S2000の車両状態

昨日S2000の車両状態を検査に、AISというところから検査員が来た。
業者オークションに出すための検査だが、通常の業者オークションはオークション会場に出品車を持ち込みオークションに掛けるが、今回の業者オークションは車を持ち込まないので、この検査と車の画像だけで入札が行われる。
だから、非常に重要なわけだ。

その検査結果は以下の通り。

外装状態
No 名称 状態
1 フロントバンパー 小
2 フロントグリル 無
3 ボンネット 小
4 左フロントフェンダー 無
5 左フロントドア 小
6 左リアドア 無
7 左リアフェンダー 無
8 左サイドステップ 無
9 右フロントフェンダー 無
10 右フロントドア 中
11 右リアドア 無
12 右リアフェンダー 無
13 右サイドステップ 無
14 フロントガラス 中
15 リアバンパー 無
16 トランクリッド 無
17 ルーフ 無

特記事項
タイヤヒビ割れあり
コアサポートネジさわり
フロントガラス：飛び石(中)
フロントバンパー：傷(小)
ボンネット：傷(小)
右ドア：傷(小)、凹み(中)
左フロントフェンダー：傷(小)
コンソール：傷(小)
運転席：わきしわ(小)

この中で「傷（小）」と言うのは、飛び石による塗装はげで、だいたい１・２mmだ。
右ドアの「凹み(中)」も飛び石によるもので、大きな石が当たってできたらしい。

一番気になるのはフロントガラスの傷で、傷自体は小さな物だが、ガラスの中まで傷があったらしい。
車検には問題ないと言うことだが、フロントガラスの傷は小さくても気になる。

「コアサポートネジさわり」と言うのは、フロントバンパーを止めているネジが回されていると言うことらしく、バンパーの交換等もなく、何故回したかは不明とのことだった。

リコールを調べたが、平成12年2月21日届出に次のようなものがあった。

緩衝装置の前輪用ナックルのロアアーム取付部の剛性に余裕がないため、サーキット走行等の過酷な走行を繰り返し行うと、ロアアーム取付部に過大な荷重が加わることから、当該ロアアーム取付部が疲労により破損し、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。

改善措置の内容が、当該ナックルを対策品と交換するになっているので、このためじゃないかと思われる。

評価としては「４．５」と言うことだった。
新車が「１０」で、新車並みが「６」、目立った傷がなくかなり綺麗が「５」、やや傷があるが充分綺麗が「４」なので、「４．５」は中古車としては綺麗ということなのだろう。