類です。
汎用のアルミ板とボルト・ワッシャ類はホームセンターで入手。2種類のゴムブッシュはどちらもスバル純正品で、大きい方はレガシィのインタークーラー・ステーに付属するブッシュ、小さい方はレガシィなどのオルタネーターカバー用のステーに付属するブッシュです。
どうしてゴムブッシュをホームセンターではなくスバル純正品で流用したか?というと、エンジンルーム内で使用できる純正品質(耐熱性・耐振動性など)を備えていると考えられるからです(お客様感謝デイなどで割り引きで購入できる、という理由もあります)。
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肝心のインタークーラー・ウォータースプレー用のノズルは、軽自動車のステラ(OEM版ではない、富士重工製)のリヤウィンドウ用を流用します。広角拡散タイプになります。
当初は、BPレガシィ用のフロント・ウィンドウウォッシャ用の拡散ノズルを流用する予定でしたが、実際にレガシィ用とステラ用を購入して噴射実験してみると、ステラ用の方が拡散角度が広いことが判明。ステラ用を2連装することとしました。
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こちらは分岐ジョイントです。この分岐ジョイントもBPレガシィ純正品です。
ステラ用のノズルを2連装することにしましたので、モーターからのゴムホースを分岐させる必要があり、BPレガシィ用を流用することにしました(ワンウェイバルブは、当初BPレガシィ用(86634AG000)を購入しましたが、ステラノズルに内蔵されているようで使いませんでした)。
なおゴムホースは当初、ノズルを1個で済ませる予定だったことから、ステラ用の長いもの(約3.1m、部番:86655KJ010、フロントからリヤウィンドウまでの配管)を購入しました。しかし結論として、ノズルの2連装化に伴い、短いものを3本用意すれば済むことになり、これもBPレガシィ純正品を流用しています。
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インタークーラー・ウォータースプレーをON-OFFさせるためのスイッチは、エーモンのロッカスイッチを使うことにしました。アイテムNo.1290で、DC12V-10Aの仕様です。
ON状態で内蔵ランプが光るタイプとしました(配線の仕方により、パイロットランプはON時のみの点灯、あるいは常時点灯、のどちらにも配線できます)。同様なものは他にもありましたが、エクシーガの盲栓パネルの大きさにちょうど合うもの(画像参照)を探すと、このアイテムNo.1290となりました。
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その他のショートパーツ。
配線(+-)、ギボシ、ギボシのカバー、(画像には写っていませんが)ゴムキャップ、タイラップ、両面テープなど。
エクシーガのターボ車向けのインタークーラー・ウォータースプレーは、「スズキ純正部品(カプチーノ)&スバル純正部品(ステラ、レガシィ)」の組み合わせで実現可能です。
なお、拡散ノズルをインタークーラーではなくラジエーターに向けてセットすれば、ターボ車だけでなくNA車にも流用(ラジエーター・ウォータースプレー化)できますので、エンジン水温が気になる方はご参考まで。
整備手帳「Vol.2」以降は、DIYによる実際の流用作業について順次、公開していく予定です。準備が出来次第、アップロードします。
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2014-05-27 : 更新
整備手帳 「Vol.2・カプチーノタンクとレガシィモーターの組合せ」 をアップロードしました(
http://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/2792424/note.aspx)。
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