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ぜんせー(`・ω・´)のブログ一覧

2017年01月31日 イイね!

ボクの秘書はアメリカ人

カリフォルニア滞在2か月。

たった2か月で日米の何が語れるのかと突っ込まれること間違いなしだが、
目的は起業。多数派の駐在員、学生ビザの面々とはまた違った視点でボクの日常は動いている。

コネクションもなくただ茫然とハリウッドに立ち尽くしていた3か月前のボクと今では別人のようだ。

起こったこと、失敗したこと、そのすべてを書き記したいが、
開かれたBlogの中では言えるネタが非常に少ないのが少し残念だ。

渡米直後、右も左も分からず孤独に苛まれ、食事すらオーダーできない状態から脱却するために、
ボクは日本人のアシスタントを雇った。
彼女のおかげで、家を得て、より安定したエリアに移り住み、口座を作り、
事務所を借り、そして学校に通った。
さらに新しい日本人の従業員を紹介してもらい、正社員として迎え入れた。

そしてようやく業務スタートというラインに立ったが、
日本人の面々は想像よりはるかにスキルレベルがかけ離れていた。悪いほうに。
しかも専門職ゆえ、雇用コストは高い。
加えて、認可手続き、生活とオフィスのためのインフラ設備で飛ぶようにお金が出て行った。

コストだけが増していき、それなのにマーケットに入り込むコネクションも手立ても
なにも手にできていなかった。空中分解はもう目の前だ。
さすがに自分の”行き当たりばったり起業”もここまでかと腹を決めた。

なんとかしなければいけないのになんにもできず、
RedondoBeachを眺めながら、あのカモメさんと一緒に飛べたらどんなに素敵かなぁと。
そうやって茫然としているボクに学校のオーナーママが声をかけてくれた。”娘を使いなさい”と。

すぐさま娘さんを紹介してもらった。
数年間日系企業に勤めたのにメール一本で解雇を言い渡された彼女。
日系企業ではもう働きたくないと。恨みはピークだ。
でも若く、美しく、ダイナミックなアメリカンの彼女は活力に溢れ、
この子と一緒に仕事ができれば成功の道筋が見える。そう感じた。

トライアルでいいからと彼女を口説き、数日間行動をともにした。
共にした時間の中でアメリカで事業を起こし、成功したいということを熱心に伝えた。

数日後、オーナーママからお呼びがかかり、
娘が一緒に働きたいと言っていると伝えられた。
こうしてボクは彼女の獲得に成功し、彼女は秘書となった。
それどころか、ママの旦那さんも出てきて協力すると申し出てくれた。
彼らはボクがどんどんお金を失っていくことに悲観して、
出世払いということで格安で引き受けてくれた。

そこからさらに話が広がり、彼女の弟と出会うことになった。
英語学校を経営する彼は、youtubeやpodcastなどで多くのファンを持つ先生でもある。
彼もボクに興味をもってくれた。これから日本に数年間滞在する彼だが、
日本でも必ず会おうということになった。いつか彼と日本で事業が一緒にできたら
どんなに楽しいだろう。

それでもボクはまだマーケットに入り込むための機会を得られずにいた。
日本から開発者を呼び、事は進んでいるのに、一向にマーケットに入り込む機会を
得られずやきもきしているボクをみかねて、彼女はフィアンセを紹介してくれた。
ボクの業界に精通する知人を持つその彼と彼女の力のおかげで、
一気に事が進展し、明確な目標が見えてきた。

こうしてボクは支払うべき人的コストを日本人からアメリカ人に切り替えた。
思い切った雇用形態の変更には法的リスクが伴う。
そのケアも秘書の知り合いのアカウンタントが担ってくれた。

コストは大幅に下がり、事業の道筋さえも見えてきた。
アメリカンの秘書が入ってきて、ものの数週間で状況は激変し、
RedondoBeachを眺めて、生姜焼きを自炊する生活は一瞬で終わる。
今は寝る時間も十分に保てないほどの生活だ。

