【挑戦】ダウンジャケットを洗濯してみる

購入してから何年着ているだろうか？基本的に物持ちがいいのも理由の一つだろうけど。

この一着だけで冬を乗り切っているわけではないのだが、やはり首周りが皮脂で汚くなっている。2006年冬にドライクリーニングに出してもらったのだが、金額ばかりが高いだけで綺麗にならなかった。これは残念だった！

で土曜日。
朝8時過ぎからお犬様と戯れ帰宅したあと、ネットで洗濯方法を検索し実行に移す。
なになに…洗濯のできるダウンジャケットはダウンの量が多いもので、フェザーが多いものは適さないらしい。安いものになると「ダウン」ジャケットとは名ばかりで、「フェザー」ジャケットと言ってもいいような商品が多いとのこと。では僕のはどうだ？裏地のポケットを見るとダウン８０％、フェザー２０％なので自分で洗うことはできるようだ。

下準備は首周りと袖口を液体洗剤の原液で汚れ落とし。
洗濯機にぬるま湯を入れ、清水の舞台から飛び降りる心境でダウンを漬けこむ。中の空気が出て行かず難儀したが、何種類かのネットの情報を総合した方法で洗う。脱水は数分のみにとどめるらしい。そして裏地を表にして陰干し。

外に何時間か干していたが、水滴がとめどなく落ちている。中の羽毛が乾くのにはすごく時間がかかりそう。なので浴槽の乾燥機能を使って時間短縮を試みたが…

翌朝見てみると表面はほとんど乾いたが、銀色の裏地に変な茶色いシミが全体的に見て取れる。柔軟剤が落ちきっていなかったのか？しかも中の羽毛は固まったまま。これでは洗濯前よりも酷い状態に。しかも大きさも洗ったためだろうか、２サイズくらい大きくなってしまい…というかこれでは捨てる他ない。彼女には失笑されるし。「なんで自分で洗ったのよ！？」と。。。

これで開き直ることができた。捨てる覚悟でもう一度洗ってみる。今回は洗剤や柔軟剤を使わずお湯のみで。脱水も５分程度行い入念に。陰干しはNGらしいので、最近、近所に出来たコインランドリーの業務用のような乾燥機を使う。


結局普通の「温風」と「高温乾燥」で1時間半近く乾かすと…なんと！元の状態に戻った！フワフワ感も完全に戻り、大きさも元通り。首周りや袖口もドライクリーニングなど比較にならないほどキレイになった♪

冗談抜きで商売できそうなくらいに、である（自画自賛）

中のダウンが固まり、変なシミができ、サイズが大きくなって一度は後悔し捨てようと思ったダウンジャケット。非常に手間はかかったが、復活した。

春の訪れは早いようだが、この冬はもう暫く着ることができそう。今週も寒い日が多いらしいし。