ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ購入記 - SVJは歴史に名を残すか
とは言ったものの・・ロードスターの発表でSVJシリーズは合計1700台。これに63も加わる。
6000万円台の高額車両が限定とはいえ1700台・・500万円代のジョンクーパーGPでも2000台なのに。
仲間ではランボルギーニを降りる人が続出。
ウラカンEVO、ウルスは必死のプロモーション虚しく今年に入って販売数は激減。
おそらくウルスは市場(ユーザー)に評価されていない。値落ちは激しいと予想する。
アヴェンタSについてはディーラーが買い取りを渋る始末。
市場は依然として飽和。初期型アヴェンタはついに2000万円台まで値を落とす。
SVも市場に潤沢に流通。限定の名はどこへ?
少数派にこそスーパーカーの真意はあった。入手困難さに価値があった。
リセールバリューはユーザー(市場)の素直な評価。
それが低下する事は、ユーザーに求められていない事のあらわれだ。
憧れだったランボはもういない。
ボクはスポーツカーに乗りたいわけじゃなかった。
スピード恐怖症なボクはドヤれる存在感のアヴェンタに価値を見出していたんだ。
アヴェンタはもうスーパーカーじゃなく、単なる高級セグメントのスポーツカーでしかない。
リーマンショック。ランボルギーニの販売数は激減したにも関わらず、
フェラーリの販売台数は横ばいを保った。
ランボルギーニはフェラーリのように上質な顧客獲得に失敗した。
欧米での評価も依然としてフェラーリが高い。
元から勝敗は決まっていた。いつでもスーパーカーはフェラーリであり、
抱き合わせ販売で市場を飽和させ、
価値を落とすようなメーカーがフェラーリを超えられるはずがないのだ。
マクラーレンも苦戦している。ディーラーの買取は積極的ではない。
高額車両は価値を保つため、ディーラーが買取り、市場価値をコントロールする傾向にある。
買い取らない(委託のみ)ということは自ブランドを放棄しているのと同義だ。
スーパーカーは趣味性が高い。単なる消耗品と違うのだ。
価値が落ちてゆく消耗財的なクルマなんて日常使いのアルファードでお腹一杯。
そんなボクにアヴェンタドールSVJが届こうとしている。
3台目のアヴェンタドールだ。拒否する権利はボクにはない。これはもはや苦行。
スーパーカーが納車されるワクワク感をメーカー自らユーザーから奪うとはな。
ユーザーを、足元を見つめて欲しかったぜランボルギーニ。
経済成長を果たすため、各メーカー、新型車両が目白押し。
今の時代、スーパーセグメント自体が飽和状態なのだ。
その中でも一定の価値とユーザーからの指示を得るフェラーリ。
どんだけ各社スペックで争ったって
本当のスーパーカー的価値はフェラーリにしかないようにさえ今は思える。
スーパーカーはね、スペックじゃないんだ。そのメーカーが構築した世界観に乗ることなんだよ。
いつかフェラーリの世界の魅力に気づいた時はボクも乗ってみたい。
さぁ現代スーパーカーへ飽きたセレブたちへ。
ネオクラシックベンツはいかがでしょう。
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アヴェンタドール | 日記
Posted at
2019/03/06 13:41:56