これに比例して、ボクの中にも変化が訪れる。
秘書の彼女は自らチャリティー団体を結成し、動物愛護と、ホームレス支援の活動に従事していた。
毎日長い時間彼女といるわけなので、そこに至る経緯や思いをボクは知ることになる。
ひどく感銘を受けたボクは、目に入ったホームレスに支援をするようになった。

昨日は足にハンディを負ったホームレス女性が車椅子に乗りずらそうだったので、
手伝った。何か飲みたいというので、スタバにより、ジュースを差し入れた。
FreeWay出口にいるホームレスにも渡米直後は知らぬふりをしていたが、
いまではささやかなドルを渡すようになった。

彼女はチャリティー団体を設立し、多くの寄付金を集めているが、
一銭も自分で取ることはしない。非常にシンプルな生活をし、
迷える犬、猫達となんらかのハンディを負ったホームレス、
一人でも多く、手を差し伸べたいと願っている。

ボクと彼女は多くの討論を行い、より多くの人を救うには会社を大きくして、
利益を上げ、そして分配することだということに行きついた。
これはボクの目的と彼女の目的がピタリと一致した瞬間だ。
一緒に働く人間同士を強く結びつけるもの。それは報酬でもなく、雇用形態でもない。
情熱なのだ。


欲望のままに利益を追求し、突き進むことしか知らないドロまみれのボクと、
自己犠牲を払いながらも多くの人に手を差し伸べる彼女。
相反する存在が手を握るとどうなるのだろうか。その答えは遠くない先に出る。







・・・さて、ポエムってしまったので普通の内容に戻りたいと思ふ。






ヴェンザは絶好調で乗らない日はない。

普段使いには最適で、日本でも欲しいくらいだ。スタイルかっこいいし。

でもこのスタイルのせいなのか、見切りが悪すぎて日本じゃ怖い気がする。







先日、友人、ジャスティの家に遊びにいった。




そうさ、カリフォルニアはマリファナと酒とガンで作られている。

日本は酒以外、違法だ。

ちなみに銃は全部本物。




拳銃の下についてるのは侵入者を威嚇する強力なライト。

こういった銃が侵入者にすぐ対応できるよう、各部屋に置かれてることが多い。

勝手に他人の家に入り込んだらズドン。終了。





これは有名はスミス&ウェッソン。子供のころモデルガンで打ちまくってたのを思い出す。

実物を今この手に。



リボルバーだ。弾の径が大きく、破壊力抜群!






左はライフルの弾。

一番ぶっといのはリボルバー用だ。

先が窪んでいるのは小型拳銃用。

この窪んている弾は、標的に当たった瞬間に内部で炸裂するタイプ。

いくら銃が小さいとはいえ、一撃必殺だね。

ライフルの弾は、炸裂はしないものの、家三軒くらいはぶち抜いていく一点集中タイプですね。

敵が三軒先にいてもこれで安心!





これはハンディタイプのマシンガン。

ちゃんとホールドしやすいようにバーがついてるよ。

正直ね、ボクの筋力じゃホールド持続できませぬ。重い。




ライフルとマシンガン。

ちなみに彼は趣味で持っていて、もっぱら射撃場での使用のみ。

人を打つことだけが銃の使い道ではない。

今度一緒に打たせてもらうことになったので、ランボーしてくるつもりだ。





その後、ハモサビーチに移動。バーで楽しんだ。


レドンドビーチはリタイヤメント組、家族、ちょっとお年いった方が多い。

アジア系、スパニッシュ、アフリカンアメリカン、白人で形成される。

ハモサビーチは若い白人系が多い。渋谷的な。

マンハッタンビーチは白人。アダルティな層。銀座的な。





そのままクラブへ。

アメリカの遊び方っちゅうもんを学んだ。日本のナイトライフと大きな差があるね。

まったくアメリカン、クレイジーだぜぃぃぃー。





Posted at 2017/01/31 21:58:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | カリフォルニア | 日記
2017年01月22日 イイね!

