（リード１００）エンジンを外す

実はストーリアよりメインで動いているリード１００なんですが、昨年末あたりからエンジンから異音が出てきて「余裕が出たら点検してみようと」思いつつ酷使していたら先月に抱き付きぽい症状が出たあたりから爆音になり、こりゃあかんとマフラーとプラグを外して乗車禁止にしました。

どうやらリード１００のメジャートラブルであるクランクベアリングの破損のようですが、すぐに対処しなかったためクランクシャフトとかピストンまで影響が及んだ感じで、「金がないから春が来たらやる」「金がないから自分でやる」といういつもの貧乏性が仇となりました。

ベアリング交換は街のバイク屋さんでは「高くつくから買い換えたほうが良い」と言われて断られるケースがあるらしいのですが、内燃機屋さんとかチューンショップだとエンジン「だけ」を持っていけば、エンジンＯＨという形で割と安価にやってくれるようです。京都にも何軒かやってくれそうな店があるので、とりあえずはエンジンを外してみました。

２．４万キロ走行のリード１００です。
１２年間タイヤ交換以外自分で直してきたのですが、実際は乗りっぱなしで外装もボロボロというヤンデレ状態ですがついに悲鳴をあげてしまいました。もうちょっと優しく乗ればよかったと反省しております。



シートを外すとエンジンが見えます



エンジンはフレームに１本の棒で付いてるだけなので、吸排気類やコネクターを抜いてしまえばあっさり外れます。簡単なはずですが、サービスマニュアルいちいち確認しながら慎重に作業していたので２時間ほどかかってます。エンジンをジャッキで支持しろとありましたが、タイヤが支えになってたので特段問題はなかったです。



ヘッドガスケットから何かが吹き出てました
ガスケット吹き抜けは１４年ぶり３回目です（全部原付二種でした）



↑の惨状の割にはヘッドやシリンダー内は傷もなく綺麗です




コンロッドもピストンも致命的な問題もないし大丈夫かなと思ったのですが
ピストンピンがガチガチに固くてなかなか抜けませんでした。抱きつき気味の要因かわかりませんが、ピストンが変形してピンを入れる穴の部分の形状が楕円ぽかったです



この段階でピストン周りは交換決定（シリンダはおk？）となりました、クランクシャフトも軸ブレしてたので交換必至と思われますが、クランクケースを開けてみないとなんともわからないとのことです。交換となると部品だけで３万円アップ・・



外した部品を家に置いておくと怒られるので重ねて積んでシートを被せて偽装します。廃車体のように見るも無残な状態ですが、ホンダ最後の２ストバイクなので、部品がで続けるまでは乗りたいと思ってます。



乗車禁止時からバイクカバーをかけてますが、セリアの100円カバーは数日で破けました。



今度はダイソーの製品を買いました。厚みがあり破けにくい素材でしたが、結着部が既に剥がれてました。２枚重ねにするとお互いの破けてる部分をカバーしあってるので問題がなくなりましたが・・。明らかに粗悪品ですが、先月のひどい黄砂は防げましたし、１０５円ですから出先とか短期間利用ならこれで十分かと。