ながらくネタが何も無かったのですが、
なぜか、続く時は不思議と続くもので・・・
ずっと、めぼしい物が無かったオークションでこちらを発見。

COSINA MC MACRO 100mm f3.5 AF
しかもEFマウントです。
おっ?! と思い入札。
少し競合はありましたが、『後玉くもり』ということもあってか、
おまけのEFズームとセットでお安く落札完了(^^)
コシナといえば、今やあのツァイスやフォクトレンダーのレンズを生産してますね。
今回のレンズはそれより少し前の物ですが、悪い物では無いだろうと。
何より、100ミリマクロレンズが手に入ります。
さて、到着したレンズは、

たしかに後玉くもりです。
早速、分解w
マウント内側のプレート、端子、マウント金物を外します。

マクロレンズという事もあってか、後玉は奥まっていてまだ外れません。
基盤とモーターユニットを外します。
コネクタからフレキを抜き、基盤2本,モーター3本のビスを取れば、簡単に外れます。
邪魔者が無くなったので、後玉のスカート部分をつまんで捻ると取れました。

後玉ユニット。見事なくもりです。
ところが・・・
今回はこの後が厄介でした。
後玉の前後を拭いて完了と思ったら、くもりが取れてません??
このユニット2枚合わせてあるようですが、プラで溶着してあります。
そう、EFなどと同じくバラせません(--;)
じゃあ今回は、
荒技でいきますw
ガラスの間を目見当で狙って、ピンバイスで2ヶ所穴開け。
そこから、シリンジでアルコールを注入し、フリフリ,シャカシャカ。
アルコールを吸い出しますが、ポツポツが残るので、もう一度水を注入。
吸い出した後、ドライヤーの温風で強制乾燥。
これで、くもりは取れました。
時間が経つと戻るかもですし、穴開けも一発で決まらず穴が何個も。
おまけに切粉が少し入ってます。
最終手段ということで、良い子はマネをしないで下さいね。
都合良く(?)田舎に行く用があったので、撮影してきました。
じゃあ、試写画像いきましょう。
EF60D+COSINA100MACRO ss1/500 f5.6 ISO200
次は開放
EF60D+COSINA100MACRO ss1/1250 f3.5 ISO200
次はf16まで絞ってみます
EF60D+COSINA100MACRO ss1/125 f16 ISO500
ライブビューできっちり合わせてやれば、開放でもピシッときてます。
f16だと背景が少しうるさいですね。
EF60D+COSINA100MACRO ss1/1000 f3.5 ISO200
今回は、どれも逆光ですが、青滲みも少しですし、
ハレも光線の角度によってたまに出るくらいです。
このレンズ、実売1万5千くらいで販売されていたようですが、
5Dmk3などの高画素機ならともかく、60Dなら十分実用になりそうです。
AFはジコジコ,ギリギリですがw
ラストは、先日の22-55の画像を。
EOS60D+EF22-55USM ss1/1000 f4 ISO200
f4開放です。
青色のゴーストがいい味でしょ?
今回は逆光ばかりの休日でしたw
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Posted at
2015/09/27 22:38:07