スカイアクティブやマツダのコト

スカイアクティブシリーズはＣＸ－５を発表してこれで３機種目。
街でもＣＸ－５の走っている姿をたびたび見るようになってきたなー。

個人的にはあんまり出ないかと思ってたSKYデミオもけっこう人気のようで、道ですれ違う割合はSKYとノーマルエンジンとで半々くらいじゃないかと。

アクセラはよく見かける。
SKYは多いと思う。
でもそれ以上にSKYグレード投入前の1500ccのモデルがめちゃめちゃ多いけど。。。



徐々にスカイシリーズは拡大、アテンザのフルモデルチェンジも年内だしねぇ。


でもたくさんの新技術や新機能、革新的な改良を詰め込んでいても、やっぱり今ひとつ認知されていないような・・・。

ネットが発達して誰でも簡単に情報が集められるようになったけど、その情報が正しいのか間違っているのかは自分で判断しないといけない。
だから車を買うにはネットで事前に調べることも大切だけど、実際に見て触って乗って、営業の人の話を聞いて考えないといけないはずだと思う。

とくにマツダというメーカーはメディアの使い方や宣伝の仕方が下手だし、１０年前くらいに広告で値引きバンバンにやって「叩き売り」状態だった時期もあり悪いイメージを持っている人もいる。

そういう先入観を捨てて、実際にマツダのお店に行って車に乗ってみると「あれ？けっこう良い」って思うことがあるはず。実際自分がそうだったし(自分は「なにコレめっちゃ良い！」だったが)、マツダの車は初めてっていう友人も同じコトを言っていた。

内装にお金がかかってないのはいつもだけど、今回のＣＸ－５はうまくできたと思う。
シンプルにまとめつつもちょっと高級そうに見えるｗ

マツダは内装下手(自虐ネタ)なんだけど、見えてないとこにお金をかける。
コンパクトカーにしては高い防音性があるデミオ。側面衝突に備えてのドア内部のフレームは平均的な他メーカーより多い。また車体裏側の空力アンダーカバーは国産コンパクトカーならまったくいらないとさえ思えるが豪華に下位グレードから(仕様変更になったノーマルグレードのスマートエディションⅡにも標準装備)設定あり。

アクセラにしたってそうだ。マツダの車の中で世界販売台数No.１を誇るこの車は、求められる欧州車並みの水準を充たすためにコストをかけて造られている。プラットフォームをボルボ、フォードと共同開発しているのも世界戦略を狙ってだが、みんな知らない・・・ｗ

アクセラに搭載され、ＣＸ－５にももちろん付いている新型ＡＴ、スカイアクティブドライブ。
このパーツにしても単に「６速化して一段増えて燃費向上です」ってだけでは決してない。

このトランスミッションはＡＴのもとからある欠点である「すべり」を抑え、アクセルワークで車速がリニアに反応し、かつロスが減るため燃費向上にも繋がる。
エンジンからのチカラが１００％伝わっているロックアップ状態を現行ＡＴに比べ倍にまで拡大している。
単にロックアップ率を拡大するだけでは、変速する時に衝撃が出てギクシャクしたものになってしまう。それを防ぐために高価な電子部品を多く使いスムーズな変速を実現している。
結果、燃費も良くなったがより車を「運転している」コトが意識でき、ＢＫアクセラにも乗っていた自分だからわかるが、確実に「速くなった！」とわかる。


正直言って車の構造をある程度わかる人じゃないと理解するのが難しいですよ・・・。

わかる人間なら「おお！そうかぁ！」と関心するとこだけど、知らない人からしたら「日本語でおｋ」と言いたいだろう。





まぁ偉そうに書くとなんだかマツダの回し者だけれど、回し者にもなりたい気分だ。
マツダにはもっともっと「自分たちはこんなに凄い事をやっている」って世間にアピールしてほしいものだ。