やんば館(八ッ場ダム広報センター)にて
関東最後の?巨大ダム建設予定地
2009年07月26日
現国道からは、山の斜面はるか高く、新たなJR吾妻線や、国道、県道の付け替えにともなう工事の
ようすがうかがえ、車を走らせていると、新しいメガネ橋(写真右上)なども出来上がっていました。
やがて、吾妻渓谷や川原湯温泉駅周辺も湖底深く水没し(写真左下)昔の面影もない巨大なダム湖
が出現するのでしょう。八ッ場ダム堰堤は川原湯温泉駅の下流側にできるので、そのあたりが最も
水深が深くなるようです。
現国道沿いにある八ッ場ダム広報センター「やんば館」(写真左上)の方に聞いたところ、この場所も
水深50mのダム底になるとのことです。ダムの全体像はまだ実感がわきませんでしたが、治水ダム
事業としては、かなり大規模なプロジェクトであることは間違いないようです。
首都圏への給水計画(写真右下)を見ると我が埼玉県も吾妻川、利根川(利根大堰経由武蔵水路)
荒川などを源にした間接的な恩恵を受けるわけで、洪水対策の治水も含め、この大プロジェクトの
総事業費の大きさ、水没集落の引越しのデメリット、メリットさまざまを考えてみると複雑な心境に
なりました。(汗)
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