昔々のこと、とある里はひどい旱魃にみまわれ、これ以上雨が降らなければ
作物は全滅してしまうところでした。
「かつて雷雨の中から飛び出した龍馬の像がF明寺にある。雨乞いをしてみよ
う」
と、里の人達はすがる思いでF明寺に行き、雨乞いの呪文を唱えました。
すると、たちまち雲が湧き、大粒の雨が降り出し、枯れていた田畑は潤い、
青々と生きかえりました。
「これぞまさしく、八大龍王の使いと言われた雨を呼ぶ龍馬神に違いない」
と喜び合い、龍馬神に対する信仰を篤くし、里の宝にしたそうです。
この龍馬神の霊験はあらたかで、その後、雨乞いの神事にもしばしば使わ
れ、近年では昭和13年と23年の旱魃にも行われ、必ず雨が降り村を救った
そうです。
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龍馬神、貸してあげたい。。(:;)