ウール100％ウィルトン織　50万ノット品の実力とは？

おはようございます。

先日の大雪の影響で2/7が臨時休業となり、その振替で本日お仕事のTAJIROです(汗）

ふと、リビングのカーペットのことが気に掛かり・・・（笑）
そういえばこのカーペット、何年経ったっけ？と調べたら6年経過していました。

このカーペットにする以前は、ホームセンターで数千円の安物カーペットを購入し、大体1,2年でパイパンになっては買い替えを繰り返していました（汗）

これでは勿体無い＆面倒くさい（敷き替えが・・・）と思い、真剣モードでよいカーペットとは？と悩んだ末に選んだのが今のカーペット・・・購入は2012年4月でした。

価格を残していなかったのが残念無念ですが、記憶の限りではあちこち調べまくって最安値を探し、39,800円だったと記憶しています。

こだわったのが、”ウール100%であること”と”50万ノット以上のウィルトン織”であること。そして耐久性評価が最高ランクの”T-６”であることですね。

結果、6年経ってもへたりや劣化も見られず、今もフカフカの状態です。余裕であと10年はもちそう。

ホームセンターで販売されている安物カーペットは値段は数千円と安いですが、その殆どは樹脂系の下地に接着剤でアクリルの毛を植えつけただけのもの・・・経時の摩擦や接着剤の劣化で毛がどんどん抜けて、1,2年でボロボロになっては更新という無駄なことを15年以上繰り返してきたわけです(^^;)

一方、ウール100%_50万ノットウィルトン織は、素材がウールで吸放湿性が高く、撥水性をもち汚れにも強い、かつ、機械織でしっかりと高密度に織り込まれているので（最初は遊び毛が結構出ますが、それが落ち着くと）毛抜けも殆ど皆無・・・非常に長持ちします。

やっぱり、良い物をリーズナブルな価格で購入し、長く使う方が長期的に見るとお得ですね。
ポイポイ捨ててごみを出すよりも精神衛生的にも良いし(^^)

タラレバ論でシミュレーションしますが、オイラの買ったカーペット39,800円、ホームセンターの安物カーペット5,000円。前者が一生もの、後者が耐久2年として、16年経てば単純に前者の方がお得ということになります。家を建ててはや23年・・・新築時から前者のカーペットを敷いていればカーペット代は一生で4万円・・・　今の家に一生住み続け、おいらの寿命が仮に75歳とすると・・・50年間安物カーペットを更新しながら使い続けていたら12.5万円・・・おんぼろカーペットを使うという選択が如何に無駄でおバカかが分かってしまいます（気分転換という意味ではアリかもですが・・・）
うーん、最初にこれに気づいていたら、100万ノットクラスのものを買っても良かったかも（笑）

という、しょーもない家庭ネタの振り返りでした（笑）

購入時には39,800だったこのクラスの品物も、今探すと安くても6万円以上するんですよね（汗）
なんでこんなに高くなってるの？と思い調べてみたら、当時は超円高で1$＝80円の時代でした(^^;)

※参考

類似品・・・　ウール90%レーヨン10%　50万ノット　サイズ200×250　65,000円
ちょっと上級品・・・　ウール100%　60万ノット　サイズ　200×250　67,500円

デザインはともかく、スペック的に言ったら下のものの方がウール100%で織も60万ノットと更に緻密なので超お買い得ですね（笑）

参考サイト

カーペットの種類と基礎知識

※補足事項
　耐久性評価T-6とは・・・詳細を説明したサイトが見つからないので申し訳ないですが、靴文化のヨーロッパにおいてカーペットの耐久性を表す指標です。T-6は最高ランク。
T-6ランクというと、基本的に（ウィルトン織の場合）50万ノット以上の緻密さがひとつの目安となります。
つまり、50万ノットというのは、耐久性に優れてかつコスト的にも許容できる最もバランスのよいラインであるといえます。(これ以上はデザイン性、緻密性、超高級感の世界）
T-6クラスの耐久性をもつカーペットであれば、素足文化の日本においては”ほぼ一生もの”の耐久性があると考えてよいかと思います(^^)

更に追加
T-6ランクについての記載を見つけましたので以下に・・・

重歩行（商業施設など歩行頻度の高いレベル）使用で10年以上の耐久性があると認められたランク。 日本の一般家庭で使われる場合は、一度お買い求め頂いたら生涯もう二度と買い替えの必要がないと言えるほど耐久性に優れた商品