渡米して1週間を超えましたが、
特筆すべきこともなく通常の生活を送るようになってしまいました。
観光に興味がないボクにとって
東京に比べるとまったくつまらぬ生活です。
広い室内を持つヴェンザがなかなか快適になりました。
都市部の駐車場は狭いので、広いアメリカといえど結局このサイズ感がちょうどいいです。
米国にはアルファードが存在していないのですが、
アルファードこそ米国でもっともウケるクルマなんでなかろーかと思ったりもします。
停めておくだけで結構汚れるので
初洗車をしました。クルマ社会が故、洗車専門店が至るところにあります。
なかなかトリッキーな洗車機でした。
拭き上げ、室内もちゃんとやってくれます。
こういう体を動かす系の仕事はメキシカンが多いですが、
彼らはアジア人に次ぐほど手先が器用と言われ細かい拭き取りもしっかりやってくれます。
ファーストフード系をいろいろ回りました。
アメリカンなフードはおいしいのですが、それ以外は特に舌が満足するということはありませぬ。
観光というほどでもないですが、
サンタモニカに行ってみたりしました。住んでるエリアから40分ほどです。
ここ最近は天気があまりよくないです。
それでもビーチは広大でキレイです。
ただボクはさほどビーチが好きじゃありませぬ。
大きいビーチ沿いにはピア(桟橋)があって、お店がひしめきあっています。
ボクはレドンドビーチというところに住んでいるのですが、
近くにはいくつかピアがあって、
レドンドビーチ、ハモサビーチ、マンハッタンビーチ、サンタモニカビーチとあります。
地価は左から右へと段々と高くなり、白人率も上がっていきます。
白人が集まるエリアは地価が高いです。地価が高いから白人が集まるのかもしれませぬ。
移民系、黒人系と比べると白人の収入は高い傾向にあります。
移民の国、自由の国と言われながらもヒエラルキーの頂点にいるのは白人。
いや頂点はユダヤ人なのかな。
レドンドビーチは比較的安い部類なのですが、それでもワンベッドルームで
ビーチ沿いだと25万~と高額です。
最高の気候を持つカリフォルニアですが、
冬季ウツ、四季よる気圧の変化で体調を崩しやすい人にはこの上ない天国だと思います。
この気候を求めて全世界から移民が押し寄せるので
多種多様な人種がおり、レイシストの比率が少ないのがまたいいところでもあります。
アメリカ中部、南部はいまだにアジア人に対する差別は残っていると聞きます。
さて、ビジネスですが、とっても苦戦しております。
実働するのもままならない状態であります。各種手続きがとっても面倒です。
いい具合に米国人の働きが陽気というか、ルーズです。これは文化ですね。
日本では絶賛話題中の長時間労働を強いるブラック企業とかいろいろ言われていますが、
日本は血筋的にそういうのを受け入れてしまう文化になるのでしょう。
米国の場合は労働を強制されたら訴えるし、そもそもボイコットされます。
そして金曜日の労働意欲がとっても低く、申し込み電話しても稼働してねーよみたいなケースに
見舞われたりもします。
とはいえ彼らは平日のワークタイムは猛烈に動く傾向にあるようです。
ぱぱっと仕事を終わらせてあとは家族や友達との時間に費やす。
まぁ総合的な印象。やっぱり合理主義ですね。
米国用のオフィスですが、以前の渡米で借りたものはこの先の事業計画を考えると
どうしても手狭だったので、新しい事務所を契約することにしました。
なかなか広いくせに安いです。
米国は一人一部屋みたいなとこがあるのでオフィスが細かく仕切られているケースが多いです。
過剰な倉庫とか付いてたりもします。
ITのスゴイ人たちもスタートアップは自宅倉庫からというのも聞くので
ひよっこのボクにはかなり贅沢なスペースでもあります。
日本との時差が昼夜逆転ということもあり、
ボッチな時間があるので来週からはまた学校に通うことにしました。
今回はヨーロピアンが多い学校をチョイスしました。
プライベート時間でラングエッジエクスチェンジに参加してみました。
日本語を学びたい米国人と英語を学びたいアジア人の集いみたいなやつですね。
なかなかエキサイティングな時間でした。
段々と仲間が増えてきて段々と日本に帰りたくなくなってきている様子ですが、
やっぱり米国を知れば知るほどあらゆる面で東京の底力に圧倒される毎日でもあります。