カリフォルニアからアヴェンタドールのメンテナンス



アヴェンタのバッテリーが心配と呪文のように唱えていたら

後輩のD雄がエンジンを回してくれた。

いまのところ無事にかかるようで一安心。



んでディーラーに持って行ってもらいました。

オイル交換と、キーを認識できなくてエンジンがかからないというトラブルがたまにあるので

そこんとこ直しといてもらう予定です。ついでに長期間置いておいてもらう予定。





ついに日本から援軍が到着し、ボッチから脱出。一転して忙しい毎日を送っておる。





本社チームにビーチを見せてあげた。さほど感動していなかった。





ビバリーヒルズのショッピングモールGloveにも連れてってあげた。

やはりさほど感動はないようだ。




最近はアメリカ人の女の子が2人、プロジェクトに参加し、とってもにぎやかになった。

若く、明るく、非常にアグレッシブ。そして

日本語と英語をネイティブ級に操る彼女たちは非常に優秀だ。

アメリカ人と一緒に仕事をすると、ワークスタイルの差を歴然と感じる。



実際のところ、日本式のワークスタイルに嫌悪感を示すアメリカ人はとても多い。

オーバーワークの日常化が最たる理由だ。

そう聞くたびに、ボクは日本はそんな企業ばかりではないと叫んでいる。



そういえば本社の人材に日本人以外が増えてきている。

アジア諸国の人たちはとても優秀だ。異国の文化に馴染もうと、理解しようと必死な分、

日本人よりも献身的に動く傾向があるように思える。

マルチリンガルな彼たちの採用により、中国との取引がスムーズになった。

やはりこの先も外国人採用を強化し、他民族組織を目指していきたい。









パーティーにも誘ってもらったりした。仲間が徐々に増えてきた。

そうだボクは決してボッチなんかじゃない。




起業家はアメリカへ行け!とまでは言わないけど、

日本の起業家へ対する冷ややかな対応とは打って変わって、

アメリカにおける起業家のポジションは総じて高い。

起業家への興味は高く、非常にダイレクトな彼らとは話がとても盛り上がる。



また人材の流動性が非常に高く、

ペイメントに応じた高いスキルを持つ人間を効率よく獲得することが可能だ。



日本では個人の能力と報酬のミスマッチがよく発生している。

何もしない中間管理職の給料が高いなんてことをたくさん見たことがあるボクにとって、

アメリカのワークスタイルは日本に持ち込みたい文化の一つでもある。



が、しかし・・土地柄テック系の人材獲得は難しい。

ロスはテック系に特化しているわけではないからのぅー。

やはりシリコンバレーに行かねばならぬのかと思うと先行き不安だ。






同業界のエキスポにも足を運んだ。

日本がいかに遅れているのかがよく分かる。

もうこの先、日本にいたら取り返しのつかない遅れをとってしまうことを激しく実感した。


同業のアメリカ大手と言われる会社にも突撃した。

日本からということでオーナーが挨拶に来てくれた。

おおらかなアメリカ人だ。

巨大アメリカマーケットでトップレベルのオーナーに会えたのは初めてだ。

落ち着いていて、素朴な彼からは突き抜けたオーラを感じる。

金持ちレベルが各段に日本と違う気がしてならない。


なんとかマーケットに入り込みさえすれば勝機は見えてくるのに、

入り込むことがとても難しい。

上位の会社と取引をするにはビジネス英語、パーソナリティ、教養すべてが問われる。

自分がいかにドメスティックでグローバル性の欠片もないと教えられた時間だった。

もはや日本ブランドがあと押ししてくれるのはクルマとフード業界だけだ。









最近はいろんな料理屋に行くようになり、

日本と変わらぬクオリティを提供してくれるお店を知るようになった。

仲間も格段に増え、もはや東京と変わらぬ忙しさになりつつある。

東京が恋しい毎日に、そろそろ帰国を控えていたのだが、やはり帰るわけにはいかなくなった。




今年はほとんどアヴェンタもG63も満喫する時間がなさそうだ。気持ち的にツラし。

思い切って全部売却してしまおうかと悩む今日この頃・・

でも東京でクルマが楽しめなくなったら

ボクはそれこそ東京に帰りたくなくなってしまいそうな気もする。



まぁでも、クルマより何よりも楽しいことは起業であることに間違いはない。

もうしばらく腰を据えて、勝機を作っていくしかボクに道はないのだ。


























Posted at 2017/01/22 13:24:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | カリフォルニア | 日記
2017年01月04日 イイね!

カリフォルニアの年末年始

相変わらず年末年始の習慣が苦手ですが、今年は日本を離れていたおかげで

年末年始のバタつきから逃れることができました。

米国でのスタートアップは様々な理由で困難を極めますが、

それでも東京にいるよりはゆっくりする時間が多く、家にいる時間もずっと長いです。





家から40分ほどのところにディズニーワールドがあります。

入場した瞬間、各所にチープ感が漂います。東京ディズニーランドのクオリティに舌を巻きます。





夜のパレードは大音量で、日本に比べややクラブ的なノリです。






盛り上がりはこっちのほうが上でしょう。




しかし中の人が露骨に見えすぎて若干感情移入できないところもあります。




特にディズニー好きというわけではありませんが、

アトラクションに並ぶ時間が日本より圧倒的に少ないので過ごしやすいです。





最近はウィリーとみっちり英語をやったおかげで、

当初に比べてだいぶスムーズに喋れるようになり、聞き取りもできるようになってきました。

目についたお店にも怖気づかずに入れて、

お買い物ではいっちょまえに交渉まで行うようになりました。

最初はコンビニにいくのすらおっくうでしたが、

今ではヴェンザでFreeWayをカッとび、近場に限りナビ無しで縦横無尽に走りまくってます。






輸出入業者さんと知り合ったので、ラムバンをカリフォルニアへ輸出することにしました。

思ったより安く、大体3000ドルくらいで可能なようです。

日本に戻ったら手続きを開始しようと思います。

ラムバンだと整備してくれるところがたくさんあるので維持しやすそうです。

日本からアメリカへ輸出する時は抹消手続きをする必要があり、

更にアメリカから日本へ再度持ってくると走行距離不明扱いとなります。

アヴェンタやGクラスでこれをやると、一発で価値がなくなりますのでダメ絶対。



ちなみにネオクラベンツを高いレベルで品質を維持する場合、

信頼できる整備業者を探すのが困難なようです。

560SELとかサクっと買ってこっちで乗りたかったけど、やや諦めムードです。

整備できなくて、FreeWayとかで故障とかされたらたまったもんじゃないからのぅー。


しかし輸入が3000ドル程度となると現行アルファードとか持ってきたらいんじゃね?

と思いましたが、スモッグチェックが通るか否かのデータがないのと、

アメリカのインフラが右ハンドル対応まったくしておらず、

死ぬほど不便になりそうなのでちょっち難しそうです。







いくところがあまりないので、

ビバリーヒルズのロデオドライブで買い物を楽しみました。

久々にブランド店を回りましたが、品ぞろえの貧弱さにビビりました。







世界中のセレブに愛される!高級店が立ち並ぶ!見たことないような高級車が!

と言われる有名な観光スポットであるロデオドライブですが、

ゆうても銀座の一画程度。高級車に関して言えば日曜日の大黒のほうが

まとめて見ることができてその数も圧倒的です。

というわけで、こと自然や景色以外はたいした感動もない日々が続いております。


とはいえ、カリフォルニア。ドヤ車で一度は走ってみたいものです。

でも道が悪いのでスパカ系はダメ。腰下ズタボロ必死ですね。


そう、できればケーニッヒあたりで。





あ、いちおう言っとかないと。

Happy new いやぁぁぁぁ。


Posted at 2017/01/04 22:04:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | カリフォルニア | 日記

プロフィール

「こんな時代だから・・ボクには560SELが必要だ!w126 560SEL納車! http://cvw.jp/b/1326034/42667211/
何シテル?   03/29 12:26
ふにゃにゃにゃぁぁぁー(「・ω・)「
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